アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

上野の博物館

2010年02月12日 | トウキョウ
上野の噴水。
その奥に国立東京博物館が見えます。

前が国立東京博物館。
右手が国立科学博物館。
左手が東京都美術館。
右手前が国立西洋美術館と東京文化会館。
左手前が上野動物園。
後ろに桜道と子規野球場、西郷どん,abab方面
です♪

この東京博物館はね、
明治13年コンドルの設計で創建されました。
現在のものは昭和12年に竣工したものです。
このコンドルという先生が私はとっても気になって
どんな方なんだろうとちょっと調べてみましたよ。

さてさて時代は明治時代。
明治17年鹿鳴館が建てられ華やかな夜会が
開催されておりました。

上野の博物館、
日比谷の鹿鳴館、
丸の内の一丁ロンドン、
駿河台のニコライ堂、
上野の山と駿河台という東京の街を見下ろす二つの丘と
丸の内地区のシンボルはコンドルの作品だったんです。

明治10年建築の教育にたずさわるために来日し、
8年間先生として活躍したそうです。

鹿鳴館など当初の建物はインドのイスラム様式。
そういえば残っている写真などをみると、
謎めいた香りがします。
ペルシャ模様やマハラジャ風があったり、
英国庭園だったりとなんだか混ざって混ざってな感じなんです。
地震や災害に強い建て方を考えてのことだったのかしら。
お考えを想像したりしています。

さてコンドル先生、河鍋暁斎に弟子入り。
暁英というお名前をおもちででした。
さらさら書いた絵をみていると
なんだか本当に日本を愉しんでいた様子がみえてきて
ますます気になる存在です♪
暁斎(国芳のお弟子さん)は
当時お雇い外国人にとても人気があったそうです。
モースやベルツなどもファンだったそうです。
暁斎って吸引力があるんですね。

こうやって調べてみると、知りたいことが多くって、
まだ残る明治の建物をゆっくり見て歩きたいなぁと
思うのでした。

・・・・・

とうきょうをまだまだおさんぽちゅう



2月11日

2010年02月11日 | 
ぼくの鈴はリンとなります。
ママの鈴はリンリンなります。
ただいまぼくんちはベリーダンスタイムです。
アラビアのダンスです。
ママはこのヒップスカートをつけて、
ぐるんぐるんと踊ってくれます。
きょうは雨ふる休日。



すてきないちにちになりますように


不忍池

2010年02月11日 | トウキョウ
冬の不忍池。
夕方5時10分。
枯れた蓮のあいだを鴨が泳いでました。

上野は明治元年の上野戦争で焼け野原だったそうです。
そこでオランダ人医師ボードワン博士を呼び寄せ
病院を作ろうとしました。
が博士が上野の景観の美しさをみて公園にすべきだと提案、
今の姿になったそうです。
(昨日の桜の木の下に博士の銅像があります)
1882年動物園建設
1900年日本で初めての公衆電話設置
1927年初の地下鉄上野浅草間開通
1946年街路灯が灯り
1949年不忍池で花火大会開催
などと新しいことがここから始まったことが多かったんですね。

ちょっと歴史が前後しますが、
江戸時代には江戸城の鬼門にあたる上野の山に寛永寺が建てられました。
幕府が開かれるまでは、忍が岡と呼ばれてたそうです。
江戸の頃、神田や日本橋の中心にあったお寺が
集中的に上野や谷中に移ってきたそうです。
で谷中は寺町となり石屋・大工・造園職人・和菓子
煎餅とお寺にかかわるお店が多くできたそうです。
あの時代っていろんなことがあったんだなぁと
おもいながらお散歩したりしています。
猫ちゃんが多いのもこの界隈の特長なんですよね♪

とうきょうをおさんぽ

2月10日

2010年02月10日 | 
おはよお。
さむくなったりあたたかくなったり、
冬みたいで春みたいで。
きょうはくもりぞら、雨ふるかな。
こんな日はクリームシチュウ。
ことこと煮込んでいる間は、
ぼくはお台所の片隅で
シチュウをみまもってます。

すてきないちにちになりますように


南極で息を「はぁ」すると白くならないのは、
空気にちりやほこりが少ないからなんだって。
山手線内のテレビの豆知識情報で知ったこと。


上野

2010年02月10日 | トウキョウ
上野の東京都美術館
ボルゲーゼ美術館展へ行ってきました。

ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」が
日本初公開ということで楽しみにしていたのです。
これは、謎の絵と言われています。
ラファエロ23歳の頃の作品で
女性がマントを羽織、手に車輪が描かれておりました。
が、エックス線でみたところ
動物が手元にいることがわかり
修復され現れたのは一角獣でした。
女の人にしっかりと手で抱えられているんですよね。
とても魅力的な絵で女の人の肌の白さが(特に首元)
際立ってきれいでした。
後ろの背景も瞳の色もポスターより少し明るく見え
やはり本物は違うと思ったのでした。
ダビンチのモナリザと比べられることが
あるそうです。

ボルゲーゼ美術館

イタリア、ローマ市北東部の広大な公園の中に位置する美術館。
ルネサンス・バロック美術の宝庫だそうです。
ビデオやパンフをみていて、
大理石の彫刻にうっとり。
アポロとダフネのある皇帝たちの間は素敵すぎます。
ボルゲーゼ枢機卿がコレクションしていたカラヴァッジョや
大理石に生命をあたえたといわれるベルニーニを
みることができます。
一度訪れたいなぁ。
でもちょっと無理なので(笑)
絵葉書など購入。(それくらいでHappy)
右のマルチェッロ・プロヴェンツァーレ”オルフェウスの姿のシピオ―ネ・ボルゲーゼ”
のモザイクは動物たちが音楽に聞き入る姿がとってもかわいいです。
左はラファエロ”一角獣を抱く貴婦人”です。

午後4時から5時までのたった一時間でしたが、
上野だけどイタリアに行ってしまった
気分になれたのでした。

寒桜咲いてました。

ちょっとピンぼけ・・・ですが、
写真を載せておきますね。
はんなりとした桜色きれいでした。


とうきょうをおさんぽ♪