旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

エバー航空の中でみた韓国映画

2017-03-26 23:24:48 | 映画鑑賞♪
台湾レポを頑張って書くぞ~と思ったら無線LANが壊れました・・・。

スマホのWi-Fiがつながっていると思ってAbemaTVで韓国ドラマを4時間も見てしまい、今月の通信容量が終わってしまった・・・。
あと1週間あるのに~~~
仕方ないので0.5GBだけ追加で購入しました。
594円。auのポイントで買ったので実質0円ですが
普段7GBなんて使わないのに、ど~んと超えてしまってショックです・・・。
っていうか普段5GB使うか使わないかなんだから、通信容量を減らせばいいのよね。格安スマホに切り替えるか考えるところです。
と、いうことで今日はおとなしくTOPIK勉強をしていましたが、5級なんて受かる気がしません!
相変わらず聞き取りが悪い。70点台に乗らない!あと1ヶ月切ってるのに~~~~

と、いうことで本日はエバー航空で見た映画の話。

行きも帰りも韓国映画を見ました。
もちろん、台湾の航空会社なので海外の映画には日本語字幕なしです。
聞き取りの訓練がてら聞きながら、わからないところは英語と中国語の字幕で確認しつつ見ました。
結構わかったし、ドラマや映画ならだんだん聞き取れてきたなと実感してきました。
ただ、込み入った話になるとやっぱり半分くらいしかわかりませんでした。

で、見た映画は
行きの飛行機では「덕예응주」日本語だと徳恵姫かな。
韓国で実在した朝鮮王朝最後のお姫様のお話。
実在はしているんだけど、内容としてはほぼフィクションだったと思います。
日本統治下の朝鮮で、強制的に日本に留学させられて、結婚させられたところは本当ですが
お母さんがなくなっても帰れなかったところとかはフィクションですよね。(実際は帰国してお葬式に参列した写真が残っているそうです)
兄である英親王夫妻(李王家)と亡命しようとしたことを中心に描いているのですが、亡命を試みたところ自体がおそらくフィクション?
反日映画なんだろうけど、徳恵姫をいじめ倒す人は日本軍にへいこらしている韓国人で
日本が負けてからも自分に反抗的だった徳恵姫をいじめ倒すんですよね。
だから反日というよりは、人間の本性みたいなものを描いているとも受け取れました。
むしろ反日より「同じ民族なのに、自分の利益のために自国の王族にここまでするのか・・・」と思っちゃった。
実際の李王家は終戦後朝鮮戦争が勃発し、新しい大韓民国政府に帰国を拒否されてしまうんですよね。
確かパク・チョンヒの時代にやっと帰国がかなったんじゃないかな。(記憶曖昧です)
ちょっと、重苦しい映画ではありました。

帰りは「超人」
2016年の釜山国際映画祭出展作品のようです。
ちょっとした事件を起して福祉活動の謹慎処分を受けた体操選手の男子高校生と
ワケありの女の子の話。
男の子は母親と二人暮らしなんですが、母親はアルツハイマーで自分のことすらわからないこともあり
学校と図書館のお手伝いの福祉活動と母親のお世話をする毎日。
図書館の受付をしているときに500冊も本を借りている少女のことが気になり、近づいてだんだんと友達になっていきます。
女の子は高校を中退して、図書館に通う日々。
彼女は高校時代の親友が自殺をしてしまったことで自分を責め、自分を捨ててしまった女の子。
仲良くなった二人がお互いの秘密を共有し、自分を取り戻して元気になっていく過程が描かれています。

が、時間切れで最後の10分を見られませんでした。。。

どこかにあらすじが書いてないかとネットを探しましたが
どうやら日本で公開されていないらしく、日本語のあらすじが見つけられず
がんばって韓国語の長文あらすじ読みましたが、二人が立ち直っていくことしかわかりませんでした・・・。
女の子は自分を取り戻す旅に出たんだけど、二人は再会できたのか!?気になります。

