アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

一輪挿し

2023年01月16日 | 





旅の思い出に
自分のために
一輪挿しを買うことがあります。
大きさは
手に入るくらいで
割れずに梱包してもらっても
小さくて
バッグの中で
邪魔にならないものを
選びます。

旅が終わって
しばらくしてから
お花を飾るとき
旅を思い出すことができます。

一輪なら
庭から一つ摘んできても
花束を買って
花瓶に入りきらない花を
一輪さしても
意外と絵になります。

この日は
ヴィオラをさしてみましたよ。


この一輪挿しは
ベトナムのバッチャンで購入しました。
青絵の素朴な花瓶は
100円くらいだったと思います。
厚みもあり
丈夫で
何年ももっています。
素朴な柄というのは
飽きもしませんね。

この陶器の町
バッチャンは
ベトナムのハノイから車で40分ほどの
ところにあります。
古くから陶器が作られていましたが
盛んになったのは15世紀ころといわれています。
当時のバッチャン焼きは
ベトナムや中国の偉い方々
に献上されていたそうです。
そして貿易によって
日本にも安南焼きとして
伝わり
茶人に人気があったそうです。

白地に青が主流だったそうですが
いまでは赤やカラフルな色の器も
売られているそうです。
器の柄は
魚や動植物が多かったそうで
とくにとんぼやはすは
縁起物として
人気のある絵柄でした。
とんぼは水田の虫を素早くつかまえ
まっすぐ飛ぶことから勝虫と呼ばれ
ハスはどろのなかから美しい花を
さかせることから
縁起がよいとされてきました。

さて
あしたは何をかざりましょうか。

Have a good day!
Thank you!!