アラブの猫

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日々の暮らし。

三井記念美術館

2023年12月22日 | 東京
おはようございます。






日本橋にある
三井記念美術館に
国宝「雪松図」と
能面×能の意匠を
見に行ってきました。



国宝「雪松図屏風」です。
江戸時代・18世紀
円山応挙筆です。


年末年始恒例の
展示だそうです。
拝観できて
よかったです。


金屏風に
けぶるような
雪や松を
見ていると
厳かな気持ちに
なってきます。



こちらは写真撮影が許可されている
能装束の展示です。


ひときわ
目を引く
紅い装束。


赤繻子地亀甲幔幕大太鼓模様縫箔
(明治から大正時代・20世紀)
大太鼓の上部がのぞいています。
大太鼓とは、能楽に用いられる
巨大な太鼓だそうです。
花菱亀甲や雲文が鮮やかに
刺繍されています。
金色にたなびく雲は
絵画のような趣がありました。


太鼓の音は
体に響いて
いいですよね。




これは
松かさに松葉、
綾杉模様です。



紅白段草花虫籠模様唐織
(明治時代・19世紀)
紅色を使用した唐織りで、
草花と虫籠を配しています。
涼しい秋風とともに
鈴虫の音が聞こえてくるかの
ようでした。



能面をそばでみる機会ができ
興味深い鑑賞となりました。
小野小町の晩年の姿をあらわしたとされる能面
(室町時代・14~16世紀)は
しわがなく
知性と品格を備えた美しさがありました。
憂いを帯びたお顔をみると
ぐっとこみ上げてくるものがありました。


非日常の風景
アートをみると
リラックスできますね。


ミュージアムショップで
ホッと一息。
三井家の歴史の本を
読ませていただきました。
遠い遠い世界の
三井家を
想像したりしていました。

三井美術館は三井本館7階にあります。

帰りに

立派な金庫を見たり


鹿を見て会場をあとにしました。
お名残おしい。

きょうもすてきな1日になりますように。
お越しいただきありがとうございます。


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