里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

篠竹を採りつつタラノキの管理をする

2021年02月20日 | 山菜

春の山菜の王様と言われる「タラの芽」。
タラの芽は、その名の通りタラノキの新芽のこと。
ここは、もともと何株か自生していたタラノキを、周りの手入れをし、自然に増やしてきました。
今では、ここにタラノキが数十本群生しています。
篠竹が一緒に生えており、これでは分からないかもしれません。


その管理の主なものが、この篠竹(しのだけ)刈りです。
このタラノキの周りには篠竹が群生しています。


篠竹はタラノキにとっては邪魔なもの。
篠竹は繁殖力が旺盛なので、放置しておくとタラノキを駆逐してしまいます。
一方で篠竹も利用価値があります。
まずはサヤエンドウの支柱用。
タラノキを管理しつつ篠竹を採れば一挙両得と言うわけです。
もっとも、タラノキと混在している篠竹は使い物にはなりません。細く短いものが大半なので、それは刈って処分です。
この数本の篠竹のような太くて長いものなら使えます。


使える篠竹は、専らタラノキの周囲にある篠竹です。


この辺りには方々に篠竹が群生していますが、ここが一番採りやすいところ。
刈払い機で根元から切り倒します。
タラノキの後ろの篠竹まで切ります。


強引にやるとタラノキまで簡単に切ってしまうので、タラノキのごく近くのものは手刈りします。


切り倒した中から、太くて長いものだけを選びます。これがサヤエンドウの支柱になります。
タラノキの周りの篠竹が片付けられて、すっきりしました。


これでタラの芽の出る環境が整いました。


採った篠竹は、葉を整理し、土に挿しやすくするよう先を尖らせます。


ここ以外のところからも少し採ります。
篠竹は使い捨てではなく、支柱として2年は持ちます。
余分なくらいにストックしておき、いつでも使えるようにしています。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大好きなたらの芽です。 (bluesky)
2021-02-20 20:31:01
春の山菜と言えば、たらの芽という程、大好きです。
羨ましい環境ですね。
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Unknown (kaz)
2021-02-21 17:42:16
blueskyさんへ
コメントありがとうございます。
この管理はなかなか骨が折れます。
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