始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

WBS 10月3日放送のメモ (首都圏第3空港へ)-2

2008-10-05 11:12:17 | WBS

     首都圏第3空港の必要性

ロンドンでは2つの主要空港の半径50km以内に3つの小規模空港がある。
その小規模空港を格安航空会社が利用、アイルランドの「ライアンエアー」では大手の5分の1の料金を実現した。

茨城空港には、マレーシアの格安航空会社「エアアジア」が興味を示している。
7月に視察のため来日したCEOは記者会見で、東京までの移動に成田より時間がかかるとしても、

手続きの簡素化で時間は取り戻せると同空港への期待を語った。

海外でのこうした期待や成功例から、茨城空港は格安航空会社の参入に期待を寄せ、10月1日から開催中の“国際航空宇宙展 2008”(~10月5日まで、パシフィコ横浜)においても積極的な招致アピールを行っている。

ただ、現在20社と交渉をしているが、乗り入れを決めた会社は一つもない。
各社が決めかねているのには、建設中の羽田空港第4滑走路の存在がある。完成すれば2010年秋には国際線が就航する予定で、その時期と茨城空港の開港が重なるからだ。

しかしながら、世界で増え続ける航空機に対して、将来的に日本の空港不足は明らかで、地方空港がその受け皿となるビジネスモデルが構築される可能性は高そうだ。