大して期待していなかったのですが、とても静かに、そして深いテーマ(おそらく現代韓国社会の問題点。日本でも同じようなことがあるかもしれない)を描いていたので日本でも公開してほしいなと思います。
(もしかして公開していたかもしれませんが)

そんな、こんなで台湾に行ったのに韓国映画を堪能してきた旅行でした。

冒頭の無線LANですが、auでもらった無料の無線ルーターを直接つないだらPCもスマホも使えるようになりました~
けど、いつかはちゃんとしたのを買わないと行けないだろうなあ・・・。
めんどくさ

「この世界の片隅に」見てきました

2016-12-02 07:27:00 | 映画鑑賞♪
昨日から師走。
坊さんも走る師走到来。早いですね。。。
既に福袋を1つ予約しました(^^;

1日は映画の日!ということで話題の映画「この世界の片隅に」を見てきました。
結構遅い時間なのに満席!
都会では立ち見も出ているくらいなんだそうです。

こうの史代さんの漫画が原作なんですが、映像は色合いといい、人物像といい漫画の世界そのままを表していたんではないかと思います。
ふんわりした、日本らしい色使いでした。
のんちゃんの声ものんびりやのすずさんにぴったりだったと思います。

昭和初期の広島で育った女の子が、顔も知らない男性のもとに嫁いで、海軍のお膝元軍港・呉でなれないお嫁さん業を営む、当時としては普通の日々。
だんだん戦争が身近に迫り、命の危険と隣り合わせにはなるものの、なにも変わらない庶民の生活を描いています。
当時の日本はこんな普通の善良な人々が普通に生きていたんですよね。
当たり前なことなんですが、こんな生活を壊す戦争は怖いなとじわじわと感じる映画でした。
ご存知のとおり、広島には8月6日に原爆が落ちるわけですが、映画がそれに向かっていくのを見ているのが苦しかったです。
確か、広島と呉は電車で1時間弱かかるくらい離れているのに、閃光も感じたし、地震のように揺れて、広島から回覧板や障子が飛んできたなんて、直接的には原爆の惨劇の絵はほとんどなかったものの、間接的な描写だけで原爆の威力や恐ろしさにぞっとしました。

観たあとにみなさんの感想などをネットで観たのですが、驚いたのは「顔も知らない男性のもとに嫁ぐなんてあり得ないのですが、脚色でしょうか?」というコメントをたくさん見たこと!
いやいや、これ70年前の日本では常識で親が決めた人のところへお嫁に行くのは普通だったんですよ。
実際、私の祖父母もそうだったし。
こんなこと、誰でも知ってると勝手に思っていたので、このコメントを見たときは本当に驚きました。
ああ、時代は確実に昭和から離れて、戦争からも離れて、忘れられてしまうのだなあと。
誰かが、当時の嫁入りは女の子にとっては就職のようなものと書いていましたが、確かにわかりやすい表現だったなあ。
だから、嫁入りしたすずと、旦那様の周作さんの気持ちの距離がだんだんに縮まっていく様子もこの映画の見どころだったと思います。
(嫁入り=就職なんて、「逃げ恥」の世界じゃないか!といま気づく。だとしたら「逃げ恥」は昔の日本人のナチュラルな結婚の形にもどったあるべくした形なのか!?)

後からじわじわといろんな気持ちが到来するいい映画でした。
見れる方は見たほうがいいと思います~是非!

