田口圭二のブログ

右脳開発とNLPのプロフェッショナル田口圭二の、きのう・きょう・・そして・・あさって

「坂道の思い出」

2014-06-13 20:26:35 | Weblog


小さいころ
よく父の自転車の後ろに乗って
婆ちゃんの家から
帰っていた。

自転車から落ちないように
父のお腹に手を回し
ズボンのベルトをしっかりと
握っていた手の感触が
今でも残っている。

それでも心配で
身体をピッタリと
くっつけていた頬に
父の背中の感触が
今でも残っている。

自転車をこいでいる父が突然
「あっ、今日は野球放送が有ってる。
 急ごう!!!始まってる」
当時はまだラジオの時代。

「お父さん」
「何」
「ラジオのスイッチは切ってきた?」
「切ってるよ」

「それだったら、帰ってから
 スイッチを入れたら
初めから聞かれるよ」
「ハッハッハッ」

父は、大笑いしたのを
今でもはっきりと覚えている!!

ただ、その時は、
どうして父が笑ったのかは
理解出来なかった。

それ以来、折に触れ
「圭二が、あの時・・・」

自転車の出来事を
楽しそうに父が語っていた。

どうして父が笑ったのかは
勿論、年と共に理解できた。

何十年かぶりに
その時の道を
車で通った。

その当時住んでいた家の前には
坂があった。

子供心にその坂は急な坂だった。

父は、その坂を自転車で上る時に
何かを言っていた。

「よいしょ・よいしょ!!
 坂はきついなぁ!!」

子供心に
自転車の後ろに
自分が乗っているから
きついんだろうな・・・。

そう思った記憶が
微かにある。

だから、その坂は
急な坂だと思っていた。


えっ、坂がない!!!
確かにこの道なのに
坂がない!!

道路わきに車を止めた。

多少景色は変わったが
この道に間違いはない。

このほんの僅かな坂道が
子供の心には急な坂道に
感じられた。

何故か涙が出た。

父と母と三人で暮らした
社宅の長屋後には
洒落たアパートが建っていた。

まだ、土間だった。
夕方になると長屋の煙突から
煙が上るのを昨日のように思い出せる。

僅かな坂道で
僅かな記憶を

久しぶりに
思い出したら
また涙が出てきた!!

「自分のフイルター」

2014-06-07 11:35:56 | Weblog


私たちは所詮
「自分のフイルター」でしか
出来事を見る事しかできない!!

そう書いている自分も
「田口のフイルター」で
書いている。

大切な事は
「全てにおいて自分のフイルターで観ている。
 あらゆるものを、つまりすべての事を、
 自分の主観で観ている」
 
このことを
自分が理解しているかどうか!!

理解までもいかないが
分かっているか??

そう言えば
「真の客観」なんて有るのかな??

今日の、今の、私の目の前には
「真っ青な青空が見える」

しかし、今、この瞬間の関東地方は大雨だそうです。

えっ、じゃあ、どっちが本当なの??
晴れ? 雨??

ほとんどの方は、このことで
「どっちが本当か?」なんては考えない。

何故?
だって、いる場所が違う。
しかも遠く離れている。

最初から違っても、当たり前だと
経験上、思っているし、そう思える。

親と子、先生と生徒、上司と部下、経営者と非経営者等。

同じ出来事を見て、体験しても
立場が違うと、考え、思い等が
全く違う。

大人であれば
人生の中で、
何度も何度も経験する事です。

体験しているにも関わらず
やはり「自分のフイルター」で観てしまいます。

雲一つない真っ青な空!!

えっ、雲は沢山あるじゃない!!

えっ、雲どころか雨が降っているよ!!

えっ、雨!!!そんなもんじゃない、大雨!!

えっ、大雨!!そんなもんじゃない豪雨災害直前!!

居る場所で全く違うものを
そうかぁ~!!って
素直に「〇づけ」出来るように
更に精進します(誓)

「〇づけ」すると

2014-06-04 13:48:10 | 〇づけ


6月・露・液・汁・梅雨!!

ツユと言うコトバは水に
関係しているのかな??


約2年にわたって
練り上げてきたプログラム

「〇づけ」

がセミナーとして
スタートすることが出来ました。

とても一人では出来上がりませんでした。
沢山の方の助けがありました。

心からの感謝です!!
「ありがとうございます」

ところで「〇づけ」って何??
そう思われている方が多いかも、ですね。

簡単なことなのです。

あなたの目の前にいる人の全てに
「〇」をしてみませんか!!
(目の前にいない人にでも・・)

あなたのジャッジを入れないで
「あっ、そうなんだ」
「へぇ~、なるほど」等など!

(詳細はホームページや
体験会へのご参加を・・)

特に会話の最初部分だけでも
否定しないで、肯定的に、
相手の話を聞いてみましょう!!

そうすることで
相手の次の言葉が違ってきます。

なぜならば、コミュニケーションとは
相互作用だからです。

あなたのコトバと非言語に相手が反応して、
相手のコトバと非言語に、
あなたが反応する。そして・・・。(続く)

それの繰り返しです。

相手にイイ反応を求めるならば
「あなたが、イイ反応を出してくれる
 コトバと非言語を使ってみましょう」

簡単なんですが・・・・・(^^)
きっと素敵なコミュニケーションが始まります!!