ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

今年も熊が・・・

2017-03-19 07:38:05 | 
冬山もそろそろ終盤・・・。

年末年始にグリーンシーズンが待ち遠しいなあ、と思っていたのもあっという間に春です。

自宅裏の土手にはオオイヌノフグリの青い絨毯が広がっているのを先日見かけました。

きのう『山と渓谷4月号』を買ってきました。


「季節の山歩き4月」の記事に宮城県の「蛤山」の記事が載ってるのと、もう一つ目を引く記事がありました。

151pの「ツキノワグマの通り道」で、尾瀬国立公園内で1999年と2004年に登山者がツキノワグマにおそわれた事故があり、その後、周辺を毎日巡回担当した方の記事がありました。

山の中を歩くうえでクマの存在が一番気になるので、この記事はとても参考になりました。

特に早朝4~6時によくクマを見かけ、夕方はあまり見かけなかったというところが、少し遠ざかり気味の山登りの後押しをしてくれそうでした。

朝早くに山を歩くのはすごく気持ちがいいですが、その時間はクマさんたちの時間だと思い、7時頃から登り始めるようにしようと思います。

また、山の中を歩くときは、熊が近くにいないかを意識しながら歩くことは事故を未然に防ぐうえで大事だと再認識。

クマは金属音が苦手。

など、クマの気持ちがまた少しわかってきたように思いました。

NHKで先日放送された、NHKスペシャル 森の王者 ツキノワグマ ~母と子の知られざる物語~を見た方も多いかと思いますが、子連れの母グマが人間を襲う気持ちが理解できました。

元気に育っている子熊を繁殖期のオスに殺されることを繰り返しながらも、けなげに生きていく母グマの姿をみれば、突然現れた人間を襲うのは当然の行動だったのです。

山の中は野生生物のもの。その中を歩かせていただくという謙虚な気持ちは忘れてはいけないなあ、と感じました。