「王になった男」@韓国文化院

2016-11-16 07:24:10 | 映画鑑賞♪
悩みをいろいろ書き綴りまして、面談しまして少し気持ちが楽になりました。読んでくれた方、コメントくれたお友達のみなさん、ありがとうございましたm(__)m
また進展あったらこちらで吐き出すかもしれませんがそのときはよろしくお願い致します。

が、ストレスなのか女子の日がらみなのかデコにブツブツが大量発生しました。
痒くも痛くもないんだけど、本当にデコだけすごいので恥ずかしいったらありゃしない。
前髪あってよかった。。。

昨日は韓国文化院の映画上映会に当たりまして、仕事終わりに行ってきました。
昨日の上映作品は「王になった男」でした。
朝鮮王朝の光海君という王様と瓜二つだった庶民が15日間だけ王の影武者を演じ、宮廷の醜い権力争いを目にして、民のための政治に取り組む話。
朝鮮時代の歴史はほとんど知らないのですが、確か光海君は暴君で廃位されていたと思います。
他の王様には世宗とか高宗とか諱?がついているのにこの人だけは光海君としか書いていないのは廃位になったからなのかな?
影武者は土地の大きさによって課税する法律をぐだぐだして決められない大臣をしかりとばして(大臣たちは地主から賄賂をもらっているし、自分達も課税される)法律を制定し、権力争いに巻き込まれた無実の義兄を釈放したり、民のために藏を開放したり、無理な出兵を依頼する明に楯突いたりと、異例なことをするわけですが、そこが後世の人々からは光海君の政治の評価された部分なんですよね。
もし、その素晴らしい部分を庶民の影武者が決めていたら?というのは面白い発想力だと思いました。
ちなみに王と影武者を演じるのは元祖韓流四天王のイ・ビョンホン。
な、懐かしい~、久々に見たわ。
もちろん残忍な王と、おどおどした庶民の影武者がだんだん王らしくなる姿を演じ分けて素晴らしい演技でした。
王妃はトンイのハン・ヒョジュちゃんで透き通るような美しさでした!

韓国文化院の映画上映会は文化院のHPで会員登録すると、誰でも応募できて無料で見ることができます。
(昼の部は抽選なしですが、夜の部は抽選です。ですが私は外れたことがありませんので結構高確率で見れるのではないか?と思われます)
少し本上映から遅れますが、韓国映画に興味のある方はチェックして損はないと思います!

実はいろいろ応募していたら運よく?全部当たってしまい、昨日から3日連続コリアセンター通いになってしまいました(^^;
体力続くかわかんないけど、頑張ります~

「あなた、その川を渡らないで」を見てきました

2016-09-18 21:08:07 | 映画鑑賞♪
ソウルレポの途中ですが、もうすぐ終わってしまう!ということで「あなた、その川を渡らないで」を見てきました。
この映画は韓国の田舎に住む実在の老夫婦の生活を数年に渡って撮りつづけたドキュメンタリー映画。
お揃いの韓服を着て、手を繋いで山に薪を取りに行き、夏はふざけて水を掛け合い、秋はふざけて枯れ葉を掛け合う、本当に仲睦まじい夫婦なんです。
でも、人間に平等に訪れる老いと死が近づいて、だんだんに辛い別れの準備をしていくのが本当に見ていて辛くて。。。
戦争中や貧しい時代に幼くして亡くなった子供たちに肌着を買い、先になくなるであろうおじいさんに子供たちに渡してねと託すおばあさん。
生きている子供たちは、良くはしてくれるけど、親の面倒の見方で喧嘩をして、傍らで涙ぐむ老夫婦の姿には涙が出ました。
時間は待ってくれず、おじいさんはだんだん弱り亡くなります。
雪の降るおじいさんのお墓でおばあさんは別れの挨拶をして、帰ろうとするものの、後ろ髪を引かれる思いで帰ることができず、少し離れた場所で地面を叩きながらいつまでも泣き続ける場面で映画は終わります。
ただ、それだけの映画ですがなんとも言えない暖かさと、悲しさが込み上げてくる映画でした。
私は結婚していないけれど、70年以上も仲良く添い遂げるということはどれだけ大変なんだろうと考えましたし、こんな結婚ならすばらしいなあと思いました。
90歳になっても仲良し夫婦って本当にスゴいことです。
たいして仲良しでもなかった(^^;うちの祖母が、祖父亡き後で寂しいと言っていたのに、あんな仲良し夫婦の残されたおばあさんが一人でどうやって生きていくんだろうと、後で考えてしまいました。
機会があれば、結婚している人もしていない人も、結婚生活や老い、死などいろいろなことを考えさせられる映画なので、見ることをおすすめします。

映画の内容とは関係ないですが、やっぱりお年寄りの韓国語って本当に聞きとりにくい!
日本人もお年寄りは聞きにくいですが。。。
あれを翻訳するなんて、本当にすごいです!

