韓国の弟と別れた私達、
初日にカロスキルでお買い物をしたドンウンちゃんと彼女の婚約者の
車に乗せてもらい、ドンウンちゃんのお家に荷物を取りにいってからEマートに
送ってもらいました。
Eマートでシャンプーやら塩やらを買い込んで
一度、タクシー
でホテルへ。
ホテルに帰ると荷物のパッキングをしてから
化粧直し、着替え。。。。
なんと、これから深夜に韓国の若者の生活を見にいこう!
ということになったのです。
とりあえず、ドンウンちゃんが調べてくれた
いわゆる集団合コンのナイトと弘大のクラブのどちらか。
私たちはどっちも行ったことがなかったので、どっちでもよかったんだけど
ドンウンちゃんは最後まで迷っていました。
なぜなら、彼女はクラブには行ったことがあるけれど
ナイトは聞いたことしかない。
けれど、もうすぐ結婚してしまえば、そんなところへ行くこともなく
体験せずに終わってしまう。
「やっぱり一度見てみたい!」ということでナイトとやらに出かけることに。
まあ、集団合コンされても私たち言葉がわかんないんですけどね・・・
いまいちイメージがわかなかったのですが
そのときの話と帰国後留学生たちに男側の立場で聞いた話を総合すると・・・
1、男女別の受付があり
2、男のグループが部屋に入るとお店の人が女の子のグループもしくはばらして
男の部屋にご案内
3、男が気に入らなければ帰ってもらったり、話もしない。
4、選ぶ権利は男にある
って!なんだそりゃ~
やっぱり、まだまだ韓国社会は男中心なんだな
ちなみに番外編として「ナイトから出てきた女の子をナンパしようとお店の外で待っている」という人もいるらしい。
友達曰く「ナイトで女の子を捕まえようとする男なんて、体目当てだから」だそうです。
韓国は儒教社会で貞操観念も強いと思っていたけれど
ある意味日本より大胆なこともするんだなあ。
若い女の子もいっぱいいました。(でも正直あんまりかわいくなかった
)
ちなみに私たち、行ってはみましたがお店の柄がすごく悪くて
酔っ払いが喧嘩したり、たいしてかっこいい人もいないので10分くらい並んで
(外まで並んでいる!)様子を見るだけでやめました。
でも、途中ででるときに柄の悪い店員さんに「なぜ帰る?」と腕をつかまれ
「シガニオプソヨ」(時間がない)と振り切ったりちょっと怖かったです。。。
そのままタクシーで弘大のクラブに移動
ここは日本のクラブとほとんど同じ。
ただ、日本は消防法等々の関係で人員に限りがあるけれど
韓国は詰め込むだけ詰め込む
。
ほとんど動くこともできない人でした。
これは、なにかあったら完璧死ぬなと思いつついたわけですが
ここでも日本と韓国の文化の違いが。
日本の場合、気に入った女の子がいるといちおう男の人は
先にちょっとでも声をかけるか女の子の前にまわるでしょう?
多分クラブでもそうだと思うんです。
が、韓国はいきなり手をまわす。
後ろから抱きしめられるんです。
さすが、スキンシップのお国柄。これ日本でやったら完璧不審者。
よっぽどかっこよくないとセクハラ通報ですよね??
これにはかなりびっくりしました。
ここで4時ごろまでいたわけですが
友達が朝5時にホテルの前を出発するリムジンで仁川にいかなければならないのに
大混雑のなかドンウンちゃんと私達、はぐれてしまいました。
荷物はフロントに預けてあるし、パスポートもその中だし
フロントにわけを話して、いろいろ助けてもらいましたが
ドンウンちゃんも探してくれて、入り口で時間ぎりぎりに会うことができました。
こちらのクラブはお店の方がとてもいい方で
どうにもならないのに一緒に友達を探してくれたり
すごく親身になってくれました。
最後にお礼を言って、韓国式の握手をして帰ってきました。
そんなこんなで最終日も徹夜で遊び
別々の飛行機
で日本に帰国してきたわけです。
私はもう、ぐったり。
でも今までの韓国旅行で一番濃密な貴重な体験をした旅行でした。
たぶん一生わすれないでしょう。
そして、自分の韓国語がまったくつかえないことも再認識
本当にちゃんと先生についてならうか学校に行こうか真剣に悩むきっかけになりました。
結果はまだ自分の中ででていませんが、次はもっと自分の意思をつたえられるようになっていたらいいなと思います。