バーとホテルと農業と…           ほんまはテレビ

東京から徳島の山奥へ移住したテレビディレクターの田舎暮らしドキュメント。毎日なんやかんややっとることの記録です。

自分と向き合う

2009年02月28日 23時10分45秒 | 日記
一昨日、怨み屋本舗の打ち合わせを終え

スタッフで前田健さんの単独ライブを観にいった。

前田健さんこと“まえけん”さんには怨み屋本舗の

スーパーエキセントリック・オタク

十二月田猛臣(しわすだたけおみ)を演じて頂いている。

単独ライブでもダンスあり、笑いあり、

多彩なエンターテイナーぶりをいかんなく発揮。

とても楽しませて頂いた。

ライブの台本から演出まで、すべて一人でこなしたと言うまえけんさん。

今回のテーマは「自分と向き合う」ことだったらしい。

表現者として自分と向き合い、自分をさらけ出す…。

その真摯な姿勢に刺激を受けた。





どうしたら「自分と向き合う」ことが出来るのか?

一人家に引きこもってみたり…

一人で旅に出てみたり・・・

私も様々な方法を試してきたように思う。

最近になってようやく自分なりの方法が見えてきた。





「大好きな」…もしくは、

「大切な」人の顔を思い浮かべながら、

 自分の

「大好きな」・・・もしくは

「大切な」ことをどうやったら伝えられるか考えること。

決して独りよがりになってはいけない。

相手の気持ちを想像しながら、

でも弱気になったり、怖れたりすることなく、

真っ直ぐに自分の気持ちを伝えようと考えること。




そして考えがまとまったら…

勇気を出して、

「大好きな」「大切な」人に向き合い、

自分の素直な気持ちを伝えること。




そういうことを繰り返していると、

少しずつ“自分”というものが見えてきた気がする。




一人で思い悩んでも“自分”は見つからない。

“自分”を見つめ返してくれる

“鏡”が必要なのだ。

“鏡”と向き合って始めて“自分”の姿が見えてくる。





気の早い話・・・・・・22世紀を夢見る

2009年02月27日 08時21分17秒 | ゼロ・ウェイスト(徳島県上勝町でのこと)
最近、会社の仲間とのあるテーマについて話し合っている。


「プラスチックごみは燃やすべきか?」


東京23区ではプラスチックごみの処分方法が大きく二つに分かれています。


我が目黒区など10区では「プラスチック容器包装」はリサイクル資源として分別。

世田谷区など13区では「すべてのプラスチックごみ」は可燃ごみとして焼却。

果たしてどちらの選択が正しいのか?



私は分別派。

「プラスチックはもともと石油資源から作られている。石油資源があと40年~50年と言われている中で、プラスチックを使い捨てて焼却することは、持続可能な社会を目指す時代にはあってはならないことだ」



会社の仲間は焼却派

「プラスチック分別のために、回収のための手間が増えている。そのガソリン使用量、リサイクルして再利用するために使われる石油資源の量を考えると、現時点では焼却するのが最も効率的で環境負荷の少ない方法だ」




彼は東京大学理系卒、過去に何度もごみ問題の番組も手掛けている。

これは、私が安易に考えているほど単純な対立ではなさそうだ…。

しかし、二人で話を進めるうちに単純な結論に行き着いた。




早かれ遅かれ石油資源はいつかなくなり、
プラスチックもなくなってしまう。





二人の話は新たな局面に突入した。

今更江戸時代の生活に戻るわけにはいかない。

しかし、このままでは危機的状況に陥る事が目に見えている。

どうすれば、人間は持続可能な社会を作ることが出来るのか?

どうすれば、未来に夢を持てるのか?

今、そのビジョンを持っている人間は

この日本に、世界に存在するのか?