韓国文化院で映画を観てきました

2016-06-17 07:59:43 | 映画鑑賞♪
久々に韓国文化院に映画を観に行ってきました。
今回は「チャンス商会~初恋を探して~」
老いるということと、夫婦愛、家族愛を描いた映画でした。
今月の文化院は家族愛とか誰かと生きるということをテーマにした映画を放映していました。
こういうのを見ていると、結婚ってことを少し考えます。。。

映画の内容は
再開発の話が出ているソウルのスヨ洞に住む、偏屈で物忘れの激しいお爺さんの話。
みんな再開発に賛成しているのにお爺さんだけなにがなんでも契約書に印鑑を押さない!
勤め先のスーパーチャンス商会の社長は再開発推進委員なのでいろいろ説得にかかりますが、ことごとく負けてしまいます。
そんなある日、お爺さんの家の隣にお婆さんと娘と孫が越してきます。
ここのお婆さん、お爺さんを食事に誘ったりやたら積極的。
お爺さんはだんだんお婆さんに引かれていき、穏やかな時間が多くなります。
その穏やかな時間の中でお爺さんの物忘れはだんだん激しくなり、お婆さんも病を抱えているらしく、ある日お婆さんが倒れて運ばれてしまいます。

お婆さんを探して、元気だったときに「行こうね」と約束していた仁川の花祭りを彷徨うお爺さん。
そんなお爺さんを心配してチャンス商会の社長がお婆さんのいる病院に連れていったところで

衝撃のネタバレ!

まさかの展開にビックリしました。。。
優しい嘘に感激です。。。
そして、韓国映画のストーリー運びにあっぱれです!
これは結末を知らないままに見てほしい~

韓国文化院の映画は無料で観れるので、ときどき利用していましたが、これからもこまめにチェックして、韓国文化に触れようと思いました。


マイインターンを見てきました

2015-10-20 07:34:34 | 映画鑑賞♪
auマンディを利用して映画を見てきました。
今回の映画は「マイインターン」
ロバートデニーロとアンハサウェイが共演している映画です。

アンハサウェイ演じるジョールズが経営するネットショップは1年で従業員が220人になった会社。
仕事は成功しているのに、忙しすぎてなんだかうまく回っていない日々を過ごすジョールズ。
社員ともシックリこないし、家庭もなんだか歯車が少しずつ噛み合わないような。。。
そんなある日、社会貢献の一環として雇ったシニアインターンのベンがジョールズ専属になる。
ベンは長年勤めた電話帳会社を定年。
妻に先立たれ、表面的には幸せなんだろうけど、なにか満たされない日々をすごしていた。
IT企業で初めはやることもなかったベンだが、長年の人生経験から社員の相談を受けたり、仕事がうまく回るような何気ない気遣いから、社員の信頼を集める。
初めは偏見をもっていたジョールズも、ベンの気遣いが自分を助けてくれることに気づき、二人は年代や性別を超えた友情を築いていく。

と、いうような内容でしょうか。

ロバートデニーロがこんな年輩になっちゃったことに、まずビックリ!
でも、こんなダンディーなおじさまがいるなんて、さすがアメリカ!
その70才のおじさまにはじめは「10年後の夢は?」なんて面接で聞いちゃうところが、みんな忙しすぎて人のことをかまってられない!というこの会社の問題点をうまく表してました。
経営者ジョールズがけして悪いというわけじゃなく、むしろすごく会社のことを思っていて、頑張ってる。なのにうまく回らない。
それが、ベンが来てから、彼のアドバイスでちょっとした気遣いができるようになったり「誰か助けて!」って人を頼れるようになったことで会社がうまく回るようになるのは、日本でも同じでわかる、わかる!とものすごく共感できました。
この映画、会社の管理職とかにも見てほしいです!(うちの管理職、特にね)

