バーとホテルと農業と…           ほんまはテレビ

東京から徳島の山奥へ移住したテレビディレクターの田舎暮らしドキュメント。毎日なんやかんややっとることの記録です。

稲刈り2010

2010年09月28日 15時14分23秒 | 田舎大好き(山梨でのこと)
2010年9月25日、26日、
待ちに待った稲刈りの日がやってきました。



長かった夏もようやく去って爽やかな秋晴れ。
富士山も見事な勇姿を見せてくれました。



収穫前の田んぼ。田植えからちょうど4ヶ月が経ちました。



地元の方から稲刈りの講習。
ザクザクと稲を刈るのは楽しいのですが、大変なのはその後、藁で束ねた稲を縛ること。
地元の方のように簡単には出来ません。



稲刈り開始!
サカイ隊長と娘のなっちゃん。隊長がいつになく真剣です。



杉ちゃんと長女のほなちゃん。
ほなちゃんは田植えの時と同様、もう立派な戦力です。



ほなちゃんの妹、ゆらちゃんも楽しそうにお手伝いしてくれました。
しっかり鎌を使っていました。



もうすっかり農作業が板についてきたマイク。



飲み込みの早いリンセさん。田んぼに馴染んでいます。



今回初参加のヒデキ&ヨーコ。今度は一緒に飲みましょう!



こちらも初参加、「世界ふしぎ発見」を支えるリサーチャーのヤンちゃん。



ヤンちゃんのお友達のキョウちゃん、美味しいお味噌を差し入れてくれました。ありがとう!



我が相棒の香さん。野良作業用の帽子が風格を漂わせています。

これだけの人数が手伝ってくれたので、作業はどんどん進んでいきます。



わずか2時間でほとんど刈り取りは終わり、と言いたいところですが、
振り返るとこんな風景が・・・



のんびりやってるのは誰だ?



ちばPでした。



稲を天日乾燥させる“”はざかけ”。





子供たちは最後まで頑張ってくれました。



全ての作業が完了しました。



今年は大勢の人が手伝ってくれたので、楽しい田んぼになりました。
みなさん本当にお疲れさまでした。



乾燥させたお米を脱穀して、食べられるようになるのは10月下旬予定。
楽しみにお待ちください。

CoFesta IN Shanghai がテレビOA決定

2010年09月06日 20時41分19秒 | 告知!(放送番組など)
何度かこのブログで書かせてもらった上海での仕事、
CoFesta IN Shanghai がついにテレビOA決定!

私は番組には関わっていないので内容は全くの謎ですが、
興味のある方は見て下さい。

 タイトル 「萌え!上海 ~コンテンツパワーが架ける橋~」(仮題)
 放送局   BS朝日
 放送日時  9月20日(祝月)14時~14時55分

中国の若者の日本アニメに対する熱い情熱がかいま見れると思います。

祭り

2010年09月06日 08時22分33秒 | テレビの仕事
昨日は午前中から「食彩の王国」の取材で「目黒のさんま祭り」へ。
午後からは上海万博でお世話になった、
らき☆すた神輿で知られる埼玉県久喜市(旧鷲宮町)の「土師祭(はじさい)」へ。
猛暑が続く中、どちらも大盛況の賑わいでした。


興味深いのは、この二つのお祭りが、地元を愛する有志によって企画・運営されていること。
「さんま祭りは」バブルによる土地高騰で昔の商店が次々に姿を消し、
ビルだらけの冷たい町になっていくことを心配した目黒駅前商店街振興組合青年部が15年前に始めました。
今ではすっかり有名になり多くの人で賑わいますが、その予算はわずか200万円。
目黒を愛する人々が手弁当で汗を流し、続けているお祭りです。


一方の土師祭は、関東最古の神社と言われる鷲宮神社の千貫神輿が町内を練り歩く伝統的なお祭りでした。
しかし、この千貫神輿があまりにも重すぎて(3.5トン)、人手不足のため大正2年で途絶えてしまします。
それから70年後の昭和58年・・・、
「かつての鷲宮の賑わいを一日だけでも取り戻すため、千貫神輿を復活させたい」
と町の有志たちが集まって復活させたのが、今日の土師祭の始まりです。


鷲宮神社



千貫神輿 すごい迫力です

今では関東一円の150団体、1500人の担ぎ手が集結するようになった千貫神輿。
そこに新しい風が吹いたのは3年前のことでした。
アニメ「らき☆すた」の舞台となった鷲宮神社。
アニメのファンたちが聖地巡礼と称して集まるようになったのです。
町の人たちは最初、普段見かけないタイプの人たちに警戒心を抱いていたそうです。
しかし話をしてみると、きっかけは違えど鷲宮を愛する気持ちは同じ。
ならばその「らき☆すた」なるアニメの御神輿を作ろう!と、
町の有志とアニメファンが共同で「らき☆すた神輿」を作り上げたのです。



これが脅威の大ブレーク!
祭りの当日には多くのアニメファンが集まり、新聞やテレビのドキュメンタリー番組などで取り上げられました。
聖地を目指すファンは年々増え、「アニメで町おこし」に成功した例として全国的に有名になったのです。


らき☆すた神輿に集まったファン 大熱狂です

この祭りの中心人物、土師祭輿會會長の成田靖さん。
28年前に土師祭を復活させた時から、
「今年で最後、来年のことは分からない。この一日にすべてを注ぐだけ」
という気持ちでやってきたと言います。
祭りを終えて挨拶に立った成田さんが「来年に向けて計画をします」と言った瞬間、
周囲からは大歓声が起こりました。
胴上げをされて人々の輪からようやく抜け出してきた成田さんは、
照れくさそうに「挨拶なんかしなければよかった」とぽつりと言いました。
熱狂さめやらぬ人々を優しい笑顔で見つめるその姿が、とても素敵に見えました。


祭りを終えた成田靖さん

祭りを終えた夜、土師祭輿會のメンバーは誰もいなくなった町のゴミを拾って歩きます。
その時が「祭りをやってよかった」と思える最高の時なんだと語ってくれました。

町を愛する気持ち、人々に喜んでもらいたいという気持ち、
そんな気持ちのいっぱい詰まったお祭りを堪能させてもらった一日でした。

次回放送予告

2010年09月04日 21時08分10秒 | テレビの仕事
久しぶりのテレビ番組のお知らせです。




9月25日(土)あさ9時30分~10時
テレビ朝日「食彩の王国」
http://www.tv-asahi.co.jp/syokusai/

テーマは・・・「すだち」です。



いよいよ撮影スタート。
明日は、私の地元「目黒のさんま祭り」に行ってきます。
http://www.owarai.to/meguro/
6000匹のさんまが無料で振る舞われる「さんま祭り」。
さんまに添えるすだちも徳島県神山町からやってきます。
脂の乗ったさんまに、爽やかなすだちの香り・・・。
最高です!

来週からは取材で徳島へ。
ここしばらくは、我が友こーちゃんから貰ったすだちを眺め、
どんな番組にしようかと夜な夜な構想を練っていました。



徳島のすだちの香りが東京へ届くように・・・。
そんな想いで撮影を始めます。




しかし、
朝日放送でも番組はやっているのですが・・・
どうやら一年遅れで放送しているようです。
関西方面の皆さんには見て頂けません。。。
ごめんなさい。
ほんと残念です。