しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

永山新川・・・白鳥の寝ぐら

2013-04-15 19:53:55 | つぶやき


朝が明けて、そろそろお食事の時間。
エサを求めて、飛び立つ準備をしています。

白い点のように見えるのが白鳥ですが、小さくてたくさん居る雰囲気が伝わらないかな?

白鳥は、一斉に飛び立つのではなく、次々、順番に羽ばたき始めます。

1羽だけ、2羽一緒に・・・時には5~6羽一緒に・・・。

そうして、少しづつ、川から居なくなっていくのです。




今、永山新川の上流に向かってレンズを向けていますが、
この下流にも同じくらいの白鳥が居ます。

「神様」によると、3~4000羽は居るらしい。

「神様」は、大きな望遠レンズをつけたカメラを三脚に固定して、
ポイントを決めて、レンズに白鳥が飛び込んでくる瞬間をねらっています。
それでも、「なかなか上手くいかんな。」と嘆いています。


私は、白鳥の動きを見ながら、コンデジで出来るだけ大きく撮れるように、
接近して来るのを待ちます。

でも、飛ぶ鳥を撮るのは至難の業。
もちろん私も、なかなか、上手くいきません。



やたらと撮りまくっても、結局、良さそうな写真は数える程度。

7時近くになると、風が強くなり、雪も降って来てました。

神様も「今日は、ここまで。」と帰って行きました。

私も、職場の近くのコンビニでコーヒーを飲んで、暖を取りました。

ふふふ・・・。
朝早く起きて、寒い思いをして、ろくな写真は撮れなかった。
この後、仕事だというのに・・・。

「馬鹿みたい・・・。」

そう言って笑っている自分が・・・愛おしい。


写真の結果がイマイチでも、寒くて体の芯まで冷えてしまっても、
白鳥を追いかけている時は、夢中で楽しくて、私の心も一緒に空を飛んでいた!



今シーズンは、もう無理かな?
もう一度行きたかったけど、シベリアへ渡る時期が迫っている。

今年の秋にも南下する途中に渡って来る。

その時は、もう少し上手に撮れるかな?





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永山新川・・・朝の風景

2013-04-15 06:58:25 | つぶやき


夕陽に照らされた永山新川で、カモや白鳥の写真を撮って帰ろうとした時、
年配の男性が、声をかけて来ました。

「白鳥を撮るなら、朝だよ。」


水鳥の観察のため板が立てられた場所に下りて行く途中、
川岸の草むらに三脚を立てカメラをセットしている男性がこちらに振り向きました。

持っているカメラは、全然レベルが違うけど、
私は写真仲間と思って「こんにちは。」と挨拶しました。
男性は、ぺこりと頭をさげました。

その男性が、私の帰りがけに声をかけて来たのです。

私はわざわざ教えてくれたことが嬉しくて、「たくさん居ますか?」とその男性に近づきました。
鳥の写真を撮ることを邪魔してはいけないので、しゃがみ込んで、私も川にレンズを向けます。

「ズーム、大きいカメラかい?」
「いいえ、3倍しかないんです。」
「そうかい。じゃあ、広角だね。」


生き物を撮る時は、ズームして大きくしたいところです。
でも、ズーム能力が低い私のコンデジは、広い範囲を撮ることを得意とします。

しばらく、そうやって話をしながら、お互いに、時々シャッターを切っていました。

そのおじさんは、夕陽をバックに、カモが一斉に飛び立つ瞬間を待っていたのですが、
その日は、とうとう、そういう瞬間が来ないまま、日が沈んでしまいました。

白鳥がねぐらにしているのは、もう少し上流の橋の下で、
朝7時位に飛び立って行くことを教えてくれました。

朝のうちにほとんどの白鳥が川から飛び立ち、エサ場の田んぼや畑に行ってしまい、
暗くなってから、まった、川に戻って来るのだそうです。

「この夕焼け・・・、もしかしたら、明日の朝、大丈夫かな?」

明日の朝、晴れるかもしれない。
朝日の中の白鳥をとれるかもしれない。

そうおじさんが言っているのを聞いて、翌日の早起きを決意しました。
出勤前にここに来て、写真を撮って、そのまま真っすぐ職場に行く!


翌日、朝4時に起きて、新川に着いたのは5時過ぎ。

上の写真は、白鳥ではなく、カモです。

朝日を受けて赤く染まった雲をバックに、カモの群れが飛んでいました。



そして、下の写真が白鳥・・・





また、また、つづく・・・




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする