お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日は久々に車です。
石川県は小松市にある自動車博物館からです。
車の王様といってもいいかもしれません
「MERCEDS Benz(メルセデス・ベンツ)」の車で
「300SL」です。
トップの写真がそれなのですが
作りの良さ、高級感もさることながら
デザインが素晴らしいです。
スポーティなロングノーズ・ショートデッキ
ドアはガルウイングです。
そしてタイヤハウスにあるフィン
ロントタイヤ後方の排熱用エアベント
と実用的な機能が美しくまとまります。
この車が昭和30年(1955年)製
の車なんて信じられないくらいです。
後のスポティーかつエレガントが代名詞となる、
メルセデス・ベンツのSLモデル
その初代のモデルです。
その初代のモデルです。
もともと、このマシン。
ワークス・チームのプロトタイプレーシングカー
として開発されたこともあり、
細部に様々こだわりが施されます。
わかり易いのは、ガルウイングのドアです。
可能な限り最大のねじり剛性で軽量化された
フレームが必要ということで、
新開発の格子パイプフレームを開発し、
これを採用するのですが、
上下のサイドメンバーが座席の脇を縦貫し、
サイドシルが高くなり過ぎてしまい
従来のドアが付きません。
サイドシルが高くなり過ぎてしまい
従来のドアが付きません。
苦肉の策として、上に向かって開ドアが採用され、
これが「ガルウイングドア」の誕生となります。
さらに、心臓部も当時の世界初の技術、
直噴エンジンです。
300リムジンに搭載されていた
3リットル直列6気筒SOHCエンジンを
パワーアップ、
左に50度傾けて、ボッシュ製の
機械式燃料噴射装置を装備し
スペックは
最高出力:215 PS / 5,800 rpm
最大トルク:28.0 kgm / 4600 rpm
最高速度:260 km/h
当時の市販車としては最速のマシンでした。
では、どんな感じの車かというと
YOUTUBEに動画がありました。
Mercedes Benz 300SL: A celebration at 60 | Goodwood Road & Racing
こんな感じです。
まさにスポーティ&エレガントな1台
プロレスラーの力道山
映画俳優の石原裕次郎さんが愛用してた
車としても知られているそうです。
そして、日本で最初にこの車に乗ったのは
夏木陽介さんらしいです。
なんともうらやましい限りです。
ということで
今日はスポーティ&エレガントな歴史の初まりの1台
「MERCEDS Benz 300SL」でした。