上級韓国語 - ちょんげぐりの世界

韓国語の勉強もそろそろビジネスクラスへ乗り換えましょう。上級韓国語をめざして,古狸案先生の授業は随時更新中です。

韓国人の生活基本色は

2010-03-10 | 動詞
前回は빨갛다の話からいろいろな赤について話をしましたけど,覚えられましたか。

벌그레하다には벌그레하다,
발그무레하다には벌그무레하다,
발그족족하다には벌그죽죽하다,
발그스름하다には벌그스름하다,
발그대대하다には벌그데데하다,
そして발그댕댕하다には벌그뎅뎅하다⋯と,陽と陰が対になっているのですからとても日本人には歯が立ちません。

さて,きょうは韓国人の生活基本色についてお話ししましょう。
子供のチョゴリの袖などに使われている色を思い浮かべてください。
青,赤,黒,白,黄です。これが韓国人の生活上の基本色です。
청,홍,흑,백,황の5色です。

袖にこの青,赤,黒,白,黄の縞模様を入れたチョゴリを색동 저고리と言います。この5色について,その色彩の濃淡をどのように表すか,その変化を見てみましょう。右に行くほどその濃淡が強くなります。

푸르다 (名詞形 : 파랑) → 파랗다 <새파랗다 / 퍼렇다 <시퍼렇다
밝다 (名詞形 : 빨강) → 빨갛다 <새빨갛다 / 뻘겋다 <시뻘겋다
검다 (名詞形 : 까망/검정) → 까맣다 <새까맣다 / 꺼멓다 <시꺼멓다
희다 (名詞形 : 하양) → 하얗다 <새하얗다 / 허옇다 < -
누르다 (名詞形 : 노랑) → 노랗다 <새 노랗다 /누렇다 < -

みなさんはこれらの5色が形容詞の形を持っていることに気が付きましたか。
形容詞の形というのは,たとえば青(파랑)なら青い(파랗다)がそうです。
ほかの色もみてみましょう。

赤い(빨갛다),黒い(까맣다),白い(하얗다),黄色い(노랗다)とすべてが形容詞の形になりますね。
これらは具体的な色彩を表す言い方です。

総称的な言い方では푸르다,붉다,검다,희다そして누르다と言います。

「赤い」という붉다は「火」を表す불,また「青い」の푸르다は「草」を表す풀と関係があるのです。また희다は太陽の해の昔の言い方に다が付いたものだと言われています。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国語で虹の色を言えますか? | トップ | 赤い悪魔 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

動詞」カテゴリの最新記事