安倍氏が総裁選立候補正式表明
2006年 9月 2日 (土) (中国新聞)
▽安倍氏、改憲を宣言
安倍晋三官房長官(51)は一日、広島市南区のホテルで記者会見し、小泉純一郎首相の後継を決める自民党総裁選への立候補を正式に表明、新憲法の制定や教育改革、格差を固定しない「再チャレンジできる社会の実現」などを柱とする政権構想を発表した。官邸主導による政治のリーダーシップ確立を打ち出し、外交では「世界とアジアのための日米同盟」とともに、「開かれたアジアにおける強固な連帯の確立」に向けた中韓両国との信頼関係強化を掲げた。(山中和久)
安倍氏は会見で「多くの国民の期待を真正面から受け止め、立候補を決意した。改革の炎を燃やし続け、日本をチャンスと活力、優しさに満ちあふれる国にしたい」と表明。首相・総裁に就任した場合、所属する森派の離脱とともに、組閣や党人事は「派閥の意向を人事に反映させることはしない」と明言した。
安倍氏の政権構想は「美しい国、日本。」と題し、戦後体制からの脱却と「新たな国づくり」を強調。憲法改正について「高いハードルがあり、簡単ではないが、任期中に方向性を出していきたい」と語り、国民投票法案の成立に全力を挙げるとした。集団的自衛権の行使容認は「個別に具体例を検討したい」と、これまでの政府解釈を変更して容認を模索する意向を示した。
政権構想は、民間活力を生かす「小さく効率的な政府」を目標に明記。「経済成長なくして財政再建なし」の立場から歳出改革に優先的に取り組み、消費税率の引き上げに関しては「今何%というのは適切でない」と述べるにとどまった。
教育の抜本的改革を「百年の計」と位置づけ、「高い学力と規範を身につけるためにも公教育の再生に取り組む」と意欲を見せた。地方の活性化に向け、道州制ビジョンの策定や民間主導の「強い地方」創出なども打ち出した。
「主張する外交」を掲げる一方、日中、日韓関係の冷却化の原因になった首相の靖国神社参拝には触れず、「首脳会談を復活させるため、お互い努力しなければならない」と述べた。「一部引用終わり」
【筆者記】
ついに本命が自民党総裁選に正式立候補をした、衆議院に初当選から十三年という異例のスピードで自民党総裁そして日本国内閣総理大臣のポストを手中にする、戦後最年少、戦後生まれの初の総理大臣である。
昭和29年(1954年)9月21日生まれといえば
出来事では 第1次鳩山内閣誕生し戦後7年間続いた「吉田茂内閣」の終焉を迎え、政治は新たの時代に突入した年である。
世相はまだ戦後を引きずり、国民の生活はより窮乏化していた時代だ、どのような時代であったのか、少し調べてみた。
青函連絡船「洞爺丸」転覆
(死亡・行方不明1155人の日本海難史上最悪の事故)
ビキニで「死の灰」
(米国の水爆実験で第5福竜丸の乗組員が被爆)
自衛隊誕生
(「自衛隊法」「防衛庁設置法」公布)
スポーツ界 相撲界から転身の「力道山」活躍
(空手チョップでアメリカ人レスラーを攻撃 日本人に勇気)
映画界 「笛吹童子」など東映娯楽時代劇大流行
(年間製作本数101本 チャンバラ黄金時代)
「ゴジラ」誕生
(日本初の怪獣特撮映画 水爆実験反対の意味も込める)
「二十四の瞳」公開
(小豆島が舞台の女性教師と12人の教え子の心の触れ合いを描く)
「ローマの休日」大ヒット
(ヘップバーンカットやサブリナシューズが女性に大流行)
「帰らざる河」封切り
(マリリン・モンロー来日 記者会見から「シャネルの5番」が話題に)
「ダンボ」日本語版公開
(古川緑波・坊屋三郎・三木トリローらの声のテープでアメリカで製作)
世相 「第1回全日本自動車ショー」開催
(車の大衆化へ 自動車教習所・ドライブクラブが大人気)
