バーとホテルと農業と…           ほんまはテレビ

東京から徳島の山奥へ移住したテレビディレクターの田舎暮らしドキュメント。毎日なんやかんややっとることの記録です。

上海世界博覧会

2010年05月29日 11時45分27秒 | テレビの仕事
上海世界博覧会(上海万博)に行ってきました。
初日は夕方、会場に向かいました。



現場で当日券を買おうと思っていたのですが、チケット売り場がなかなか発見できません。
人に聞いて行った場所はどこも「ソールド・アウト」。
ようやくまだやっている売り場を見つけると、残り3枚。
必死の思いで手に入れました。
現場で当日券を手に入れようと思っている人は注意が必要です。

まっすぐ、中国館の横にあるアジア広場へ。
6月12日からこのステージで「コ・フェスタIN上海」のイベントを行います。



この日はインドのダンスをしていました。
なかなかの見応えです。



午後8時半、日本館の前にはまだ長い行列がありました。





翌日は朝から現場視察&会場打ち合わせ。



この日は30度を超える暑さで日傘の人がいっぱいです。
会場からわずか1時間で、日本館は4時間待ち。



驚くのは行列の人々の間隔。
隙間なくぎっしり並びます。
このまま4時間なんて・・・大変です。

もう一つ驚いたのは車いすの人が沢山いること。



車いすの人にはパビリオンの優先入り口があるので、それを狙って車いすで来ている人が多いそうです。
時折、すくっと立ち上がるのでびっくりします。
この日の入場者は37万人と発表されました。

今まで史上最高の入場者数を記録したのは大阪万博の6400万人。
上海世博は7000万人の入場者を目指していますが、
このペースでは大阪万博を超えるのは難しいかもしれないと言われています。
大阪万博って凄かったんだと改めて思いました。



この日、アジア広場は韓国のナショナルデイ。
伝統舞踊が次々に登場して盛り上がっていました。
他にも様々な広場で各国のイベントが行われて万博を盛り上げていました。

さあ、祭りの始まりまであと少し!

お田植え 2010

2010年05月26日 16時46分08秒 | 田舎大好き(山梨でのこと)
先週末、山梨県富士川町(旧増穂町)平林のお田植えに行ってきました。
昨年のお田植えは「怨み屋本舗REBOOT」のクランクイン直前、
今年は上海万博での「コ・フェスタIN上海」の本番が迫っています。


前日の昼に平林へ。
今回一人目の助っ人がやってきました。



昔はオランダのコーディネイターとしてお世話になっていたリンセさん。
今は結婚して日本で暮らしています。
そんなリンセさんが日本に来る時、どうしても手放せなかったのがこの車↓↓↓



スイスの軍用車、40年前の車だそうです。
周囲から注目の的でした。

その後、杉田Pの家族と合流して釣り堀へ



僕はまったく釣れないのに、子供たちは



イワナとヤマメをどんどん釣り上げます。
「邪心があると釣れないんだよ」
釣り堀のおじさんに言われてしまいました。

夜は山の上にあるコテージで恒例の宴会です。



今年は僕を入れて13人が参加。
昨年の稲刈りを手伝ってくれたマイク・ハンサムも駆けつけてくれました。



そして、子供たちも初めてのお田植えに興奮気味。



・・・が、翌日はあいにくの雨。







そういえば、てるてる坊主・・・忘れてました。

代わりに・・・








坊主を飾ってみましたが効果なし。


裸足で田んぼに入って、横一列になってお田植え開始。






子供たちは最初、水の冷たさに驚いていましたが、
すぐに慣れて大喜びです。



この日、一番がんばってくれたのはホナちゃん。
黙々と作業を続ける姿はなかなか様になっていました。

作業開始から約2時間。



かわいい稲が水田に並びました。
収穫の秋が楽しみです。



雨の中、参加してくれたみなさん、
どうもご苦労様でした。





そして、今日から「コ・フェスタIN上海」の最終打ち合わせで上海に来ています。
準備を始めて早5ヶ月、本番まではあと2週間と少し。
いよいよ大詰め、この仕事も収穫間近です。
良い成果が出ることを願って頑張ります。

最近のお仕事

2010年05月20日 13時16分21秒 | テレビの仕事
このところ上海へよく行くのですが、

今、こんな仕事をしています。↓↓↓

CoFesta IN 上海

経済産業省が主催する「コ・フェスタ」というイベント、

6月12日から18日まで上海万博のアジア広場で行われるステージの演出です。

今までは情報公開されていなかったので、

口にチャックをして(表現古いな…)黙っておりました。



イベント制作はテレビの仕事と違い戸惑うことも多いのですが、

今回出会ったイベントのプロたちの力を借りて楽しくエキサイティングな毎日を過ごしています。

なんといっても万博です。

たくさんの人たちに楽しんでもらえるステージにしなくては!



来週も打ち合わせのため上海へ行く予定。

これからは少しずつ情報をアップして行こうと思います。

期間中に上海に来る人がいたら・・・是非とも上海万博のアジア広場へどうぞ。

オープンスペースなので万博の入場券だけで見ることができます。

SFの世界

2010年05月02日 00時46分38秒 | テレビの仕事
2010年、上海世界博覧会は


1970年の大阪万博とよく比較されます。


高度成長の真っただ中、街は至る所で建築ラッシュ。




コンビニも携帯もファミレスもコンピューターも今や当たり前です。


人々の暮らしはすごい勢いで変化しています。



汲取の桶を担いだ自転車が走る横を、


ベンツやジャガーが走っています。


街には吉野家もマクドナルドもスターバックスもルイ・ヴィトンも普通にあります。



トイレのガラスは一瞬にして曇りガラスに変わり、


上海の空を覆っていた重苦しい雲はロケットによって駆使されたそうです。
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100428k0000e030028000c.html


まるでSFの世界。



中国は今、日本が40年かけてかえてきたことを



一瞬にしてなしとげ、



次の扉を開けようとしています。



その扉の向こうには何があるのか・・・?


扉を開けて

2010年05月02日 00時09分08秒 | テレビの仕事
(・・・昨夜の続き)

勇気を出して食事をするためにホテルの部屋を出た。
エレベーターに乗ると携帯に電話がかかってきた。
2010年のこの時代、上海にいても日本と同じように携帯が繋がる。
電話はスタッフの若手から、一緒に食事に行こうという電話だった。

道を歩いていると遠くから爆音が聞こえてきた。
上海世界博覧会の開幕式が始まった。
10万発の花火が夜空を真っ赤に染めあげる。
残念ながら花火は見えなかったけど・・・。

ホテル近くにある若者に人気の店に向かう。
この店は今まで2度足を運んだがいつも満席。
あまり期待していなかったのだが、あっさり入ることが出来た。
みんな朝からまともな食事をしていなかったので、いつもより少し多めにオーダーした。
すると・・・



一皿の量がいつもの3~4倍近くある!!!



テーブルに乗り切らない!!!



どうやらこの店、オシャレな内装と料理のボリュームが若者たちに人気のようだ。



そして、女性スタッフによるとなんとこの店のトイレは・・・


個室がガラス張り!


個室に入って鍵を閉めると、


イオンか何かの力で、


透明なガラスが


一瞬にして曇りガラスに変わるそうです。


こんな風に、、、

http://www.youtube.com/watch?v=hvb51hcTL9o
http://www.youtube.com/watch?v=4Fb7lBi2WMg


女性用トイレ限定です。
最先端の技術も若者に人気の秘訣だと思いました。
まさに21世紀です。