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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ウドは大木ほど良し

2024年12月06日 | 山菜

ウドは茎葉がほぼ枯れてきたので片付けの作業をしました。
言うまでもなくウドの大木とは図体ばかり大きくて役立たずのことを揶揄した言葉。
しかし、ウドは大木になるほど良しなのです。
もっとも大木とは言っても次第に茎が木化するだけでそもそもは草本です。
ウドを食するのは春に伸び出す新芽。
一般的には根株を掘り上げ、ハウス内に伏せ込み新芽を軟化します。
いわゆる東京ウドのように室に伏せ込んで白い軟化ウドにする栽培法もあります。
我が家では昔ながらの土盛りをします。そのためより天然に近い山ウドの風味が味わえます。
これが今年春の山ウド。


小生は山ウドの香り大好き人間なので春の楽しみの一つです。


何れの栽培法にしてもまずは充実した根株を作ることが大事です。
それには太く青々としたウドの大木に育てる必要があるのです。
大きく育つことで根株に養分を蓄え翌春に立派な新芽が伸び出します。
春に出てきた芽を穫り尽くしたり、せっかくの茎葉を早々と片付けたのでは根株が弱ってきます。
我が家はより自然に近い栽培なので、収穫後は必ず何本かを伸ばし、根株を養成します。
夏には人の背丈をはるかに超え2m以上に達します。
秋も深まると次第に黄葉し、その後は枯れて落葉してきます。
今年は気温が高く例年より黄葉するのも枯れ上がるのも遅くなりました。


太く丈夫なウドは枯れ上がっても立ったままです。


茎の細いものは雨や風で次第に倒れてきます。
ウドは白い小さな花を沢山咲かせ黒い実を着けます。まだそのまま残っているものがあります。


実を着けない白いままのものは雄花、黒い実になっているのが雌花で正確には両性花。
花にはスズメバチが好んで寄ってくることが多いため開花前に切るつもりでした。
タイミングを失してしまったのですが、今年はあまり寄ってこなかったようです
殆ど枯れ上がってきたので来春に向けきれいに片付けます。
大木と言うくらいですから茎は長く硬い、
刈払い機を利用するのが効率的です。


根元から適当な長さに切断します。


そして、運び出します。すっかり片付きました。


春に盛った土は収穫後に崩して元に戻しています。新芽の元が見えるものがありました。


来春芽が伸び出す時期に再び盛り土をします。
さらにもう1カ所。


こちらは前の所から株分けしたもの。


立木により午後に日陰になるせいか少し勢いが弱くなっています。
根株が混んできたので株分けしたいのですが、なかなか出来ません。
これまでに近隣の何人かに分けていますが、近年は植えたままになっています。
刈払い機で適当な長さに切断。


ウドの茎は枯れたように見えても筋が非常に硬く手では絶対折れません。


残骸を運び出し綺麗になりました。近くの立木からは枯葉が沢山落ちてきます。


これで大事なウドの大木は片付きました。来春の新芽の出る時期が楽しみです。


春キャベツに追肥と土寄せ

2024年12月05日 | 畑:葉菜類

越冬前の春キャベツに追肥と土寄せを行いました。
品種は昔から変わらず「金系201」。
種播き10月7日と例年より遅く、植付けが11月1日。
苗は小さく生育もバラついていましたが、早めに植付けてしまいました。
それでもタイミング良く降雨があり活着はよく欠株はありません。


例年に比べると小振りながら概ね良好な生育になっています。


近年はやや生育が進みすぎた姿で越冬するケースが多いので、このくらいが丁度と思われます。
気温が高い傾向が続いていましたが、11月下旬になり複数回霜が降り、気温がー2℃まで下がる日がありました。
その後、再び気温が高めになってはいますが、越冬前の土寄せするタイミングです。


まずは追肥。
昨年は生育が進んでいたため追肥を控えました。大株で越冬するとトウ立ちするリスクが高まるからです。
今年はこの程度の姿なら追肥をして問題ないと判断しました。
畝の両肩に速効性肥料を施します。


次に土寄せ。
土の状態もまずまずなので管理機は使わず鍬だけで行いました。


春キャベツは特に防寒対策は行いません。土寄せが越冬対策になります。
越冬時に問題になるのは気温よりもむしろ強い西風。
根元がぐらつくとダメージを受けます。根元までしっかりと土を寄せます。
南北の畝なので、西風からキャベツの芯を守るように特に西側の土をしっかりと盛ります。
手前方向が西側。


