昨日から同作を2本観る。26日に加藤剛版も時専chでやるので観たら追記します。
本日は2013年のテレ朝ドラマ田村正和版 息子は緒形直ちゃん嫁は仲間由紀恵

友人であり死闘を繰り広げる仲代達也が、今作ではマツケンサンバだっ!
どちらも使い手なのに、マツケンの殺陣が将軍様の上段系なのが少し面白かった。
昨日も観てるし、脚本は同じ橋本忍さんなので殆どセリフも演出も使いまわしが多数。
ただ違和感は。。。当時の映画の潤沢な製作費とは雲泥の差であったこと。
この父は婿に来て自分を殺して因業な妻に頭が上がらない。男尊女卑の時代でもだ。
御家蔵が三百石というのが多いのか解らないけれど。。。
三船版では屋敷の庭が広い枯山水で、きちんと整砂というのかな❓されている。
妻の大塚道子は怪奇的に意地悪な女優だけど😅 それとは別に、非常に裕福な家の娘だと
その庭を観るだけで判るという趣向。ただ気の強い嫁に頭下げてるわけじゃないのよ。
同じ婿でも、仕事人の「せん・りつ」のような「なんちゃって中村家」などの下々な家とはワケが違う。
男尊女卑よりも氏素性や家柄が上位概念ってことだ。イマドキの人には理解不能だろうけどねぇ
マサカズ版では仲間由紀恵が庭の掃き掃除をしていると、姑の梶芽衣子が
「そんなことは下男の仕事。家の者がやったら格が落ちる」のようなセリフで代替表現をしていた。
あの枯山水と掃き掃除では、まったくスケールもレベルも違うだわ。。。
外記(北村有起哉だ!やっぱりウマいわ~むしろ息子は直人じゃなく有起哉で良かったかも)
が死ぬところも同じ演出なんだけど、直人も有起哉も少し前後の演出が三船版とは違う。
たぶん二人共 殺陣がそれほど出来なかったのじゃないかと想像。
そしてマサカズに最初に斬られるのに福本先生が出てたっ!流石東映作!剣会の皆さんも😃
さて本作は2013年とマサカズの晩年の作品。2010年の「樅ノ木は残った」の段階で
声がまるで出ていなかったので懸念してたが、これの方がきちんとセリフが明瞭だった。
やはり殺陣の迫力は三船が「動」ならマサカズは「静」なので比較してはならないが
今作ではマサカズらしく「怒り」よりも「哀しみ」にシフトした芝居であったと思う。
すんごい泣き虫なんだもの(;^ω^) ラストは孫に辿り着けないでセリフっては勿体ないなぁ。。。
赤ちゃんが泣いちゃって あの描写が出来なかったのかもしれない。
仲代達也と松平健の違いもナカナカ面白かった。殺陣師は菅原俊夫さんて方だった。
マツケンはエンクレのトメ&東映ってこともあり、マサカズを立てるってこともあり
上様が江戸城で稽古してるような殺陣だった(「成敗!」前のキレ良い大人数相手とは違う)
三船と仲代は「椿三十郎」のように殺気が主。人を殺し殺されるギリギリのヒリヒリ。
昨日は1967東宝の三船敏郎版 嫁は司葉子

脚本が橋本忍さんだし、製作は田中友幸(ゴジラ)なので絶対にハズレがないし
黒澤組で散々タッグを組んだ仲代達也とだから、そりゃぁ迫力満点だろうなぁと思うと
正にソレ!やっぱり世界のミフネはすげぇやという作品。殺陣は久世竜大先生🎵
67年だから「赤ひげ」の後くらいで、隠居爺役でもあるので穏やかな優しい芝居
しかし。。。やはり三船は三船「赤い」。身体中から焔が立ち上るような怒りが突出している。
息子役は加藤剛だから勿論穏やかで真摯な「白さ」この対比に他のお歴々が絡む。
「お食い初め」の描写は昔だから三船が咀嚼して粥状にして食べさせるかと思うがしない。
ごはん粒を口に入れて、ギリギリ咀嚼できるような月齢だったみたい。モグモグしてた。
ラストすすきヶ原での闘いでの演出がこれまた素晴らしいのなんのって!
黒澤製作じゃないけど、如何にも東宝の三船作品だと感じさせてくれる。
いろんな演者や演出の比較も楽しくて、どっちも観てよかったわ ありがとK子おねえさん✧٩(ˊωˋ*)و✧
上の2本を観ながら3月末に時代劇専門チャンネルにて、92年のテレ東 加藤剛版も放送アリ。