今こそ22世紀の世界を想い描こう。

そして今日からその第一歩を踏み出すのだ。






プラスチックごみ焼却派の彼が勧めてくれた一冊。

先入観に捕らわれず、自分の頭で現状を見極める事が大切だ。

ただ今、勉強中です。


武田邦彦はウソをついているのか? (PHP Paperbacks)
武田 邦彦 杉本 裕明
PHP研究所

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風について

2009年02月25日 10時50分22秒 | 日記
今日も雨・・・。。。

ロケが中止になり、午前中は家で久しぶりにのんびりしています。

雨の街を眺めながら、遠くにいる友のことを想う。




我ら3Kブラザース。




友のブログを読みながら、火と風について考える。




今、遠く離れた地方の町で、

小さな火が風を待っている。

燃え尽きたよな置き火には

うちわの風は強すぎる。

火吹き竹で狙いを澄まし、

優しくそっと風を送る。

火はそんな風に出会ったとき、

まるで魔法にかかった生き物のように

炎となって“ボッ”と踊り出す。



小さな火が風を待っている。

熱い炎を燃え上がらせる

心優しい

風になりたい。

アースデイマーケット

2009年02月21日 17時29分23秒 | テレビの仕事


いきなり不穏な写真から始まりましたが、

今日朝6時45分の渋谷・公園通り…。

カラスの大群がお出迎えです。






今日は取材でアースデイマーケットに行ってきました。







朝7時の代々木公園けやき並木。

ここに・・・








ボランティアの人たちがテントを組み立て、

アースデイマーケットが始まります。

ちなみにこのテントは竹で出来ている優れもの。

組み立てを手伝ってみましたが、

軽いし簡単です。




さて、朝10時オープン!

農家の方々や加工品を作っている人たちが直接販売しています。







群馬から自慢の有機アイガモ米を持って参加の金井農園さん。

米作りに掛ける情熱をいろいろと伺いました。







兵庫県の宝塚からごま豆腐やお漬物を持って参加の「参福(みふく)」さん。

お隣は販売ボランティアのお嬢さんです。







茨城から野菜を沢山持って参加の魚住農園さん。

イケメンすぎです。








新潟の農家でいろいろ教わりながら、

自分たちでお米を作ったという東京の学生さんのグループ

「共存の森ネットワーク」)。

米作りだけでなく、農家の抱える問題なども調べて

熱心に説明していました。







そして、千葉から参加の「東峰べじたぶるん」さん。

おふたりは母子なんだそうです。

※追記…親子ではないと言う事が判明しました!(でもそっくり?)訂正します。



いろいろお話を伺って、

たくさん食材を買って帰ってきました。

お世話になったみなさんありがとうございます。

素敵な笑顔にたくさん出会えました。



いろいろと問題を抱える日本の農業ですが、

こんな笑顔に出会うと新しい可能性を感じます。

美味しいものを食べて、笑顔が一番!




さて、今晩のおかずは・・・

緑のコトノハ 次のテーマは…

2009年02月19日 18時50分32秒 | テレビの仕事
今週は徳島県の上勝町のゼロ・ウェイストを放送していますが、

次のテーマが決まりました。

今度は…

渋谷を中心に使える地域通貨、

「アースデイマネー」です。

昨日はガイドブックを片手に原宿、表参道、渋谷と歩き回りました。









ちなみに私たちテレビマンユニオンのオフィスも

3年前、青山に引っ越してきました。

しかし…

周囲のお店はあまりにもオシャレ過ぎて、

野蛮人には似合わないと敬遠していました。

そんな印象が見事に一変!

面白い人と、素敵な笑顔にたくさん出会うことが出来ました。




山梨の平林でも、

徳島の上勝でも、

町を好きになれるかどうかは

どんな人に出会うかだと思いました。

「アースデイマネー」はこの大都会の中で、

そんな出会いをつくってくれたのです。

感謝!感謝!




2月21日(土)アースデイマーケット

2月23日(月)グリーンバード(表参道)

に取材で伺います。

もしこのブログを見た人がいたら、

気軽に声を掛けてください。




東京に惚れ直しました。

気づいたら空は美しい夕暮れに…。







「アースデイマネー」に参加したい店舗の方がいましたら

左のツールバーにあるメッセージからご一報下さい。