北海道観光、ご案内と自分旅行！その②

　父方の祖母が眠るお墓は、苫小牧から支笏湖に向かう道路沿いにあります。
雑木林の丘を切り開いて造成したところなので、特に入り口は大きく育った木々に囲まれ薄暗くなっています。

仏花を買って霊園に着いたのは、もうすぐ日も暮れようとする時間帯。
お彼岸が過ぎているし、こんな時間にお墓参りをする人も居ないでしょうから、きっと静けさに包まれている。

と思っていたのですが・・・



ははは・・・鹿の群れです。
鹿のお尻って、白いね！

向かってきたら車がへこむ・・・、なんて心配する必要もなく、ゆっくり車を進めると、彼らは林に消えました。

この状況は昔からの事なのか、最近の現象なのか、よく分かりません。
ま、自然の中にお墓を作ったのは人間の勝手なので、鹿たちを追い払うのは理不尽かもしれません。

段々畑のように造成された中腹辺りに、祖母のお墓があります。
お参りを済ませて見下ろすと、鹿たちが戻って来ていました。


こちらを警戒している！

お墓の中は、車は一方通行のルールなので、霊園を一周する形で門へと向かうのですが、林に接した道路を通ることになるので、他の鹿がいきなり出てきたら怖いな・・・と思っていました。
熊出没の看板もあるし・・・

そして、案の定、他にも居ました！


携帯で動画を撮るの、慣れていなくて、下手ですみません。



うわ～、この霊園、鹿の楽園になってるの？

それから、鹿の飛び出しに注意して林を警戒しながらゆっくり車を進めると、いきなり墓場から鹿の群れが飛び出して、林へ向かって駆け抜けました！

ひっ！と思わず声が出ましたが、鹿の群れはその後も立て続けに飛び出てきました。
大抵4～5頭の集団で、エンジン音に気づいて慌てて逃げた様子。
こんな時間に人間が来るなんて、思っていなかったのでしょう。

そうして、出口に近づいて少し安心していると、今度は林の中から2頭の鹿が飛び出て、本当にぶつかるかと思いました！

「うわっ！びっくりした！」

私の声は鹿に届いていたかもしれません。あちらも目をむいて、のけ反っていたし。

そうして、ドキドキのお墓参りを終えて、私は支笏湖へと向かいました。

鹿の大群と遭遇した臨場感が伝えられず、残念です。


・・・あれ？
私、ドライブレコーダー付けてるよ！
そうだ！録画があるだろう！

先ほど、確認しましたら・・・全部上書きで消えていた！
長距離ドライブをしたので、そりゃ消えるわ！

どうして、保存しなかったのか・・・
ドライブレコーダーの事、ほんと、このブログを書き始めるまで気が付かなかったよ～～～

とほほ・・・で続く。