里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

寒締めホウレンソウ収穫も肥え切れ症状あり

2021年03月15日 | 畑:葉菜類

このホウレンソウは10月末に播いた冬ほうれんそう。
今月に入ってようやく穫り始めました。2月の収穫を目標にしていましたが、かなり遅れました。
肥え切れ症状の見えている部分があります。


品種はサカタのタネの「クロノス」。厳冬の中、正に寒締めホウレンソウ。
不織布のべた掛けだけでじっくりし過ぎるほどの生育となりました。


前年は11月初めの種播きでしたが、暖冬で2月の半ばから穫り始めました。今年はさらに種播きを早めたのにもかかわらず半月遅れですから、厳しい寒さだったことが分ります。
最低気温は-10℃近くまで下がる日がかなりあり、正に「寒締めほうれんそう」そのものです。


葉は波打ち、表面はでこぼこしています。


いわゆる縮みホウレンソウではないので、縮みになっているわけではないですが、極低温に当たっているため滑らかな葉ではありません。
そもそもこの品種は立ち性で、縮みホウレンソウのように地べたに這うことはありません。収穫や洗うのは楽です。


すでに種播きしてから5ヵ月近く経とうとしています。
さすがに肥え切れの症状が見えてきました。黄ばんで生育が衰えてきた部分があります。


大した積雪ではありませんでしたが、降雪の回数はあったので、石灰分が流れ土が酸性化した可能性もあります。
強粘土質の土壌なのでこういうことも起こります。また、改善点ができました。
葉は非常に肉厚です。湯がけば軟らかく甘味があり、食べ応え十分です。


こちらは、先日早まきした春ほうれんそう。発芽してきました。





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1 コメント

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寒さで。 (bluesky)
2021-03-18 20:53:17
寒さで甘さ倍増ですね。
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