作られるたびに製作費が減っているのがわかるなぁ。。。お話や登場人物も随分端折っていたり
ロケ地は小田原城みたいだなと思ったらホントにそうだった😅 近場で済ませたんだね。
だけどこうしてお城が現存してくれているから、建て込みすることなく映像に使えるのは日本の利点。
殿様の側妻に献上されるのは大概商家の娘だと思うし、前2作もそうだったが、今作は中谷一郎が
加藤剛の同僚の武家だったので、少し違和感。帝王船越の若い頃はフレッシュで良いわぁ。
乳母役を西尾まりちゃんがやってたのが素晴らしい。彼女ウマくて昔から大好きだわ。
婿取り嫁は大谷直子で、意地悪ではあれ家柄の根拠など薄く物足りない。
最後に嫁いちに謝るんだよ。最後までおまえのせいで我が家は滅亡だとか毒づかなくちゃねぇ😅
他罰思考の人間が死の前に改心することなんかないよ。色々残念な出来で2回に分けてやっと観た。
とは言え、加藤剛の修羅を始めて見せられた気がするわ。と4月7日に追記。
遅い昼。。。映画観ながらワイン少々と共に😅

かしら串/茹でブロッコリーと芽キャベツ大好き/きのこサラダ
身体に良いからとブロッコリー買うんだけど、なかなか食べないのよね面倒というか。
レンチンも身体に悪いみたいだから茹でようと思うとハードルが高いというか。
茹でるだけなのに億劫。芽キャベツ大好きがあったから一緒に時間差で茹でた

在庫の豚カシラを半分焼く。油っこくはないのに、なんとも言えない脂の味がホント美味しい。

あたいは時代劇わからにゃーよヾ(*ΦωΦ)ノ
本日は2013年のテレ朝ドラマ田村正和版 息子は緒形直ちゃん嫁は仲間由紀恵

友人であり死闘を繰り広げる仲代達也が、今作ではマツケンサンバだっ!
どちらも使い手なのに、マツケンの殺陣が将軍様の上段系なのが少し面白かった。
昨日も観てるし、脚本は同じ橋本忍さんなので殆どセリフも演出も使いまわしが多数。
ただ違和感は。。。当時の映画の潤沢な製作費とは雲泥の差であったこと。
この父は婿に来て自分を殺して因業な妻に頭が上がらない。男尊女卑の時代でもだ。
御家蔵が三百石というのが多いのか解らないけれど。。。
三船版では屋敷の庭が広い枯山水で、きちんと整砂というのかな❓されている。
妻の大塚道子は怪奇的に意地悪な女優だけど😅 それとは別に、非常に裕福な家の娘だと
その庭を観るだけで判るという趣向。ただ気の強い嫁に頭下げてるわけじゃないのよ。
同じ婿でも、仕事人の「せん・りつ」のような「なんちゃって中村家」などの下々な家とはワケが違う。
男尊女卑よりも氏素性や家柄が上位概念ってことだ。イマドキの人には理解不能だろうけどねぇ
マサカズ版では仲間由紀恵が庭の掃き掃除をしていると、姑の梶芽衣子が
「そんなことは下男の仕事。家の者がやったら格が落ちる」のようなセリフで代替表現をしていた。
あの枯山水と掃き掃除では、まったくスケールもレベルも違うだわ。。。
外記(北村有起哉だ!やっぱりウマいわ~むしろ息子は直人じゃなく有起哉で良かったかも)
が死ぬところも同じ演出なんだけど、直人も有起哉も少し前後の演出が三船版とは違う。
たぶん二人共 殺陣がそれほど出来なかったのじゃないかと想像。
そしてマサカズに最初に斬られるのに福本先生が出てたっ!流石東映作!剣会の皆さんも😃
さて本作は2013年とマサカズの晩年の作品。2010年の「樅ノ木は残った」の段階で
声がまるで出ていなかったので懸念してたが、これの方がきちんとセリフが明瞭だった。
やはり殺陣の迫力は三船が「動」ならマサカズは「静」なので比較してはならないが
今作ではマサカズらしく「怒り」よりも「哀しみ」にシフトした芝居であったと思う。
すんごい泣き虫なんだもの(;^ω^) ラストは孫に辿り着けないでセリフっては勿体ないなぁ。。。
赤ちゃんが泣いちゃって あの描写が出来なかったのかもしれない。
仲代達也と松平健の違いもナカナカ面白かった。殺陣師は菅原俊夫さんて方だった。
マツケンはエンクレのトメ&東映ってこともあり、マサカズを立てるってこともあり
上様が江戸城で稽古してるような殺陣だった(「成敗!」前のキレ良い大人数相手とは違う)
三船と仲代は「椿三十郎」のように殺気が主。人を殺し殺されるギリギリのヒリヒリ。
昨日は1967東宝の三船敏郎版 嫁は司葉子

