育児サークル 『ふれあい広場』 名古屋

ブログをお引越し致しました。新しいブログは http://ameblo.jp/hureaiinou/までお願い致します。

カマキリの物語 2008年夏の記録より

2009-05-03 | Room.K
昨年(2008年・夏)はカマキリの夫婦に我が家は楽しませてもらい感動を与えてもらいました。

昨年、『もう夏だね』と感じる頃、子供たちが拾ってきたカマキリの卵からものすごい数の赤ちゃんがものすごい勢いで出て来ました。

我が家の2人の子供+パパは大喜び

そのうち1ぴきなのか…、それは分かりませんが私の花壇に住み着いたのです。いつまでたってもどこかへ行く気配もなくよほど我が家を気に入ったのか…。

カマキリオス

息子は喜んで毎日毎日せっせとカマキリにエサになる虫を探しては与えました。

かごに入れることもなく放し飼い状態でカマキリを育てられるとは驚きました。そして子供たちは何回か脱皮を繰り返すうちに色々なことを学びました。

『カマキリは朝と夜では目の色が違うね』    『最後の脱皮で羽が生えたね』



羽が生えた段階で私も主人もお別れの時が来たなと感じました。
きっと子孫を残すために飛び立つだろうと思ったのです。

カマキリ自身も動き方が変わり落ち着きがない感じがしてきました。


やはりある朝、カマキリはいなくなっていました。

4歳の息子に自然の成り行きを話してもまだ分かってはくれず泣いていました。私は大人の言葉で息子を何とかごまかそうとしましたが…。


ところがすぐにカマキリはお嫁さんを連れて帰って来たのです。



カマキリの夫婦  (9月初め)

息子は1匹増えたカマキリの分もエサを見つけるのに大忙し。おばあちゃんやパパも必死。ご近所のおばさん達も何かと虫を捕まえて持ってきて下さる始末。


その甲斐がありカマキリの夫婦は卵を残してくれました。


カマキリの結婚  (9月下旬)




でもとうとう息子はカマキリとのお別れをしなくてはなりません。
 

秋が迫ってきた頃、カマキリは日に日に弱ってきました。食欲も減りました。そんなカマキリを見て息子は『虫かごにカマキリを入れる』と言い出しました。


お腹が大きくなったメス  (10月10日)



ここまで放し飼い状態で育てたのに最後の最後にかごに入れるのはやめさせようと思い、何とか他の方法でお別れは出来ないものか考えました。

2人の子供と話をしてご先祖様に預けるということにしました。ちょうど目と鼻の先にお墓があるのでお願いをいました。



今年は『時期が来たら死んでしまうこと』を教えようかなと思っています。



メスの産卵  (10月12日)



現在は夫婦が残した卵からいつ赤ちゃんが飛び出て来るのかを家族で楽しみにしているところです。


夫婦の残した卵  (2009年4月)



またその時の様子をお知らせ出来るといいなあと思っています。


(ちなみに私はカマキリほど苦手なものはありません





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。