アンハサウェイといえば、プラダを着た悪魔だけど、今回はネットショップ経営者ということで、カジュアルファッションをうまく取り入れていました。
30代後半の役だと思うんだけど、細いし可愛いし、20代後半ですと言っても可笑しくなかったなあ。
プラダを着た悪魔のハイブランドスタイルはとても真似できないけど、この映画のファッションは気軽に真似できそうで、そういう点でも楽しめました。

みんなでお誕生日のお祝いをしたり、忙しいけど楽しそうで、こんな会社にお勤めしてみたいなあ。

韓国映画、ホームランが聞こえた夏を見ました

2015-07-30 07:30:41 | 映画鑑賞♪
韓国文化院でやっている定期映画上映会に行ってきました。
今回は「ホームランが聞こえた夏」原題は「グローブ」です。

タイトルのとおり野球の映画です。
でも、ちょっとかわった境遇で懸命に野球と向き合う人たちのお話。

聴覚障害者の学校チョンジュチュンソン学校野球部は鳳凰杯(日本でいうところの甲子園?)一勝を目指して、日々野球に取り組んでいるが、打球音が聞こえない等々のハンデを抱えて、中学生にすら負けてしまう弱小チーム。
そんなチームに泥酔して暴力事件を起こしてしまった韓国プロ野球の星、キムサムシンが謹慎のため、コーチとして赴任してくる。
初めは聴覚障害者のお遊び野球とたかをくくっていたサムシンだが、突発性難聴のため聴覚を失った、元中学野球のエース・ミンジュが一人でボールを投げている姿を見て高校生の頃の自分を思い出し、彼等を強くするために立ち上がる。
野球部入部をこばんでいたミンジュを入部させ、聴覚障害者であるために周囲の空気を読めない、協調性や自己犠牲を知らない生徒たちに、わざと強豪校との練習試合をさせて、悔しいという思いや野球は一人では勝てないということを教える。
野球部の頑張りは他の生徒たちにも、明るい変化をもたらし、学校は一つになり、野球部に反対していた校長や父兄たちの心を動かす。

いよいよ、運命の鳳凰杯初戦。
相手は32対0で負けた、練習試合の強豪校。
チョンジュチュンソン学校は意外な善戦を見せるが。。。

というストーリー。

始終重い雰囲気ではなく、所々に笑いをちりばめたバランスのいい映画でした。
脇役であるサムシンの友人でマネージャーのチョルスが意外といい味を出してました。
この人、誰かに似てると思ったんだけど、元巨人の元木に似てるかも。。。
この人が、サムシンが生徒に教えようとしている協調性や自己犠牲を実践していて、実はサムシンが実践できてないのに、生徒に教えるという皮肉な展開で、最後は二人にはツケがまわってきちゃうんだけど、コーチ経験で野球を愛してるということを思い出したサムシンが最後にはチョルスの助けを得て、新たな道を歩んでいくんですよね。

いい映画でしたが、少し疑問が

原題のグローブはGLOVE→GをとったらLOVEなんだとサムシンが生徒に教えるシーンからとってるから、タイトルに大事な意味があるのに、わざわざ「ホームランが聞こえた夏」っていうタイトルにする意味があったのかな?

あと、結局チョンジュチュンソン学校は一勝できたの~?

