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東京から徳島の山奥へ移住したテレビディレクターの田舎暮らしドキュメント。毎日なんやかんややっとることの記録です。

日曜の朝の楽しみ

2012年05月20日 10時50分38秒 | いちいち
大都会東京から徳島県上勝町の山の中に引っ越してきてもうすぐ2ヶ月。
今日は久しぶりにのんびりと日曜の朝を楽しんでいます。
この家に引っ越してきてから、毎週日曜の朝を楽しみにするようになりました。
昼までのんびり寝ていられるから・・・という訳ではありません。
どちらかというとその逆。
日曜日は出来るだけ早起きをしたいと思います。
それは朝、新聞が読めるから。



東京で暮らしていた時、毎朝目が覚めると先ずコーヒーを淹れ、
マンションの一階まで新聞を取りに行き、
コーヒーを飲みながら1時間くらいかけて新聞を読むのが日課でした。
こちらに来てからも朝は新聞は読みながらのコーヒータイムを楽しみたいと思い、
さっそく契約をしたのです。
でも、僕の希望は見事に裏切られました。
新聞(もちろん朝刊です)が家に届くのはいつもお昼頃になるからです。

上勝町の面積は109.68平方キロメートル。
東京の世田谷区と大田区を足したくらいで、けっこうな広さがあります。
そこに暮らしているのは、わずか1,900人ほど。
(ちなみに世田谷区と大田区の人口は足してみるとおよそ1,600,000人)
この町の新聞配達はどうやら2人でやっているようなのです。
県道沿いの大きな集落には毎朝配達をしているようですが、
僕が暮らしているのは県道から20分ほど山を上がった小さな集落。
どうしても手が回らないようで、
新聞は郵便物として郵便配達の人が届けてくれます。
だから届くのはだいたいが午後。

普段昼間は出ている事が多いので、
新聞は夕食を食べながら読むようになりました。
(もちろん朝刊です。夕刊はありません)
でも、日曜日は郵便配達がお休み。
どうなるんだろう?と心配をしていたら、
日曜だけは新聞配達の人が配達をしてくれるのです。
それも早朝6時!にはやってきます。
きっと普段より大分早くから働いてくれているんだと思います。
大感激です!

今日も新聞配達のバイクの音で目覚めました。
さっそく朝刊(これぞ朝刊という感じです)を取りに行き、
コーヒーを飲みながらのんびりと読みました。
充実した朝のひととき。
新聞を読みながら思ったのは、
「そんなに急いで知らなければならないニュースってほとんどないんだなぁ」という事。
ギリシャの金融問題も、
陳光誠氏の亡命も、
Facebookの株価も、
大相撲の結果も、
幼児虐待の事件も、
僕が朝一番に知りたい事では無いという事に気がつきました。
それでも朝のコーヒータイムに新聞はありがたいと思う日曜の朝です。




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