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中村調理製菓専門学校で講師!

2019年07月03日 19時18分56秒 | 若き料理人へ

7月1日月曜日

7月は中村調理製菓専門学校で講師をしてきました。

毎年、講師として呼んで頂き、料理人の卵の生徒さんたちに授業をしています。

今年は、

〇「西米良産サーモンの軽いスモーク、有機農家さんの朝採り花ズッキーニにズッキーニのムースをつめて、

宮崎産マンゴー、パッションのソース」

〇「西米良産サーモンのパイ包み焼き、白ワインのソース」

〇「うきはの筒井さんの桃のピーチメルバ」

この3品を授業してきました。

普段もシェフは、九州のテロワールの素晴らしさを強調した、

素材の素晴らしさがストレートに伝わる料理を心がけています。

そして、器まで有田のもので、

お客様が食事に来られた際、

器、季節の食材、香り、で「ストーリー性」のある料理を提供しております。

それぞれの生産者の方々とも、普段から密に連絡をとって、

どのように育てられているか、どんな思いがこもってるか、などよーく理解しているので、

その素材の美味しさをこわすことなく、より美味しさが伝わる調理方で料理していいます。

九州・福岡でしか、ここでしか食べれない「フランス料理」を提供している、ということを

とくに説明してきました。

生徒さんからも、鋭い質問などもでて、シェフも喜んで答えていました。

私は、階段教室の後ろーの方で、生徒さんと同じように座って授業を受けました。

私が在学していたの23歳の頃。

もう20年も経っていますが、あの頃のことはすぐに思い出せました。

小学校、中学校、高校、大学、専門学校と進み、

私の中で一番楽しかったのは、中村での専門学校時代です。

たった1年間でしたが、同じ「料理の道」を選んだクラスメートばかりで、

話も合うし、頑張る方向も同じだし、授業は料理関係ばかりだし、

有名な料理人の方が講師でくるし、で、毎日がワクワクで、キラキラで、とっても楽しかったです。

バスケットボール以外で、自分の不器用さを再確認し、

玉ねぎのみじん切りから、キャベツの千切りなど、一生懸命練習した日々を今でも思い出せます。

まだ在学中の料理人の卵の皆さん、

「料理の世界」は厳しい世界ですが、こんなにやりがいのある仕事はないと思います。

手に「技術」を身につけたら、これからの時代、とっても強みになると思います。

ぜひぜひ、たくさんのことを吸収して、これからを担う料理人になってほしいです!

 

 

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