脚本が橋本忍さんだし、製作は田中友幸(ゴジラ)なので絶対にハズレがないし
黒澤組で散々タッグを組んだ仲代達也とだから、そりゃぁ迫力満点だろうなぁと思うと
正にソレ!やっぱり世界のミフネはすげぇやという作品。殺陣は久世竜大先生🎵
67年だから「赤ひげ」の後くらいで、隠居爺役でもあるので穏やかな優しい芝居
しかし。。。やはり三船は三船「赤い」。身体中から焔が立ち上るような怒りが突出している。
息子役は加藤剛だから勿論穏やかで真摯な「白さ」この対比に他のお歴々が絡む。
「お食い初め」の描写は昔だから三船が咀嚼して粥状にして食べさせるかと思うがしない。
ごはん粒を口に入れて、ギリギリ咀嚼できるような月齢だったみたい。モグモグしてた。
ラストすすきヶ原での闘いでの演出がこれまた素晴らしいのなんのって!
黒澤製作じゃないけど、如何にも東宝の三船作品だと感じさせてくれる。
いろんな演者や演出の比較も楽しくて、どっちも観てよかったわ ありがとK子おねえさん✧٩(ˊωˋ*)و✧
上の2本を観ながら3月末に時代劇専門チャンネルにて、92年のテレ東 加藤剛版も放送アリ。

作られるたびに製作費が減っているのがわかるなぁ。。。お話や登場人物も随分端折っていたり
ロケ地は小田原城みたいだなと思ったらホントにそうだった😅 近場で済ませたんだね。
だけどこうしてお城が現存してくれているから、建て込みすることなく映像に使えるのは日本の利点。
殿様の側妻に献上されるのは大概商家の娘だと思うし、前2作もそうだったが、今作は中谷一郎が
加藤剛の同僚の武家だったので、少し違和感。帝王船越の若い頃はフレッシュで良いわぁ。
乳母役を西尾まりちゃんがやってたのが素晴らしい。彼女ウマくて昔から大好きだわ。
婿取り嫁は大谷直子で、意地悪ではあれ家柄の根拠など薄く物足りない。
最後に嫁いちに謝るんだよ。最後までおまえのせいで我が家は滅亡だとか毒づかなくちゃねぇ😅
他罰思考の人間が死の前に改心することなんかないよ。色々残念な出来で2回に分けてやっと観た。
とは言え、加藤剛の修羅を始めて見せられた気がするわ。と4月7日に追記。
遅い昼。。。映画観ながらワイン少々と共に😅

かしら串/茹でブロッコリーと芽キャベツ大好き/きのこサラダ
身体に良いからとブロッコリー買うんだけど、なかなか食べないのよね面倒というか。
レンチンも身体に悪いみたいだから茹でようと思うとハードルが高いというか。
茹でるだけなのに億劫。芽キャベツ大好きがあったから一緒に時間差で茹でた


在庫の豚カシラを半分焼く。油っこくはないのに、なんとも言えない脂の味がホント美味しい。

あたいは時代劇わからにゃーよヾ(*ΦωΦ)ノ
時代劇が衰退してる昨今 ワクワクで拝読。
侍タイム 昨日の昼間 また見た。
わかってるのにやっぱり笑ったり ほんと楽しかったわ。
また気持ちが下がるときとか 見よう!
古いのはアマゾンにもありますが追課金だったのでU-NEXTで観ました。
ユーネク入ってたらそちらで。三船版はオススメMAXです。
この水曜日にテレ東ドラマ版が時専で23時からです。
東映の時代劇は萬屋錦之助を筆頭にアイドル系の剣士から、仁義なきのヤクザな面々にシフトしつつ、技術もあって楽しかった。
反面、東宝は黒澤の泥臭さと圧倒的な精神リアリティが結実して
どちらも映画会社別のエッセンスを感じさせつつ良作いっぱいでしたね。
松竹は。。。キレイごとが多くてあまり好みじゃないけど😅
来月もう一度放送あります。観ましょうね~(=゚ω゚)ノ