アンタルヤから40kmほど北西に行くと、標高約1000mの高さに国定公園として保護されている古代都市テルメッソスがあります。公園の入り口で入場料を払い、細い舗装道路を13㎞登って駐車場に車を置き、そこから急こう配の山道を約20分歩くと着く、到達しにくい古代都市遺跡です。
駐車場、ここから徒歩 ・ 遺跡の入り口
このあたりは紀元前3000年頃から人が住んでいたと考えられていて、ギリシャの都市国家群がアナトリア西部に築かれる前からリキアという国が栄えた場所だということです。テルメッソスは山奥の要塞都市ともいえるところで、あのアレキサンダー大王が紀元前333年、アジア遠征の中で唯一陥落できなかった地だそうです。ところが、5世紀と9世紀に起こった地震のため廃墟となったのです。
貯水槽 ・ 劇場 1
劇場 2 ・ 墓地の石棺 1
墓地の石棺 2 & 3
こんにち見ることが出来るのは壊れかけの劇場や神殿や墓地で、これらはテルメッソスが一番栄えていたと思われる紀元前3世紀から紀元後3世紀頃の遺跡だそうです。高低差のある広い地域なので、見てまわるのにかなりの体力を必要とします。
遺跡の一部 1 & 2
遺跡の一部 3
さて、夕食は滞在先のリゾート・アパートメントで自炊をしました。
トルコ産ワインは妻によるとあまり美味しくないそうです。私はミネラルウォーターです。
トルコ産ワイン
キュウリとワカメの酢の物及びトマト。ワカメはもちろんここでは手に入らない食材なので、家から持って来ました。
酢の物 と 揚げた鶏の皮
鶏肉を使うとき、妻はいつも皮を揚げてビールのつまみにします。
家から持ってきたコンニャクとキクラゲ、それに地産のパプリカの煮物です。さらに、持ってきた出汁とダシ醤油で高野豆腐を作りました。トルコでは各種のナッツがたくさん取れます。
煮物 と 高野豆腐 ・ ホウレンソウのナッツ和え
やはり持ってきた固形カレーを使って、骨付き鶏、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ブロッコリの芯、ニンニク入りのカレーライスが主菜です。
カレーライス ・ デザート
バナナとヨーグルトと固形入りイチゴジャムのデザートは私が作りました、
朝食は多かれ少なかれ毎日同様で、バター、ミルク、ジャム、チーズ、牛肉のハム、パン、ミルクティーなどが食卓に上がります。
朝食
トルコの野菜が美味しいので、毎日の食事が楽しみです。
〔2019年1月〕〔2024年8月 加筆・修正〕
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