ただただ静観するしかない…祈るだけ…みすみす重症化するようで
悲しい・・・・・・
買い物だけしてきました。
エレベーターのボタン押すし スーパーのかごもカートも持つし
いろんなこと心配したらきりがない。。
今日もマスクは なかった
花粉症には辛いことです。
マスク洗います。。
今日は、昨日の続きです。
私の愛読紙 『高野山教報』から
歯科医の研修医として配属された場所で 肝臓がんの転移され2度目の手術
を控えた方(笑顔溢れるエネルギー溢れる明るい方)との出会い、の続き
『いかせいのち』専修学院 玉本 翔太
周術期の患者さんや寝たきりの方にとって口腔内環境を整えることは
非常に重要であり、最近の研究では全身疾患の手術前後に歯科が介入する
ことで手術の予後が良くなることがわかってきている。
また口腔ケアを行うことは虫歯や歯周病の予防だけでなく、誤嚥性肺炎や
脳梗塞、心疾患、糖尿病、認知症など様々な全身疾患の進行抑制、改善にも
つながっていることが分かっている。
しかし、このことがまだ十分に世の中に知られておらず、
「体の治療に来たのだから、歯なんかどうでもいいんだ。」と言われてしまう
ケースも多く、苦しむ時期があった。
だが、私の担当した患者さんは、このことを説明すると
「せんせい、教えてくれてありがとう。病気にならなかったらそんな大事なこと
知らないままだったよ。口もしっかりきれいにするよ。」と言ってくれた。
どんなときも前向きに肯定する姿に涙が出そうになる事もあった。
その方の周りはいつも笑顔が溢れていて、病室を訪れた人は皆、
笑顔になって帰る、そんな方だった。
ある日、病室でその方の机に一冊の本が置いてあるのを見つけた。
渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』という本である。
いつも前向きで生きるためのヒントが書かれているのではないかと思い、
すぐ本屋へ走った。
『置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。時間の使い方は
そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。
雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。
次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように』
私の患者さんにとって毎日笑顔で希望や目標を持って生きることが、前向きに生きる
原動力であり、その姿が周りの人々をも幸せな気持ちにさせているということが
分かった。
「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、我が願いも尽きん」
という言葉に表れるように、お大師さまは生きとし生ける全てのものの
幸せを願い、真言密教を開かれた。
「いのち」は人間にも動物にも、植物にも、あらゆる生き物に宿っている。
私たちは自然発生的に生まれ、生きているのではない。
一人の人間が生きていくために、多くの人、そして生命が関わっている。
そのことに気付いたとき、自分が生きるということは、自分の周りの人や物
水、空気、あらゆるもののおかげであることが分かる。
私たちは大自然から生かされているということに感謝し、
恩返ししなければならない。
私の出会った患者さんの、どんなに辛いことがあっても、前向きに、笑顔で
周囲の人々を明るい気持ちにするという姿は恩返しの一つの方法だと思う。
自分が生きそして生かされていることに気付き、他者のために自分のできることを
精一杯行う。
このことが良き人生を送るということにつながるのではないかと思う。
今 いのちがあり、生かされていること 生き続けるていること
今日も感謝して 笑顔で明るく 前向きに 歩むことを
積み重ねて 進んでいこうと いつも思います。
でも、難しいことです。。ね。。。
皆さん、ご自愛ください💛
『変形性股関節症に負けないでね!』