虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

Burgursfortという街

2010-06-24 15:12:41 | 南ア-旅行記-
今日は、ポロクワネからネルスプリットへの大移動。
リンポポ州からムプマランガ州への州を越えた大英断。
しかも一人でコンビで。

距離にして約500kmくらい。

その途中で寄った、山の中の街、バーガーズフォート。

この街は、リンポポ州とムプマランガ州のほぼ境界線にある田舎町。

田舎町ではありますが、
近くに鉱山(Mine)もあり、その工場もあることから、
白人も1割程度住んでいて、比較的活気のある街です。



大都市からいずれも遠く、
日本からはるばるこの街に来ようと思う人は、おそらくいないでしょう。

私もこの街は通り道でしか利用しません。

しかし、街には、大手スーパーからケンタッキーなどのファストフード店などのある
大きなショッピングモールがあり、かなり賑わっています。



また余裕があれば来たいとは思いますが、
おそらくあくまで通過点の街でしょうね。

ところで、
リンポポ州では、NorthenSotho(北ストゥ語)という言葉が、
ムプマランガ州は、SiSwati(スワジ語)が主に話されています。

では、この街では、どうなっているのでしょうか?

この街、バーガーズフォートは、リンポポ州に属しています。
というわけで、黒人たちは、北ストゥ語を話しています。
しかし、約60km離れた最寄りの街のライデンバーグ(Lydenberg)では、スワジ語が話されています。

したがって黒人たちは、少なくても2種類の言語を使わないといけません。

また、ズールー語とスワジ語は似ていますが、
北ストゥ語とスワジ語は、かなり違います。

という疑問を黒人たちにぶつけてみると、
やはり日常会話+α程度くらいしか正直分からないという人が多いようです。

ただ、普段の生活では、まったく不自由しないと皆がおっしゃっていました。

もちろん白人は、アフリカーンス語というこれまた全く別言語を話しますので、
彼らとは英語を話さないといけません。

このような矛盾というか、問題を抱えながら
生活している南ア人ってほんとにすごいですね。

ポロクワネのDrop in Centre

2010-06-23 20:06:00 | 南ア-旅行記-
今日は、ポロクワネで1日のんびり過ごしました。

旅先でのんびり過ごすのも立派な旅行。

前日のギリシャ対アルゼンチン戦を見に行ったせいか、
今日は朝遅くまで寝ていました。

といって今日何もしなかったかと言えば、違います。

今日は、同期隊員の知り合いの大学の先生に
ポロクワネにあるドロッピンセンターというところに
連れて行ってもらいました。

このセンターは、
孤児や恵まれない子供たちに対して、食べ物やシェルターを提供する場所で、
日本の学童保育とは大きく異なります。

ここ南アは、
一方で、国全体としての経済は、W杯を開催する能力があるにもかかわらず、
他方で、格差や貧困で苦しむ方もかなり存在します。

特に、都市部と地方の経済格差、生活水準格差は、激しく、
このような施設が必要になっています。

正直、今回は2時間ほどの訪問だったため、
ほとんどブログに書けませんが、またぜひおとずれたいところではあります。

ギリシャ対アルゼンチン

2010-06-22 23:49:32 | 南ア-W杯-
先ほどは、ポロクワネの街の盛り上がりについて書きました。

今回は、私が観戦した、
ギリシャ対アルゼンチン戦のようすです。

今回も写真を中心に、お送りします。

会場は、ピーターモカバスタジアム。
地元ポロクワネで黒人人権活動家として活躍された
ピーター・モカバさんの名前がつけられたスタジアムです。

ちなみに彼が生存していても今年で51歳です。
決して大昔の方ではありません。



スタジアムには、
試合開始約1時間前には、入っていたのですが、
すでにアルゼンチンとギリシャのサポーターたちが歌うは踊るはで大盛り上がり。



いよいよ試合開始。

アルゼンチン人50%
ギリシャ人20%
南アを含む外国人30%くらいでしょうか。
(私の勝手な推測です。)

私の隣は、アルゼンチンサポーターだったため、
盛り上がり方はラテン調?

言葉はまったく理解できないが、
立ち上がるタイミングを合わせて、一緒に盛り上がっていました。



ちなみに私の座席は、カテゴリー2。
南アで買える座席4種類のうち、2番目に高い席。

R840で、日本円にすると約1万円の席。

私の座席からの景色。

写真だと分かりにくいですが、
選手の動きがはっきり見えました。



肝心の試合ですが、
アルゼンチンは韓国戦と7人もスタメンを入れ替え、
温存策をとったようですが、
メッシやベロンといったスター選手が出場したため、
前半からアルゼンチンが押しに押して、試合を支配して、
ギリシャに2-0の完勝でした。

特に、メッシがボールをもったとき、
またマラドーナ監督が選手に指示をだしたときが
一番盛り上がっていました。

FANWALK in Polokwane

2010-06-22 22:46:27 | 南ア-W杯-
W杯開催都市は、全部で9都市(スタジアムは10ヶ所)。

それぞれの都市ごとに、
趣向を凝らしたイベントが開催されています。

今回行った、ポロクワネには、
FANWALKというイベントがあります。

これは、ポロクワネの街中からスタジアムまでの道を
みんなで歩いていこうといういわゆる歩行者天国のような道です。

この道は、警備も厳重に行われていて、とても安全です。



ポロクワネは、今回の開催都市のなかで、
私の住むムプマランガ州のネルスプリットに次いで小さな都市で、
グループリーグの4試合しか行われません。

しかし、盛り上がり方は、他の都市に引けを取りません。

実際、訪れたこの日は、
街に近いレストランも、外国人のサポーターで満杯。



それもそのはず。

この日は、ギリシャ対アルゼンチン戦が組み込まれていたからです。

特にアルゼンチンのサポーターは、
みなで歌うは、踊るは、収拾がつきませんでした。