田口圭二のブログ

右脳開発とNLPのプロフェッショナル田口圭二の、きのう・きょう・・そして・・あさって

「文化勲章が先か?ノーベル賞が先か?」

2010-10-27 23:43:18 | Weblog


今年の文化勲章の発表がありました。


日本を代表する優れた人達です。


ノーベル化学賞受賞に輝いた2人!!


鈴木章

根岸栄一 



両氏も受賞です。
おめでとうございます!!!!


よかった、よかった、と
喜んでばかりはいられません。



さて、ここで問題です。


鈴木章、根岸栄一、両氏は
ノーベル賞を受賞しなかったら
文化勲章を受賞できたか????


別の表現で質問です。


鈴木章、根岸栄一、両氏は
ノーベル賞を受賞したから
文化勲章を受賞できたのか???


答えは
文化勲章受賞選考委員会の方が知っています。


どなたか勇気ある方??
訊ねてみて下さい。


答えが分かったら
ぜひ、教えて下さい。


私が????


いやいや、
そんな勇気は・・・・・・!!!!


それから、演出家の
蜷川幸雄


彼の演出は
「過去と格闘しながら
 過去を壊して
 前に進んでいく」


いいですね!!!!


個人的に、大好きですね!!!


確かに、過去は大切です。


私たちは、過去の実績や評価を
これからの、将来の、未来の実績や評価と
見なしがちです。


確かに過去は
一つのデータには成りえるでしょう。


だからといって、
将来を約束させるものではない!!!!


将来は、未来は
今日から創るものであって
過去の引継ぎではない!!!!


芸術においては特にそうかもしれない。


経営においてもそうかもしれない。
その手法は過去においては
有効だった!!!


だから、これからも
有効である。


んんんんんん・・・・・??


なぜならば、全てが動いているから、
全てが、何かに向かってのプロセスだから


全てが、旅の途中だから。


昨日はそれで良かったけれど
今日はダメ!!!!


私たちは、無意識のうちに
同一性重視を好む。


つまり、変化を拒否する!!!


変わりたい
変化したい


そう思いながらも
同じことを、今日も繰り返す!!!!!


だって、昨日と同じことをすれば
明日は、同じ日がやってくる。


安心出来る!!!!


だって、同じだから!!!!


それも、有り
かもしれない。


人、それぞれだから。


私は、セミナーをしています。
沢山の回数を重ねてきました。


沢山の人にお話をしてきました。


そして、セミナー最後に言います。


「あなたの将来は、過去の延長線上である必要はない!!!!!」


もう一度いいます。


「あなたの将来は、過去の延長線上である必要はない!!!!」



さあ~て、ノーベル賞をもらったから
文化勲章を受賞したのか???


ノーベル賞とは関係なく
文化勲章を受賞したのか????


私個人としては、
非常に興味深い、問題ですが・・・・

「87歳の女子大生」

2010-10-12 09:58:25 | Weblog
さわやかな秋の風と共に、いい~話を聞いたので
みなさんとシェアーしたいと思います。

***********************************************************

『私はローズ、87歳よ。』

学校の初日、教授が自己紹介をした後、
まだ知らない人と話をして、お互い自己紹介しあうように
生徒に言いました。

私は、立ち上がって周りをきょろきょろ見回していると、
誰かが「ぽんぽん」と私の肩を軽くたたきました。

振り返ると、小柄で、しわのある年配の女性が僕を見て
にっこり笑っていました。

彼女の存在そのものが輝いているような笑顔でした。

「こんにちは、ハンサムさん。私はローズよ。
87歳。ハグ(挨拶で抱きしめること)してもいい?」

私は笑って、勢いよく返事をしました。
「もちろん。」
すると、彼女は大きなハグをしてくれました。
「あの、なぜ大学にいるの?」と私は彼女に聞きました。
すると彼女は、冗談っぽく答えてくれました。
「金持ちのだんなを見つけて、結婚して数人子供を持つためよ」
「真剣な話、どうしてなんですか?」 

私は、高齢である彼女が、なぜ大学で勉強したいと思ったのか、
本当に好奇心から知りたかったのです。
「いつも大学で勉強することを夢見ていたのよ。そして今それができるの。」
彼女はそう答えました。

授業の後、学生自治会のビルへ歩いていき、
チョコレートのミルクシェークを一緒に飲みました。
私たちは即座に友達になりました。

その後3ヶ月間、ほぼ毎日、私たちは授業を一緒にうけ、
授業後も話をしました。
いつも彼女は、長い人生で培った知恵や経験をわかちあってくれ、
私はまるで「タイム・マシーン」に乗ったような気分で
彼女の話しの虜になっていました。

一年のうちに、ローズは、キャンパスで有名になり、
彼女はどこにいっても簡単に友人を作ることができました。
とてもおしゃれに気を遣っていて、
他の生徒の注目の対象になっても、それをエンジョイしていました。
本当に学生生活を満喫していたのです。

学期の終わり頃、ローズは、
フットボールの祝宴でスピーチを頼まれました。

彼女が、私達に教えてくれたことは、一生忘れることはないでしょう。

彼女が紹介されると、ステージに立ち、
そして、用意したスピーチを読み始めると、
彼女は、床にカードをぱらぱらっと落としてしまいました。

ちょっとフラストレーションを感じ、恥ずかしく思ったのか、
彼女はマイクに向かって言いました。

「ごめんなさい、ちょっと神経過敏になっているのね。
学校(授業)のためにビールを諦めて、
その代わりに飲んでいるウイスキーがちょっときついのかしら。
準備したスピーチをまともにこれじゃあ読めないわね。
じゃあ、私がとにかく言いたいことを言わせてくださいね。」

観衆は大笑いすると、彼女は咳払いをしてスピーチを始めました。

「年をとったから、遊ぶのをやめるのではないのです。
遊ぶのをやめたから、私たちは年をとるの。

若さ、幸せ、そして成功を達成する秘訣は、たった4つ。


沢山笑って毎日「ユーモア」を見つけること。


夢を持つこと。
もし夢をなくしてしまったら死んでしまいます。

あまりにも多くの人が、死んだ状態で生きていて、それに気付いていないの。
年老いていくことと成長することは、とても大きな違いがあるのです。

もしあなたが19歳で、1年ベッドの中で過ごして、
何一つ生産的なことをしなかったとしても、あなたは20歳になるわ。
もし私が87歳で、1年ベッドの中で過ごして何もしなかったら、
同様に、一年年を取って88歳になるわよ。

誰もが年をとるの。それは才能も何も必要じゃない。

だけれど、成長するってことは、
常に変化できるチャンスを探すことなの。

後悔しないこと。

高齢者は、大体自分がやったことには後悔はないわ。
でもどちらかというと「しなかったこと」への後悔があるのよ。
死を恐れている人っていうのは、後悔している人たちなのよ」。

その年度の終わりに、
ローズは何年もかかった大学の学位を無事終了しました。

そして、卒業1週間後、ローズは安らかに他界しました。

2000人もの学生が彼女の葬式に参列しました。
全ては遅すぎるという事はない、全てが可能なのだということを
自らの行動で教えてくれた素晴らしい女性として、
多くの人が彼女のことを忘れないでしょう。

どうか覚えていてください。

誰もが年老いていきます。

そんな中で「成長していくかどうか」は、あなたの選択なのです。

人間は、手に入れるもので生計をたてます。
そして与えるもので、人生を築きます。