旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

おくりびと

2008-09-30 00:22:28 | 映画鑑賞♪
話題の映画「おくりびと」を見てきました。

月曜日で雨のいう悪条件にもかかわらず、劇場はけっこうお客さんが入っていて
びっくり。
まあ、会社の帰りなんで都内で見たので、やっぱり千葉とは違うんでしょうけど
映画自体の評判もいいせいなんでしょうね。
ちなみに私はいただいた映画のチケットの有効期限が9月末だったので
本日強行で見に行きました。

すごくいい映画でした。

はじめは主人公が職業への誇りを持ちはじめるまでの
過程を丁寧に且つ笑いありで描き
後半は人の死に対する人々の思いとか
納棺士という職業に対する偏見から反対していた妻が
夫の仕事を目の当たりにして変わっていくところが
やさしく描かれていました。

笹野さん演じる火葬場の職員が
「人の死は門。終わりではなく次へとつながる門だからいつも送り出すひとに
「またな」と言って送り出す」という台詞にはじ~んとしました。

私は小さいころから結構お葬式には立ち会ってきたので
火葬場ももう何度も行っているのですが
よくよく考えると納棺ってあまり印象にありません。
うちの田舎では病院で綺麗にしてもらって帰ってきて、親族で納棺の儀を
やるので、納棺士さんにお願いしたことがないからです。

多分これからもそうしてやっていくと思うけれど
プロにおまかせして、最後の旅立ちを精一杯綺麗にしてもらうって
ちょっといいなって思いました。
そうそう、劇中の主人公がチェロを弾くシーンは本当に本木さんが弾いていたそうでどんなかな~って思っていたらすごくうまくてびっくりしました。
ちなみにそれ以外のチェロは古武道の古川さんがメインで弾いていました。
(エンドロールでお名前発見

それにしても、いつかは親をこうして送り出さなきゃいけないんですよね~
母に言うと嫌がりますがこういう映画を見ると、やはりそのときを思って
ちょっと気がめいります。

耐えられるだろうか・・・

う~ん。

親には長生きしてもらうことにします・・・

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