平成22年度の活動を無事に終了出来そうです。
今年度は初めての試みで『手作り作品フリーマーケット』を開催しました。
この企画には達成感・充実感を得る事が出来た事、多くの皆様に感謝致します。
また『暮らしの中の絵本講習会』では
絵本の読み聞かせや絵本の選び方も学ぶ事が出来ました。
3月は東北地方の震災で多くの方々が心を痛め、今もまだ不安な毎日が続いています。
先日の育児サークル『ふれあい広場』で
子供達に何か震災のお話しが出来ないものか
と私なりに考えました。
とは言っても まだ1歳から3歳の子供を相手に何をどう話せば良いのか…
ふと私が20代の頃に心に残った詩を想い出しました。
念ずれば花ひらく
苦しいとき 母がいつも口にしていた
このことばを わたしも いつのころからか となえるようになった
そうして そのたび わたしの花が
ふしぎと ひとつ ひとつ ひらいていった
坂村真民
3月28日の育児サークル『ふれあい広場』で
子供達に黙祷する事をお願いしました。
きっと何をしていいのか分からなくてガヤガヤするだろうなとか
いわゆる「シーン」と静かにはならないだろうなあ
と予測していたのですが
約15秒間 本当に静かに子供達は目を閉じてくれました。
もちろん前置きで子供達に
私達の大切な日本で 大変悲しい出来事が起こったね。
私達は何も出来ないかもしれないけれど
みんなの元気パワーを頑張っている人達に送りたいから
目を閉じて 心の中で
『応援してるよ』って言おうね
と話しました。
私のその言葉が通じたかどうかは 分かりませんが
子供達も日々の生活の中でテレビなどを通して何か感じていて
だからこそ
静かに黙祷を捧げる事ができたのではないでしょうか。
きっと子供達、ママ達の想い(念)が
多くの人々に力を与え花ひらくと信じましょう。
子供達が黙祷している様子は本当に嬉しくて
サークルを主催している人間にとっては
この瞬間、こちら側がパワーを頂いていると感じました。
明日からの新しい年度を元気に強い思いをもって
過ごす事が出来るように自分の心にとめたいと思います。
育児サークル『ふれあい広場』 鹿嶌 幸