東京 DOWNTOWN STREET 1980's

東京ダウンタウンストリート1980's
1980年代初頭に撮影した東京の町並み、そして消え去った過去へと思いを馳せる。

足立区千住龍田町~その一

2014-07-28 17:53:37 | 足立区
足立区千住龍田町。千住龍田町は、千住元町と千住柳町の南側に位置しており、墨堤通りと大正記念通りの間の三角形の町である。旧千住遊郭の南側に接していて、そのアプローチに当たるところでもあり、その辺りでは東側に千住寿町と接している。北千住駅から東に延びる道が町内を横切っており、路線バスも数多く走っている。その東西の道が一番商店は多い様だ。撮影は2014年3月。
平屋の木造店舗をきれいに改装して営業してるのは、HANAという美容室。千住龍田町3。


その並びには、外壁にサイディングを貼った建物。敷地が台形で、道路面に合わせて一階の張り出しを形作るスタイル。古い町割の中を新しい道路が真っ直ぐに横切っていったことで、こうした事が起きやすくなっている。千住龍田町3。


ディスカウントショップわたなべは、木造二階家の看板建築と角の三階建ての両方が繋がっている。千住龍田町3。


その向かい側、木造モルタル仕上げの店舗。タバコ、菓子、印紙、切手の田辺商店。二つのモルタル看板建築を繋いだような形になっているのが面白い。千住龍田町6。


昔ながらの自動車工場。大国モータース。こういった町の自動車屋さんというのも、近年少なくなってきている様に思う。千住龍田町8。


整備工場は木造平屋で、奥にモルタル仕上げの二階家が建っている。千住龍田町8。


大正記念通りを北へ曲がってみる。木造モルタル仕上げの二階家、看板建築が並ぶ。左から国際美容室、魚留。千住龍田町8。


そのまま北へ進んで行く。木造モルタル仕上げの看板建築がいくつも残る。ここは店舗が空いていて、貸店舗の貼り紙が出ている。千住龍田町8。


旧遊郭へ向かう道に入る。左側にリフォームされて大幅に様相が変わっている木造二階家の店舗。外壁はサイディングが貼られている。魚河岸料理ふくとみ。千住龍田町14。


その先、モルタル仕上げの建物の奥が雰囲気のある玄関だった。奥村歯科医院。千住龍田町16。


旧遊郭の南側の大門商店街にある寿司屋、双子鮨。千住龍田町16。


二軒長屋で、隣は花屋さん。イワタ花店。双子鮨は結構手軽に食べられそうな雰囲気。千住龍田町16。


外壁に波板が貼られている。遊郭があった頃からの建物だろう。この町の盛衰を見つめてきたに違いない。千住龍田町16。


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