昭和22年生まれの「ベビーブーム世代」就学
(255万3530人 9年後の高校入学難が予想された)
健康志向に興味
(NHK「美容体操」放映開始&「人間ドック」始まる)
商品 「丹頂型電話ボックス」
(クリーム色のボディーに赤い屋根が「丹頂鶴」を連想させた)
「純植物性マーガリン」販売開始
(「うっかりするとバターと間違える」風味で生産が追いつかないほどの人気)
新しいケーキ状ファンデーション「パンケーキ」発売
(海綿スポンジに水を含ませ使用 映画「風と共に去りぬ」で一躍脚光浴びる)
「ホッチキス」発売 急速に普及
(欧米では「ステープラー」と呼ばれる)
流行語 「『軽』文化」
(「軽音楽」「軽犯罪」など「軽」をつけた言葉が流行)
「ソーラー族」
(「ミーハー」よりランクが上と自惚れる人達のこと 「ソラ」は「ミファ」より上)
「むちゃくちゃでござりますがな」
(ドラマから生まれた花菱アチャコのギャグ言葉)
ヒット曲 哀愁日記/コロムビア・ローズ
あなたとともに/津村謙・吉岡妙子
雨の酒場で/ディック・ミネ
裏町のピエロ/若原一郎
お富さん/春日八郎
お夏清十郎/美空ひばり
岸壁の母/菊池章子
君いとしき人よ/伊藤久男(織井茂子)
高原列車は行く/岡本敦郎
そよ風のビギン/小畑実
流れのスター/津村謙
初めて来た港/藤島桓夫
ひばりのマドロスさん/美空ひばり
三つの恋/林伊佐緒
港シスコのマドロスさん/瀬川伸
以上である。
そして平成18年9月2日、馴れ合いと派閥が闊歩した時代は終わりを告げ、日本の政治は新たな宰相を迎える。
「おやじの志を受け継いでいく」1993年の初当選以来、首相の座を目前にしながら病に倒れた亡き父、父から聞かされた「幸運の女神は後ろ髪はないから、後で気付いてもつかまえられない」という言葉をしっかり胸に抱き、日本のトップに挑戦する時が来た。
彼は祖父そして父の教えを受け継く根っからの保守である、難題である憲法改正をあえて政権構想に盛り込んだのも事実上の「戦後は終わり」だという執念と祖父の「自主憲法制定」を訴えた執念が作り上げた実践的価値観ではないだろうか。
彼の転機は森政権の官房副長官になったことである、そして功績が認められ、とんとん拍子で2003年9月サプライス人事で自民党幹事長、そして2005年10月には幹事長代理から官房長官と出世街道を驀進した、若さや経験不足と言う批評もあるが今国民が望む「色黒をはっきりさせる」と言った、対北朝鮮、中国で示した「毅然とした外交」が国民から見れば信頼できる男として映るのである、集団的自衛権の行使容認をはじめ教育にも関心を持ち、新生日本の旗手となってもらいたい、本当に世界があこがれと尊敬を抱き、子供たちの世代が自信と誇りを持てる「美しい日本」をつってもらいたい。
歴史・伝統を大切する日本、地域の暖かさの再生、自由と規律を知る教育の再生、ぜひ乱れた日本を再生してもらいたい。
←押してね♪
押してランキングに入り投票してね
←押してね♪
押してね
2006年 9月 2日 (土) (中国新聞)
▽安倍氏、改憲を宣言
安倍晋三官房長官(51)は一日、広島市南区のホテルで記者会見し、小泉純一郎首相の後継を決める自民党総裁選への立候補を正式に表明、新憲法の制定や教育改革、格差を固定しない「再チャレンジできる社会の実現」などを柱とする政権構想を発表した。官邸主導による政治のリーダーシップ確立を打ち出し、外交では「世界とアジアのための日米同盟」とともに、「開かれたアジアにおける強固な連帯の確立」に向けた中韓両国との信頼関係強化を掲げた。(山中和久)
