アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

やまと絵

2023年12月04日 | 東京
おはようございます。





上野で
特別展
やまと絵
受け継がれる王朝の美を
見てきました。
(2023・10・11~2023・12・3
開催されていました)





やまと絵とは
中国に由来する唐絵や漢画といった
外来美術の理念や技法との交渉を
くり返しながら、
独自の発展を遂げてきました。
四季のうつろい、
月ごとの行事、
花鳥・山水やさまざまな物語など、
あらゆるテーマが描かれてきました。


教科書で見た傑作が勢揃い、
国宝「源氏物語絵巻」
国宝「鳥獣戯画」
重要文化財「浜松図屏風」
素晴らしい展覧会でした。

鳥獣戯画の
動物
うさぎとか
かえるが
動いているのを
みていると
こちらの体が軽くなって
ほがらかな気分になってきます。
鳥獣戯画は
平安~鎌倉時代12~13世紀の
ものなんですよね。
さらさらとかいてあるようで
漫画みたいでもあり
すごいなぁと思います。
(会期中は甲巻、乙巻、丙巻、丁巻と
展示が変わりました)


・蒔絵のお櫃(№24)にはお手玉をする人が描かれていました。
・明恵上人像(№86)には目尻のしわ、まつげ、
ふさふさとした眉毛、ほうれい線、しみ、ほくろが描かれており
リアルな感じがしていました。鎌倉時代のものです。雀が二羽飛んでました。
・紫式部日記絵巻(№134)は道長の娘彰子が雲だ親王の五十日祝い(いかのいわい)
赤ちゃんをだくお母さんがやさしそうでした。鎌倉時代のものです。
鎌倉時代には速写風、スケッチ風の似絵の描法が流行ったそうです☺公開するものです。
・うたたね草紙(№227)仮名文字は読めそうで読めなかったです。
・浜松図屏風(№238)浜辺の景色が描かれていて、
手前に鳥が遊び、奥に人々の暮らしぶりが見えました。
雅な方々の暮らしとはこのようなものなのかと
ある意味いまと変わらぬこともあるなあと思いました。
菊やなでしこがかわいく描かれていました。
国宝がたくさん見れてとってもよかったです。



お土産に
「やまと絵はカレー!?」
を買いました。
やまと絵とはカレーライスであり
カレーそばであり
カレーパンなのです。
と説明書きがしてありました。
このごろ(自分への)お土産は
カレーにしています。
なぜなら
一食献立を考えなくて
いいからです。


やまと絵展は
国立博物館の
平成館で
開催されておりました。



平成館に入ると
こんな感じで
順路など
わかりやすく表示があり
ありがたいですね。


森鴎外先生のお池には
季節の葉っぱが
浮いていました。


こちらは法隆寺宝物館です。
本当に宝がたくさんあるところです。
かっこいい建物です。
前庭にはお水が流れています。

少し気になったのは
落ち葉が大量に落ちていて
お掃除が大変だろうなあと
思いました。




蓮も枯れて
風情がありました。


おいしいものをたべて元気な月曜日になりますように。
お越しいただきありがとうございます。

🐸☂
年を重ねると目が小さくなるそうですが
ごちそうを前にすると目は大きくなるそうです。