根元の葉が少し東に倒れるくらいの感じに土寄せします。
切りわらや落ち葉も構わず一緒に寄せてしまいます。
左方向が西側。


これまでも覆いをするなどの対応をしたことはありません。
これで追肥土寄せの作業は終了、越冬の準備はできました。


近年暖冬傾向で春キャベツの収穫始めは4月半ばになることが多いですが、目安は4月20日頃です。
こちらは盛んに収穫中の秋キャベツ。


品種は「あまいキャベツあまみさき」。
大玉になり甘味も増してきました。収穫は年を跨ぐことになりそうです。
こちらは冬キャベツ。


品種は「寒玉キャベツ」。
ほぼ想定したような生育になっています。
年内中に完全結球するものもあるかもしれませんが、収穫開始は年明け。
寒玉キャベツと言えども結球が進み過ぎると凍害を受けるリスクはあるので、急ぎません。
秋キャベツ、冬キャベツ、春キャベツと10月半ばから6月半ばくらいまでの連続収穫が目標です。



ブロッコリーの大きな側花蕾が穫れる(側枝を見る)

2024年12月04日 | 畑:花菜類

今年のブロッコリーは2回の植付け予定が、1回目の苗が不調で追加で播き直したため3回となりました。
今では一目では見分けが付かなくなっています。品種は全て「緑嶺」。


種播き7月16日、植付け8月8日、追肥土寄せ9月5日。


今見えている花蕾は全て側花蕾ですが、一見したところ頂花蕾のように見えるかもしれません。
手前の方に大きな葉が沢山伸びているのは全て側枝(わき芽)です。


数日前からこの側花蕾を穫り始めました。
左に見えるのが頂花蕾の穫り跡で、右の花蕾が側花蕾。


このような穫り頃の側花蕾が多くなってきました。
昨年よりはペースが遅くなっていますが、昨年が早過ぎたのでこれが普通。
小生は側花蕾も頂花蕾並の大きな花蕾を穫ることを目標にしています。
昨年は軒並みビッグな側花蕾でしたが、今年はそこまでは行っていません。
それでもM級以上にはなっており、十分満足できます。
言うまでもなく主枝の先に着くのが頂花蕾、側枝(わき芽)の先に着くのが側花蕾です。
頂花蕾を収穫した後、そのすぐ下から小さな側花蕾が穫れてきます。
しかし、これはごく普通の側花蕾で大きな花蕾にはなりません。
大きな側花蕾になるのは株元から伸びた太い側枝の先に着く花蕾です。
この株は中央に頂花蕾の穫り跡、左右に大きな側花蕾が着いています。


この株の根元を見てみます。
中央に見える太い茎が頂花蕾の着いた主枝、左右に伸びているのが側枝です。


この太い側枝は主枝と同じような大きな葉が付き一見主枝と見間違うほどです。
このような側枝が育てば頂花蕾並の側花蕾が穫れる可能性があります。
別の株で。これも大きな側花蕾に育っています。左に頂花蕾の穫り跡、右に側花蕾です。


株元を見ると、中央に頂花蕾の主枝、右手前に大きな側花蕾の着いた側枝です。


このような太い側枝を伸ばすために拘っているのが土寄せ
わき芽の付け根が隠れるくらいがっちりと行います。そこからは不定根が出て主枝のように生長します。
但し、大きな側枝に生長したからといって必ず大きな花蕾になるとは限りません。
天候にも左右されます。2回目以降の側枝からは1回目のような側花蕾を穫るのことは難しいでしょう。
これが2回目のブロッコリー。


頂花蕾は過半穫り終えましたが、まだ残っています。1回目の側花蕾とかち合っています。
1回目の側花蕾を穫ってみました。
右が大きな側花蕾、左が頂花蕾直下に着く普通の小さな側花蕾です。


2回目のブロッコリーの頂花蕾と比べてみます。
右が1回目の側花蕾、左が2回目の頂花蕾。


2回目の頂花蕾よりはやや小さいものの姿も良く直径12、3㎝で立派なAL級です。
これが3回目のブロッコリー。


頂花蕾が大きくなってきました。
1回目のブロッコリーの側花蕾、2回目のブロッコリーの頂花蕾とかち合いそう。
ただ、気温もかなり下がって来たので穫り遅れの心配も少なくなるでしょう。



秋キャベツ「あまいキャベツあまみさき」を穫る、姿良し

2024年12月03日 | 畑:葉菜類

秋キャベツ「あまいキャベツあまみさき」の2回目を穫り始めました。
今年の秋キャベツは苗が不調で2回に植付けることになってしまいました。
1回目の秋キャベツは少しだけ作ったトーホク種苗の極早生「あまいキャベツ愛心(あいごころ)」を10月20日前から穫り始めました。
次いで11月早々からは「あまいキャベツあまみさき」を穫り始め全て穫り終えました。
「あまいキャベツ愛心」は小玉で腐敗も少し出ましたが、「あまいキャベツあまみさき」は概ね良好。
そして、引き続き穫り始めたのが追加で播いた2回目の「あまいキャベツあまみさき」。


