ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

9月25日栗駒山

2014-09-28 01:23:09 | 登山 栗駒
宮城県の最北にある山、栗駒山に初めて行ってきた。
イワカガミ平より上の方では紅葉が始まっていて、山頂付近は見ごろとのことだった。例年よりも早いとのことで急きょ出掛けることにした。

しかし、この日は天気が悪くイワカガミ平に到着すると、霧が濃くて駐車場まわりのわずかな紅葉が見えるだけだった。
ただ夕方以降に晴れる可能性があった。到着も遅かったし登山はあきらめて今日は様子見とした。

時折霧が晴れるので、登山口の写真などを撮って時間をつぶした。


2時頃になると、霧が晴れてきた。登山道を20分ほど登ってみたが、山頂方面はまったく見えなかった。


ここの登山道を登ってせめて東栗駒山山頂まで登りたかった。
雨上がりのためか登山道が沢のようになっていたため、長靴をはいていった。

3時頃の様子。


次の日は晴れの予報だった。くやしいので車中泊して朝の栗駒を写してやろうと泊まり込んだが、風が非常に強く夜中に何度も目が覚めて、結局、日の出直前に目が覚めた。

しかし朝になっても一向に強い風はおさまらず、山頂には雲がかかり、期待が外れた。
こんなに風が強いのに登山を始める人が数人いた。
寒いのは着こめば耐えられるが、風が強い時の登山は結構つらいものである。

ご来光。


強風の中撮影。


仕事があるので朝6時頃下山。
この風景が一番良かったかも。

『日本の毒きのこ』

2014-09-23 08:17:46 | 

日本の毒きのこ
美味しいキノコは朝早くに摘み取られているので、毒きのこにめぐり会う機会が多い今日この頃。
美味しいキノコはどの図鑑にも載っているが毒きのことなると美味しいキノコと間違えやすいものが主に取り上げられているので物足りなくなってきていた。
そんな自分におあつらえ向きなのがこの毒きのこ図鑑である。

キノコの見分け方や中毒症状などが詳しくのっていて、観察した日や場所が書き込めるようになっている。
食べるキノコを探すだけではなくて、きのこに対する理解をもっと深めて欲しいというところが、売ることだけを考えて作られたのではない事が伝わってくる本である。

きのこ愛好家がためしに少量食べてみたきのこが猛毒のキノコで三途の川を見た手記が載っていたりきのこになぜかひかれてしまう人にはとてもおもしろい図鑑だと思う。

これだけ科学が進んだというのに、キノコについてはまだ分かっていないことがたくさんあるということが、一番の驚きである。奥が深いのである。

最近間違って毒キノコであるツキヨタケが販売されて買った人が腹痛を訴えたという中毒事故が起きている。

ツキヨタケなんてド素人の自分でも今では判別できるようになった。それでも間違えてしまうものなのである。

干からびつつもかわいく

2014-09-22 09:47:02 | 写真 桑沼
たぶんチャツムタケではないかと思う。


はじめチャナメツムタケかとネットで画像を見てたが、こちらは地面に生えることが多いらしく確信がいまいち持てなかったけど、チャツムタケの画像の方だと自分が見つけた状態が非常に近かった。

9月11日に見た時は幼菌が密生していてかわいかったが、18日にみたら成長してグロかった。
しかし、しわしわになっているのがかわいらしくて、アップで撮影。

9月11日はプリプリのイヌセンボンタケも一週間でカラカラに。


9月11日と18日の間に、空気中の湿度がある日を堺に急に下がり人間は過ごしやすくなったが、キノコの発生にもやはり影響が出るのだろうか。

9月18日きのこ

2014-09-21 07:08:55 | 写真 桑沼
通っているうちに気付くことがあるが、桑沼もケモノ道ならぬキノコ道が出来ていた。

遊歩道の周りを本当に縦横無尽に人が歩きまわっている跡が出来ているのである。
ほとんど斜面であるので歩きまわるには体力がいる。キノコを追いかける執念を感じた。

しかし、そのキノコ道に気が付くと、どのあたりを探せばキノコがあるのかが何となくわかってくる。踏み跡があるので藪の中にも入りやすい。
そういうわけだから、キノコ採りの人が探すようなキノコはもう残されていない。

それでもキノコ目にして良く見て歩くと(熊の気配も気にしつつ)色々なキノコにめぐり会える。

非常に小さいキノコ。
別のキノコを撮影していると、それよりも小さいキノコが見えてくる。
こういう小さいキノコは立ち止まって、しゃがんで観察しないと見逃してしまう。


この紫色のキノコも、別のキノコを撮影し始めたら存在に気が付いたもの。


一週間前はかわいい幼菌だったツキヨタケも15cmもある立派なキノコに成長。ちょっとコワい

9月18日桑沼

2014-09-20 08:33:03 | 写真 桑沼

夏のような色合いの桑沼。


そんな桑沼にもはっきりと秋の気配。

桑沼のほとりで3時間もぶらぶらして車に戻り、帰り支度をしていたらご夫婦に話しかけられた。
初めて桑沼に訪れたそうである。

何度も来ていたら熊をみたりしないのですか?と。

そういえば通い始めて3年目であるが今のところ桑沼の遊歩道で熊を見たことはまだない。
しかし暗くなってから近くの林道で車の前方を横切る熊を見たことがあるから、いるのは確実である。

写真を撮るのに夢中になっていると静けさにハッとして無理やり鈴を鳴らすこともよくある。

やはり熊にバッタリ出会うのはさけたいので、出来るだけ行く先に熊が散歩してないかまわりをよく見ながら歩いているのは確かだ。

遊歩道を歩くのは熊にとってもリスクが大きいから、たぶん現われないだろうとは思うが絶対とは言えないので、誰にでも桑沼をお勧めできるわけではないのが残念である。