僕とわたしの歩く道

日々のいろんなことを。。。

ちょっと感動♪

2008-05-09 09:08:53 | Weblog
娘が1年生の時、隣のクラスにいた男の子。

授業中抜け出したり机の上をピョンピョン跳んで歩いたり、嫌なことがあるとランドセルのロッカーに寝転んだり・・・

その話題は隣のクラスの私たちの耳にも入ってきて、同じクラスにいた下の子が自閉っ子の友人と、「んんん~お仲間かしらって思うけど、そんなこと相談でもされない限り、言えないしね~」と、話していた。きちんと話もできる子だったしね。

Kくんのお母さんは若いお母さんだった。

ざあます奥様風のお母さんたちは、

「あの子は学習障害かなにかだと思うのよ~」
「Kくんはお母さんのおなかの中に忘れ物をしてきたのよってうちの子には話しているの」
「でもあそこはお母さんがね~やっぱりご家庭だと思うのよ」

とか言っていて、横で立ち聞きしていた私は、
「うちの下の子も障害児ですが、その考え方はおかしくないですか!!!」
と怒りたかったが、ここでキレテも仕方がないのでやめた。

友人の子が傷つけられたとき、校長先生と担任の先生とお母さんと一緒に謝りにきたKくん。

Kくんを怒鳴りつけ
「何度言っても何度叱っても言うことを聞かない。
 もうこの子なんかどこか施設に入れてしまいたい~」と言って、泣きわめくお母さんを友人はしっかり抱きしめ(スゴイでしょ)

「何言ってるの。こんなにかわいいでしょ。困っているならね、市には療育センターとか相談できる場所があるの。お母さんが望むなら、先生たちも協力してくれる。そうですよね先生」無言でうなづく校長先生と担任の先生。

「困ってるのは、お母さんや先生じゃなくてKくんだよ。お母さん。」
と、抱きしめながら諭したらしい・・・やっぱりすごいぞ Nさん!

今は私達家族も、その友人家族も転校しちゃって、その小学校にいる私の友人はおひさまの通園施設の同級生ママだけ。
そして、昨日その友人から
「そういえば、4年生のKくんがひまわり学級(仮名 特別支援学級)にきたよ~」ってメールをもらった。

ああよかった~お母さんもあれからきっと色々あったんだろうな。本当は普通級で特別支援が受けれれば一番良いのだろうけれども、でも、お母さんの気持ちも少し前進されたんだろうなあと思って、娘に

「Kくんって覚えてる?ひまわり学級に行ってるんだって。」
と伝えると、
「覚えてるよ。よかったね~。」

って、返事が返ってきた。

やっぱりね とか かわいそうね とか どうして ではなくて、娘が
「よかったね」
って言ったこと。それがすごいと思うのよ。
おひさまのこともそう思ってるってことだもの。
私と同じように感じてくれたってことだもの。

「この子達が将来、特別支援教育を受けてよかったと証言してくれます。」特別支援教育への服巻先生の言葉(ちょっと違うかも)

その子たちを見て、特別支援教育に何の抵抗も偏見もない子たちも育つのかもしれない。

娘の言葉に感動した私です。






コメント (2)
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