と、少しモヤモヤする部分もありました(^_^;)


韓国文化院の定期映画上映会は無料でいい映画が見れるので、今後も利用したいなと思います。

「国際市場で会いましょう」を見ました

2015-06-01 19:03:46 | 映画鑑賞♪
今日から会社でした~(T-T)
まあ、それはいいんですが、腰を痛めてしまいました。
い、痛い。けど休み明けに休むわけにはいかない!
んで、行ってきました。
20日のライブまでに治さなければ。。。

さて、今回のハワイはANAで行ったのでエンタメは割りと充実してました。
日本語だしねー。これ大事。

そして、帰国したら見に行こう!と思っていた韓国映画「国際市場で会いましょう(국제시장)」があった!
帰りの飛行機で見てきました。

朝鮮戦争で生き別れた家族をささえる長男の苦難のストーリーです。

朝鮮戦争で父親、妹と生き別れたドスク。
父親の「お父さんがいないときは長男のお前が家長だ。家長として家族を守れ」という言葉通り、母親や弟、妹のために自分の夢をあきらめて、命をかける。
弟の大学進学のために、西ドイツに炭鉱夫として渡り、死にかけたり、妹の結婚費用のためにベトナム戦争の最前線に技術者として従軍して、片足を失ったり。。。
何もいいことのない、人のためだけの人生を送り、老いれば子供たちに邪険にされて。。。報われない人生にも神様からの素晴らしい贈り物があり、ドスクなりに人生を全うする。

ラストシーンで、老いたドスクが父親に「お父さんの言いつけを守って、命をかけて家族を守りました。でも、本当に本当につらかった」と呼び掛けるシーンは泣けました。。。

この映画、韓国でのコピーが、確か「最も普通の父親の、最も偉大な物語」だったかな?
この時代に韓国を生きた人たちは、苦難の歴史を懸命に生き抜いてきたんですよね。。。
同じ頃の日本は高度経済成長にむけて、東京オリンピックや、大阪万博で明るく上向きになっていたころ。
でも、韓国は貧しく、軍事政権でまだまだ生きるのに精一杯の時代なんですよね。
その点も深く考えさせられました。

そうそう、この映画には東方神起のユノが出てるんですよ。
ベトナム戦争で主人公が出会う、韓国軍兵士で韓国では有名な歌手ナムジンの役。
このナムジンさんが全羅道ご出身で訛りが強かったようで、ユノもバリバリの全羅道サトゥリ(方言)で、ビックリしました。
私、ユノだなんてわからなかった!
なかなかの役者っぷりでした!

この映画、主人公と実在の韓国の偉人たちが交わっていることもあって、韓国現代史を知っていれば、もっと楽しめそうでした。

最後にいえるのは
家族や友達が離れ離れになるかもしれない戦争は絶対に絶対にダメだな。ということ。

おすすめです!一度ぜひ見てみてください!



「ビリギャル」見てきました

2015-05-12 07:36:26 | 映画鑑賞♪
話題の映画「ビリギャル」見てきました!

学年ビリの偏差値40ギャルが慶応大学に受かった軌跡を描いた映画。
当然、最後は無事に慶応に受かることはわかってるんだけど、最後の合格発表を見るところはこちらもドキドキしちゃいました!

結果がわかっているのに、こんな気持ちで見れたのは、主人公がビリギャルになった理由とか家庭環境などが丁寧に描かれていたからかな。と思います。

ただ怠けたいから、本当に悪いからビリギャルになったわけではなく、彼女には彼女なりの理由があって、もっとすごいのは彼女の母親が、それを理解して、娘を見守り続けたこと。
母親が自分がダメだ、ダメだと言われて育ってきたせいで萎縮して生きてきたから、子供にはそうなってほしくない。とその一念をあんなに遊んでばかりいる娘に持ち続けていられることがすごい!
私も母親と同じように自分なんかと思って生きていたクチなので、母親の気持ちにも共感できました。
共感できたけど、もし自分が同じ立場なら。。。あんなにおおらかに見守ってられないだろうな(^-^;
私、気が短いから。。。

