アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

空也のもなか

2023年01月11日 | おいしいもの
おはようございます。


銀座空也の最中を
いただいております。



パリッと焼いた最中の皮に
しっとり甘さひかえめの餡が
たっぷり入っております。
一口サイズでぽいっと
お口にほおばれば
あんのおいしさが
ゆっくりほわっと広がり
あっという間に
しあわせ気分になれます。
甘いものっていいですよね。

空也のもなかの
あの香ばしい皮の匂いが
最高なのはできたてです。
どんな匂いかというと。。。
お店のドアを開けたとたん
あのいい匂いが香ってきます。
美しく丁寧に包装されたお箱を
手にすると
待ちきれない!という感じに
なってしまいますよ。
え、どんな匂いかって?
そこが聞きたい?
それは、ことばにできない。

空也は、
お店の前が
掃き清められ
空気がきれいなのと
店内には
和の小物が控えめに飾られ
おちつく空間です。
のれんをくぐるときに
自分もキリリとした
気分にさせていただける
今の東京では数少ないお店だと思います。
働く方々もとても感じのいい方ばかりです。

もなかは買って翌日くらいから
私はトースターで少し温めていただきます。
皮がぱりっとしていいかんじになります。
一週間くらいたって
堅くなってきますと
おしるこもおすすめだそうです。
でもうちはおしるこになるまえに
私の体の中に消えていってしまいます。

空也のもなかは
明治17年
上の池之端で開業し
昭和24年
銀座に移り
創業135年を
迎えたそうです。
歴史のある和菓子なのですね。

夏目漱石先生の
「我が輩は猫である」にも
登場したそうですで
夏目漱石ファンの私としては
もなかをいただきながら
先生は
どんなお方だったのだろうなあ。
と、想像しては熱いお煎茶をいただき
楽しい時間をすごします。

林芙美子先生も空也のもなかが
お好きだったそうです。

空也のもなかは
予約してから
受け取りにいきます。

お約束するのも
お買い上げするのも
まつ時間が
長ければ長いほど
いい時間だったりします。

外国のお客様にも
人気だそうで
スマートなビジネスマンが
買いにきておりました。
エンジョイ東京ライフ!
とエア声かけをいたしました。

Thank you very much.
Have a good day!