旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

赤坂大歌舞伎千秋楽・昼の部

2008-09-22 01:47:13 | 観劇
シュガーをあれこれやっていたらこんな深夜更新になってしまった
明日会社なのに!

でも、忘れちゃうから記録しておきます。

昨日(おととい?)ソウルパワーに行く前に赤坂ACTシアターでやっていた
赤坂大歌舞伎に行ってきました。

私のご贔屓にしている中村勘三郎さんの一座がACTシアターのこけら落とし公演
でやっていたのですが20日が最終日。
見た限りでは座席は埋まっていて大盛況でした。

演目は「狐狸狐狸ばなし」と「棒しばり」

「狐狸狐狸ばなし」は浮気をしている手ぬぐいやのおかみさんが
なんとか旦那(勘三郎)と別れようと、浮気相手の坊さんにそそのかれて
毒をもってしまう。ところが旦那が生き返って、さあ大変。
幽霊なのか本物なのか
あまりの恐ろしさにさいごはおかみさんの気がふれてしまい
だんなさんはおかみさんを狂わせてやっと永遠に自分のものにできたと
満足する。
しかし、おかみさんが一枚上手。狂ったぶりをして坊さんとの逢瀬のタイミングを
待っているという
笑いのなかにも男と女のだましあいがテーマの演目。

勘三郎が上方の元女形という役柄なので、白塗りで話し方も女っぽくて
面白い!
しかも、いろんな場面で赤坂にちなんだしゃれやアドリブを役者さんたちが
するもんだから、なお面白いです。
ちゃっかり「平成中村座」の宣伝もしてました(笑)

「棒しばり」は狂言が元になった作品で
多分テレビかなにかで狂言で見ていたものを今回初めて歌舞伎でみました。
太郎冠者を七之助、次郎冠者を勘太郎が演じたのですが
太郎は後ろでに手を縛られ、次郎は天秤棒を担ぐような格好で手を縛られ
はじめから終わりまでほぼその格好で演じなければなりません。
手がしびれないのかな~と気になりました。
しかも両手が使えないから、ほぼ足さばきだけの舞。
それも見事でした。
勘太郎くんの踊りは素人の私でも「うまい・・」と思えてしまうほど
切れがあって、めりはりがあるし
七之助くんは女形の印象が深いけど、双眼鏡で見たら次郎冠者のとぼけた表情が
なんとも言えず、自然と笑顔になりましたよ。

今回は歌舞伎初の妹も連れていったのですが
演目もわかりやすかったし、棒しばりも知っていたので面白かったみたいです。

最近、興味を持ち始めているので気分転換に休みがあえば連れていこうかなと
思っています。

そうそう、帰りに入り口で勘三郎さんの奥様をみかけました。
テレビでみるより、お若くてすごく綺麗な奥様でした。
あんな、お母さんいたらうらやましいなあ。

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2 コメント

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赤坂歌舞伎 (チャミ)
2008-09-22 17:01:46
いいな~
観に行ったんだね!
私も行きたかったけどお金なくて辞めちゃった。
今年は勘三郎さん歌舞伎座はもうやらないみたいで残念!
私は菊之助に専念します!
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見に行ってきたよ (管理人)
2008-09-25 23:51:30
一番安い席でみたから、いつものよ~に遠かった(笑)
平成中村座は高くて断念しちゃった。
さすがにお金が・・・ね。
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