あとは、やっぱり坪田先生!
主人公の母親と同じような感じで学生時代を過ごしたからこそ、子供の気持ちが理解できて、一人一人に添えるよう、自分も子供を理解するための努力を惜しまないなんてすごい!
子供が一生懸命な大人を見て、この人のためにも頑張りたいって思えるってすごいです。
あんな先生に出会えてたら、私ももう少しまともになってたかなあ。

と、思ってみてましたが
私にもいました。
「暇だから」という理由で予備校並みのプログラムを組んで、他の先生と選択制のセミナーを組んでくれた高2の担任。
国語の先生だったから、文系セミナーのみだったけど、現代文、古文、英語の受験授業を組んでくれて、2年生の希望者は教材費のみで授業を受けれたんです。夏休みもお盆以外は全部学校に行ってたわ。
でも、いま考えれば暇な先生なんていない。あのゆるさが先生の思いやりだったのかも。
あのとき、子供心に先生が親身だってことを感じて、先生に合格したよ!って言いたいなと思って頑張ったんだよね。

大人が子供に与える影響の大きさもしみじみ感じました。

試験が終わってから、いまいちヤル気なし、仕事もあんまり。。。な私にはしっかりカツを入れてくれた映画でした。

努力は必ず報われる!
子供も大人もオススメです。

韓国映画・ドキドキ私の人生を観ました

2015-01-23 07:38:26 | 映画鑑賞♪
先月のシンガポールの帰りの飛行機で韓国映画「ドキドキ私の人生(두근두근 네 인생)を観ました。
飛行機の音がうるさくて、聞き取りずらかったけど英語の字幕でなんとかフォローしながら観まして、帰ってからネットで自分の理解した内容に間違いはないかを照らし合わせて、細々したところに少し差違がないか確認したら少し誤解?があったけど(笑)なんとか理解できていたみたい(^^;

この映画、昨年の9月に韓国で上映され、hanaに載っていた映画興行ランキングでは8位にランキングされていました。
カン ドォンウォンとソン ヘギョがプロジェリア患者の息子をもつ若い夫婦の役をしたことでも話題を読んだようです。

ストーリーを紹介しますと。。。
高校時代にできちゃった結婚をした夫婦のもとに生まれた息子はプロジェリア患者で16才なのにからだ年齢は80才以上。
裕福ではないけれど、両親に愛されて家族と病院など限られた狭い世界でそれなりに幸せに過ごしてきた。
そんな家族がテレビのドキュメンタリー番組に出演したことがきっかけで息子の世界が少しずつ広がっていく。
今までは老いていくことが人生だったのに、もし病気じゃなかったらこんなことができたのでは、と未来を考える人生にかわる。
けれども病気はどんどん進行し末期に。
未来を考えることを知った息子の苛立ち。
今までどこか幼かった父親は息子の死が近づくにつれ、だんだん大人になっていく。
自分の死期を悟った息子は愛してくれた両親への感謝を伝え、両親に内緒で書いてきた両親を主役にした小説を渡し、年末の鐘を見に行く途中で両親に見守られながらこの世を去る。

もう、帰りの飛行機一人で泣きそうでした(T_T)
この映画に対する事前知識がなさすぎましたわ。
カン ドォンウォンが子供っぽくてタイミングの悪いどこか憎めない若いお父さんをコミカルに演じているからハッピーな映画なのかと思ったら、後半どんどんシリアスになって、ラストシーンは「えーっ!死んじゃうのかあ(T_T)かわいそうすぎるー」ですよ。
なんてこった!こんないい息子が死んじゃうの?

どどーんと暗い気持ちで帰国(^^;

でもね、思いました。
健康に生んでくれた親への感謝。
私はどちらかというと人生の安全パイを選んじゃうことで割りとあとで後悔しちゃうタイプだから、一日一日大事にしなきゃいけないし、自分のやりたいことをできるだけやりきろうと思ったわけです。

すごくいい映画なので日本でもネット配信とかで気軽に見れたらいいなと思いました。