安倍氏は会見で「多くの国民の期待を真正面から受け止め、立候補を決意した。改革の炎を燃やし続け、日本をチャンスと活力、優しさに満ちあふれる国にしたい」と表明。首相・総裁に就任した場合、所属する森派の離脱とともに、組閣や党人事は「派閥の意向を人事に反映させることはしない」と明言した。
安倍氏の政権構想は「美しい国、日本。」と題し、戦後体制からの脱却と「新たな国づくり」を強調。憲法改正について「高いハードルがあり、簡単ではないが、任期中に方向性を出していきたい」と語り、国民投票法案の成立に全力を挙げるとした。集団的自衛権の行使容認は「個別に具体例を検討したい」と、これまでの政府解釈を変更して容認を模索する意向を示した。
政権構想は、民間活力を生かす「小さく効率的な政府」を目標に明記。「経済成長なくして財政再建なし」の立場から歳出改革に優先的に取り組み、消費税率の引き上げに関しては「今何%というのは適切でない」と述べるにとどまった。
教育の抜本的改革を「百年の計」と位置づけ、「高い学力と規範を身につけるためにも公教育の再生に取り組む」と意欲を見せた。地方の活性化に向け、道州制ビジョンの策定や民間主導の「強い地方」創出なども打ち出した。
「主張する外交」を掲げる一方、日中、日韓関係の冷却化の原因になった首相の靖国神社参拝には触れず、「首脳会談を復活させるため、お互い努力しなければならない」と述べた。「一部引用終わり」
【筆者記】
ついに本命が自民党総裁選に正式立候補をした、衆議院に初当選から十三年という異例のスピードで自民党総裁そして日本国内閣総理大臣のポストを手中にする、戦後最年少、戦後生まれの初の総理大臣である。
昭和29年(1954年)9月21日生まれといえば
出来事では 第1次鳩山内閣誕生し戦後7年間続いた「吉田茂内閣」の終焉を迎え、政治は新たの時代に突入した年である。
世相はまだ戦後を引きずり、国民の生活はより窮乏化していた時代だ、どのような時代であったのか、少し調べてみた。
青函連絡船「洞爺丸」転覆
(死亡・行方不明1155人の日本海難史上最悪の事故)
ビキニで「死の灰」
(米国の水爆実験で第5福竜丸の乗組員が被爆)
自衛隊誕生
(「自衛隊法」「防衛庁設置法」公布)
スポーツ界 相撲界から転身の「力道山」活躍
(空手チョップでアメリカ人レスラーを攻撃 日本人に勇気)
映画界 「笛吹童子」など東映娯楽時代劇大流行
(年間製作本数101本 チャンバラ黄金時代)
「ゴジラ」誕生
(日本初の怪獣特撮映画 水爆実験反対の意味も込める)
「二十四の瞳」公開
(小豆島が舞台の女性教師と12人の教え子の心の触れ合いを描く)
「ローマの休日」大ヒット
(ヘップバーンカットやサブリナシューズが女性に大流行)
「帰らざる河」封切り
(マリリン・モンロー来日 記者会見から「シャネルの5番」が話題に)
「ダンボ」日本語版公開
(古川緑波・坊屋三郎・三木トリローらの声のテープでアメリカで製作)
世相 「第1回全日本自動車ショー」開催
(車の大衆化へ 自動車教習所・ドライブクラブが大人気)
昭和22年生まれの「ベビーブーム世代」就学
(255万3530人 9年後の高校入学難が予想された)
健康志向に興味
(NHK「美容体操」放映開始&「人間ドック」始まる)
商品 「丹頂型電話ボックス」
(クリーム色のボディーに赤い屋根が「丹頂鶴」を連想させた)
「純植物性マーガリン」販売開始
(「うっかりするとバターと間違える」風味で生産が追いつかないほどの人気)
新しいケーキ状ファンデーション「パンケーキ」発売
(海綿スポンジに水を含ませ使用 映画「風と共に去りぬ」で一躍脚光浴びる)
「ホッチキス」発売 急速に普及
(欧米では「ステープラー」と呼ばれる)
流行語 「『軽』文化」
