始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

WBS 10月1日放送のメモ (パナソニックの名で新たな船出)-2

2008-10-02 19:54:42 | WBS

     パナソニックの名で海外へシフト

販売店でも、ナショナルからパナソニックへの切り替えが進んでいる。
店内のナショナルブランドの冷蔵庫や洗濯機は、新たにパナソニック商品に一気に入れ替えられた。

看板も代わり、店内装飾もパナソニックのイメージカラーであるブルーに統一された。

販売店では、客への認知度にやや不安を覚えるものの、統一による相乗効果を期待しているようだ。

ところで、パナソニックの売上は国内が半分を占め、ライバルのソニーと比べて海外比率はかなり低い。

そこで、同社は、2年後を目標に海外売上を60%まで引き上げる計画を立てている。

そのような背景からか、今回の社名変更に関して、安定した国内の強さから、弱かった海外向けの成長路線へシフト変更するためのショック療法と分析するアナリストもいる。


10月1日、パナソニックでは全社朝礼が行われ、大坪社長とともに“7精神”が唱和された。その7精神には、今後の海外展開を意識し英語の翻訳も加えられている。

都内の家電量販店では、社名統一に合わせてパナソニック商品を集めたフェアが始まった。
視察に訪れた牛丸副社長は、パナソニックに統一したことで、もっといい商品が出てくるのではという期待感が店側にあり、10月は好調な発進になると自信を語った。

日本の代表的な老舗企業の新たな出発に、いやがうえにも注目があつまっている。


職人技が冴える本革首輪   起業情報サイト

WBS 10月1日放送のメモ (パナソニックの名で新たな船出)-1

2008-10-02 12:08:29 | WBS

     松下からパナソニックへ、その変革の足取り

松下電器産業は、社名、白もの家電のナショナル、エレクトロニクス家電のパナソニックと三つの名前を使っていたが、10月1日からすべてパナソニックに統一された。

松下電器では毎日朝礼で経営理念を表わす“7精神”を唱和する。社歌を歌うのも毎日の恒例行事だ。その社歌も変わる。新しいパナソニックの社歌から松下の名は消えている。

来る10月1日に向け、松下社内では、新しい社歌を昼休みに練習したり、社名統一に万全を期していた。

松下電器は1918年創業、ナショナルの商品名で、故松下幸之助氏は、水道料金のような安い価格で電化製品を売るという“水道哲学”をかかげ成功した。
パナソニックブランドは1962年開始され、テレビを中心に展開した。

今回のブランド統一に関して、大坪社長は、国内で築いた松下とナショナルの信頼をパナソニックの名の下に結集して世界に広げれば知名度もブランド価値もどんどん上がると語った。