飼い主さんがしておきたい「最低限の備え」!
避難直後は犬も猫もショックを受けているため静かですが、10日後くらいになると吠え始めるなどしてトラブルが増えるようになります。避難後は1週間を目安に一般の人と動物連れの人の住み分けを始めたいですね。しかし、現実はそうあまくありません。ほとんどの場合、避難所は人専用となっており、ペットは家族の一員と言われているものの、いざとなれば犬は犬、猫は猫というように扱われます。そのため、自動車で車中泊をされる方が多くいますが、これもあまり賛成できません。車の駐車スペースの確保や燃料などの確保も大変だからです。さらにエコノミークラス症候群による体調不良も起こってきます。
こういったことで災害後は弱気になりがちですが、飼い主さんの元気がないと犬や猫達も元気がでません。街の復興でも友人のペットの世話を手伝うことでもよいので、飼い主さんが「まだ終わっていない!」という気持ちで目的をもって再び元気になることがペットの幸せにもつながります。
持ち出し袋は3つに分類!
外出先用の携帯ポーチ
いつも家にいるとは限りません。季節に合わせて中身を入れ替えることが大切です。
ポーチに入れておくものは、ホイッスル(助けを呼ぶときに大切です。)・ライト・名前を書いた紙・携帯トイレ・防災手ぬぐい・カイロまたは冷却ジェルシート・ブランケット
同行避難用の持ち出し袋
素早く逃げ出せるように軽さに注意しましょう。
備蓄品
玄関など柱が多くて頑丈な場所に置いておけば、ひと段落した時に取りに戻ることができます。家族で置き場を決めて共有しておくと安心です。
ペットに対する備え
こんな準備も大切ですよ!
安全な場所で飼育するし、ペットがいることを玄関などに表示しておけば、外出先で被災した場合に救助してくれる可能性が高いです。また、首輪や迷子札、マイクロチップを装備しておくことも大切です。また、自分のペットの写真を携帯しておく(スマホなどに写真を保存しておくのも良い方法)。避難所を事前に確認し、ペットも連れて行くことが出来るのか確認することも必要です。ペットを連れていけない場合は、避難中の預け先も決めておく必要があります。自動車での避難はあまり考えない方がいいです。なぜなら車がいつも使えるとは限りません。
しつけや社会化!
人や他の動物を怖がらないように慣らしておくことが重要です。またトイレのしつけや、犬や猫の体を清潔に保つようにしておくことが大切です。ペット連れ込み可能と言っても、全ての人がペットが好きというわけではないですし、動物に対してアレルギーの方もいますのでそういった方達にも配慮が必要です。
ペットには「待て」「おいで」「おすわり」「ふせ」などといった基本的な動作を教え、無駄に吠えないようにしつけることが大切です。これができなければ、野外で過ごさなければいけなくなります。また、予防接種や寄生虫対策は必ずしておいてください。避難生活では食中毒が一番こわい病気となります。
ケージやキャリーに慣れる!
キャリーは避難時に、ケージは避難施設内で住み分けをする時に使います。これに慣らしておかないと他の人との共同生活となりますので、他の人に迷惑を掛けることになりますし、ペットを避難所から退出させることになります。初夏や初秋ならいいですが、真夏や真冬といったことも考えなければいけません。ペットと一緒に真夏や真冬に野外で過ごすとなれば体がもちませんし、体調を崩して余計に他の人(救助隊や医師・看護師)に迷惑をかけることになりますので、よく考えて行動してください。
ペットも家族の一員です。これは何も人と一緒にするということではなく、他の人に迷惑をかけさせない、掛けないという意味での家族の一員ということです。意味を履き違わないでください。我が家にも猫がいますが、キャリーやケージに慣れさせるようにしていますし、ペットの用のご飯やトイレ用の砂、飲み物を別のキャリーケースにして持ち出せるようにしています。
避難所生活は人も大変ですが、犬や猫などのペットはもっと大変ですし、相当のストレスがかかると思いますので、そういったことにも慣れさせることも大切です。
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