種播きが8月2日、植え付け8月27日。追肥土寄せが9月25日。
この品種は旺盛で大玉になりますが、外葉が大きくがやや垂れるのが欠点です。
しかし、今年は比較的引き締まって姿良しです。


この作型なら腐敗の出る心配はまずありません。
昨年はハイマダラノメイガ(シンクイムシ)によると見られる芯止まりが少しありました。
今年は初期に防除したので発生は見られません。
すでに殆どの株が完全結球しており、肥大も良好です。


揃いもまずまず、欠株もありません。


「あまいキャベツ愛心」ほどに早穫りは出来ませんが大玉で腐敗も出ないので安定しています。


穫ってみます。


完全結球しており、重さは2㎏程度です。
今年の「あまいキャベツあまみさき」は名前のとおり甘く軟らか、加えて姿良しです。
年内に穫り切るのは難しいでしょう。しかし、裂球の心配もなさそうです。
こちらは冬キャベツ。


品種はトーホク種苗の「寒玉キャベツ」。
概ね想定した生育になっています。


年明け以降の収穫になるので急ぎません。
春先まで穫る予定で結球が進みすぎると凍害が多少心配になります。
こちらは春キャベツ。


タキイ種苗の「金系201」。
小さな苗を植付けましたが、欠株もなくまずまずの生育となっています。


ところで、今年はキャベツが高いと話題になっています。
確かにスーパーなどを覗くとごく小玉のキャベツでも結構な値段です。
例年なら11、2月と言うと最も値下がりするリスクが高いのですが、どういうことでしょう。
我が家で見ると10月は腐敗も出ましたが、その後は特に問題なく順調に収穫しています。
主産地では9、10月の高温と雨が問題だったということなのか。病害虫の発生についても知りたいところです。 




ピーマンは5ヵ月余り収穫して終了

2024年12月02日 | 畑:果菜類

夏秋野菜で最後まで残っていたピーマンはここで終了します。
今年の夏秋野菜は何れも順調で、まだ健在だったキュウリ、トマトと一部のナスは後作の関係で10月下旬に強制終了。残ったナスも11月半ばには片付けました。
ピーマンは後作の心配がないので昨年に引き続き霜で駄目になるまでとそのまま残しておきました。
11月下旬に入り、気温が下がり霜が数回降りました。
当地では珍しくなく例年より遅いくらいですが、近年は暖かいのに慣れきっていました。
11月25日の朝に-2℃まで下がったのが強力。
このような姿になりました。


ピーマンの葉は軟らかいので、強い霜に当たったところは激しく傷みます。


但し上部の葉は傷むもののその葉に守られて下部の被害は軽微。


この時期になると果実は硬く葉に隠れてほとんど傷みは見えません。


ピーマンは穫り始めて5ヵ月余り経過しているので十分働きました。
品種は「京みどり」。
今年は樹勢が衰えることなく最盛の状態が11月になっても続いていました。
誘引は中央の1本の支柱と、畝の両側に立てた支柱にフックバンドで止めた横パイプを上げていく簡易な方法で行っています。
整枝は簡易な「ふところ枝」の整理を行っていますが、後半は通常放任です。
今年は通路を広くし支柱も高くしました。
それでも10月下旬には作業が遅れたこともありジャングル状態になりました。
これはその時のもの。


そこでこれまででは最も遅く支柱を最大限まで挙げ「ふところ枝」も整理しました。
収穫に支障があれば再度「ふところ枝」の整理も考えていましたが、これはなし。
それが良かったかもしれません。
茂った上部の葉が犠牲になって霜を防御する役目を果たしたからです。


果実は丁度穫り頃のものから小さなものまで多数着いています。


まずは穫り頃のものだけ収穫しました。


中段から下はこのように依然元気なので、数日様子を見て纏めて穫り片付けることにしました。


片付ける前に少々小振りのものまで助っ人が纏めて穫ったもの。これが今年最後のピーマンとなりました。


ピーマンは果菜類の中では一番長持ちするので順調なら当地でも11月中旬まで穫れます。
しかし、大概はその頃には樹勢も弱り降霜があって終了となります。
やはり近年は暖冬傾向にあると言うことなのでしょう。
樹勢の点では、苗に付きやすいエソ系のウイルスが一番悩みの種。
ここ数年は免れているためよい状態で長期の収穫が出来ています。