平沼赳夫氏が会長「国語を考える国会議員懇談会」発足

【筆者記】
旧仮名づかいの復活を目指す超党派議連「国語を考える国会議員懇談会」（国語議連）が２８日、発足しました。
「君が代」表記の是正（国旗国歌法改正）をまず最初に考えているそうですが、最大の問題は日本語の乱れである。
日本の共同社会が行き詰まり、「人」を見て勉強をすることが難しくなってしまった今の日本。目上の人と付き合うことも少なくなり、また核家族化が進み、兄弟も少なくなってきた中で子ども達が日本語の正しい使い方を習得する機会が昔と比べて、非常に少なくなったと考えられます。その結果、大人も含めて日本語の正しい話し方すら出来ないものがあまりも多くなりました。
敬語すら知らない者たち、社会にでれば、上下関係があるのが当たり前の話ですが中には先輩に対し友達のような話し方をしてくる若者が多いと聞きます。
だいたい、こんなことは実は政治家がすることではなく学校や家庭が教えるものですが、学校の先生や親が正しい日本語が出来ないとなれば仕方がない。
しかし、悲しいかな政治家がやらざるを得なくなったことと言うことはあまりにも日本語が乱れている証拠ですよね。本当に情けない日本、日本民族になってしまったものです。
今回、発足した会には６４人が入会し、国民新党の神主出身である綿貫民輔氏や自民党の島村宜伸元農水相など、保守系議員が参加するそうです。
会長には平沼赳夫元経産相（無所属）が就任しました。平沼氏は冒頭の挨拶で「われわれは言葉を言霊と言い、先祖代々大切にしてきたが、戦後の占領政策もあり国語が大変乱れている。しっかりとした国語を取り戻す運動を展開したい」と述べてています。
議連幹部は「日本の文化・伝統を守るための純粋な活動だ」と強調していますが、この国語議連をめぐってマスコミは「政界再編」に行き着くのではないかと注目を集めているそうです。
いまや政界再編の台風の目となっている平沼氏が参加し会長に就任したことで各党では政局に結びつくのではないかとの意見も出ていますが、しかし、これは誰が考えても当たり前のことです。また政局に結びつかなければ新しい政治は生まれてきません。
しかし無所属議員である平沼氏が参加し、各党の議員を差し置いて会長と言うのはいかに平沼氏の実力があるかを証明しています。郵政民営化で平沼氏を追い出した派閥の長である森前総理が最高顧問とは、いやはや政治家の世界は我々一般の社会とはまったく異質なところなのでしょう。
平沼氏は以前から新党構想を掲げ「保守勢力の再結集」に向け、政界再編に向けて動き出していました。
特に今月の１１日、平沼氏はフジテレビ「報道２００１」に出演し、国民の前ではっきりと次期総選挙前の新党結成に強い意欲を表しました。
キャスターの黒岩氏の質問に対し平沼氏は「選挙前に新党を立ち上げるのもやぶさかではない」とはっきり述べ、名称については「新党侍」とする意向までも示しています。
今後の状況次第では次期衆院選後には間違いなく政界再編成が行われ、自民党、民主両党に続く第３極となる可能性も大いにあり、平沼氏の行動そして言動が注目されています。
平沼氏が訴えるように「長い歴史と伝統と文化のある日本にとって、守るべきものは守っていく」何としてでも、我々祖国日本のために、日本の伝統と文化そして歴史を大切にする国づくりを目指しがんばってもらいたいものです。

ここ日本は決して欧米でありません。自由と言うものを履き違えてしまった日本人は、今こそ戦後６０年以上も続いた欧米の身勝手かつ損得的な価値観から脱却し、我々が今まで「日本人」として教えられてきたた公共心、公徳心を基本にした社会規範を徹底させ、子供たちに道徳教育をしっかり教え込まなければいけません。
人様に迷惑をかけない、人のふり見て我が身を直す、そして一番大切なことは『長幼の序』だ。こんなことは日本人として常識であり、また日本国民としての義務をしっかり果たさなければ日本人ではありません。国民として義務を果たせないのもは誰もいないジャングルにでも引っ越してもらいたいものだ。そうすれば何をしてもいい、自由ですよ。パスポートになんて書いてあるか、よく読めば自分が日本国民であるということがよくわかります。
一人の人間として、子供の親としてどう生きるか『人間として、最低限必要なマナー』『モラル』を持つべきだ。それが子供に対する本当の教育だ。そして親は子供の手本とならなければなりません。昔から親の背中をみればその子がわかると言います。人殺しなどの犯罪は大半が自由放任、親が耐えるということを教えずにほったらかしだ。つまり全ての少年犯罪は子供を甘えさせてきた親の怠慢だ。挙句に子育てどころか巣立ちすらさせない親がいっぱいいるではないか。そしてひきこもりか。いい年して甘ったれるのもいい加減にしろ！
このような連中に過保護にも思いやりを持ったり、社会が悪いから仕方がないなどと言った同情心を持つなど不届き千万だ！言うなれば親の育て方でどんな子供にもなるということだ。人に迷惑をかけることなどなんとも思わないような野外者が闊歩する、まさしく住みにくくなった日本を何としてでも立て直さなくてはいけません。
もはや既成政党の時代は終わりました。平沼赳夫氏には真の保守政党をめざす為であるならばどんな方法であれ、まずは政界再編の実現に向けてがんばってほしいものです。

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