(「軽音楽」「軽犯罪」など「軽」をつけた言葉が流行)
「ソーラー族」
(「ミーハー」よりランクが上と自惚れる人達のこと 「ソラ」は「ミファ」より上)
「むちゃくちゃでござりますがな」
(ドラマから生まれた花菱アチャコのギャグ言葉)
ヒット曲 哀愁日記/コロムビア・ローズ
あなたとともに/津村謙・吉岡妙子
雨の酒場で/ディック・ミネ
裏町のピエロ/若原一郎
お富さん/春日八郎
お夏清十郎/美空ひばり
岸壁の母/菊池章子
君いとしき人よ/伊藤久男(織井茂子)
高原列車は行く/岡本敦郎
そよ風のビギン/小畑実
流れのスター/津村謙
初めて来た港/藤島桓夫
ひばりのマドロスさん/美空ひばり
三つの恋/林伊佐緒
港シスコのマドロスさん/瀬川伸
以上である。
そして平成18年9月2日、馴れ合いと派閥が闊歩した時代は終わりを告げ、日本の政治は新たな宰相を迎える。
「おやじの志を受け継いでいく」1993年の初当選以来、首相の座を目前にしながら病に倒れた亡き父、父から聞かされた「幸運の女神は後ろ髪はないから、後で気付いてもつかまえられない」という言葉をしっかり胸に抱き、日本のトップに挑戦する時が来た。
彼は祖父そして父の教えを受け継く根っからの保守である、難題である憲法改正をあえて政権構想に盛り込んだのも事実上の「戦後は終わり」だという執念と祖父の「自主憲法制定」を訴えた執念が作り上げた実践的価値観ではないだろうか。
彼の転機は森政権の官房副長官になったことである、そして功績が認められ、とんとん拍子で2003年9月サプライス人事で自民党幹事長、そして2005年10月には幹事長代理から官房長官と出世街道を驀進した、若さや経験不足と言う批評もあるが今国民が望む「色黒をはっきりさせる」と言った、対北朝鮮、中国で示した「毅然とした外交」が国民から見れば信頼できる男として映るのである、集団的自衛権の行使容認をはじめ教育にも関心を持ち、新生日本の旗手となってもらいたい、本当に世界があこがれと尊敬を抱き、子供たちの世代が自信と誇りを持てる「美しい日本」をつってもらいたい。
歴史・伝統を大切する日本、地域の暖かさの再生、自由と規律を知る教育の再生、ぜひ乱れた日本を再生してもらいたい。
←押してね♪
押してランキングに入り投票してね
←押してね♪
押してね
安倍さん、ヘンなスキャンダルさえなければ、確定でしょうね。今の政治状況の中で良く思い切って発言したものです。昨日のNEWS23の筑紫さんとのインタビューご覧になりましたか。突然、愛国心を持ち出した、筑紫さんに、笑顔を失わない中にも、一度だけ『そんなことは、一言も言っておりません』とはっきり反論していました。
安倍さんが、総理になったあと、大きな失点がなければ、確実に日本の言論風景が変わる気がします。
長くなってすみません。もうひとつ、kazuさん、コメントありがとうございました。お手数をおかけしました。富山、八尾と聞いただけでその人を思い出し、今はkazuさんです(笑)。
さらにもうひとつ。ランキング上がってますね。ボクは1位から落っこちましたが、勢いのあるkazuさんがドカンと行ってください!
こちらはまだ土曜の昼下がりです。7月以来連日戦争やテロの臨時ニュース続きでしたが、今週は久々に平和なアメリカで、のんびりムードです。
阿部さんの出馬表明は、米国の新聞でも国際欄のトップにアップの顔写真入りで、おととい(早すぎでは?)出ていましたよ。小泉首相の親米路線継承者として、各新聞とも大変好意的な受け止め方で、世論調査の支持率75%と書いてありましたが、ホントですか? すごい人気ですね。
厄介な対中・対朝問題をばしっとおさえてくれる活躍を期待してます。