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田口圭二のブログ

右脳開発とNLPのプロフェッショナル田口圭二の、きのう・きょう・・そして・・あさって

思わずあなたに 依頼したくなる空気感の作り方 その3

2015-06-12 12:36:53 | 催眠
タイトル:言語と非言語を一致させよ!
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こんにちは、田口です。


あなたに 依頼したい空気感の作り方
今回は3日目。


前回は

「クライアントのリソース」


つまり

相手の価値観や
相手の本心が望むことが何か?

それを引き出す
コミュニケーションが重要

とお伝えしました。


ただ、ですね。


あなたがもし

クライアントの
リソースを引き出し

リソースを引き出す言葉で
アドバイスをしたとしても
効果が出ない時があります。


それは

その言葉を投げかけるあなたと

あなたの態度が
一致していない時に起こります。


「言語・非言語の一致」


と言いますが、
たとえばこんな状態です。




想像してみてください。


あなたが

自分の未来に対して
良いイメージを持てていない時に

2人のセラピストから
セッションを受けました。


セッションが終了すると


セラピストAは

「大丈夫!
 上手くいきますから!」



真摯に目を見つめて
力ある言葉で言ってくれました。


もう一人の
セラピストBは


セッション終了後に

「大丈夫です
 上手くいきますよー」



あなたとは目を合わせずに
書類を整理しながら言いました。



さて・・・


どちらのセラピストなら
その言葉を信じられるでしょうか?


「大丈夫、上手くいく」


言葉自体は同じです。


ただ……


態度が違いますよね。


恐らく


あなたがよほど
ひねくれ者でない限り


セラピストAの言葉なら
信じてみよう


と思われたと思います。



ではなぜ、

セラピストAの言葉は信じられて
セラピストBの言葉は信じられないのか?


その理由こそが
先ほど挙げた


「言語・非言語の一致」


にあります。


つまり

態度に出ているのですね。


目を見て力強く

「大丈夫!」

と言ってもらえたら

この人は本心から
そう言ってくれているんだ

と安心しますよね。


でも

目線も合わせず
生返事のように

「大丈夫」

なんて言われても

この人は本心では
違うことを考えてるのかな?

と不安になるでしょう。



「何を言うか」も大事なのですが

「どう言うか」も
クライアントの心境に
大きな変化をもたらします。


もっとハッキリ言えば

「言葉」と
「行動」が一致していないと

クライアントから信頼されないため
結果として成果につながりません。


心からの言葉を伝えることが
大切なのです。


自分が

「この人、大丈夫?」

と思っている人のアドバイスは
素直に聞けないですよね。



余談ですが


男女間でも
こうした問題はよく起きますね。


彼女「この前ね、
   ○○が××だったの~」

彼氏「へ~、そうだったんだ~」
  (携帯をいじりながら)

彼女「だからね、私
   △△することにしたんだ」

彼氏「うんうん、そうだね~」
  (携帯をいじりながら)

彼女「ちょっと!!!
   話聞いてる?!(怒)」


こうしたほころびから
崩壊につながる……

なんてこともあります。


やっぱり話は相手を見て
相手のことを思って聞き

伝える時も
相手の心に伝える。


こうして文章にしてみると
本当に些細なことなのですが

実は多くの方ができていません。
また、そのことに気づいていないのです。


今日の話を聞いて
もし

「耳が痛いな~」と思ったら


ぜひ

「言語・非言語の一致」

取り入れてみてくださいね。


次回は

前回、今回でお話しした
基本2つを

さらに上手に
使いこなすために

コミュニケーションの裏ワザ

をお送りします。


相手の話を聞くのが苦手だったり
なぜか自分の主張をしたくなる


という方こそ、
特にご覧くださいね。


それではまた次回!



その4:すべてに〇(マル)をつける

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