里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

遅くなったニンジンの種播き

2020年08月10日 | 畑:根菜類

 ニンジンの種播きをしました。
 2回目の種播きになります。冬穫りから囲い用のニンジンです。
 例年に比べると10日ほどの遅れで、これまでで最も遅い種播きとなりました。寒冷地のこの辺りでは種播きが遅くなると低温で根の肥大が悪くなります。いつもは7月末に播いています。今年は7月の天候が悪く畑に機械が入れず、さらに7月28日には24時間雨量175ミリの大雨でギブアップ。ようやく3日ほど前に耕耘しました。


 通常なら種播きの2週間以上前に苦土石灰を散布し一度耕耘、1週間前までには化成肥料を散布し2度目の耕耘をしますが、今回は全て一発。しかも中1日ですぐ種播きと甚だ危ないやり方となりました。
 メジャーで計測し、種播きの畝になるところに目印線を付け、緩効性の化成肥料を50~60センチの帯状に散布します。


今回はキャベツやブロッコリーなどの植付け予定のところにも目印線を付け同時に散布しました。苦土石灰は全面散布です。
 ロータリー耕耘は最低速度で2重に十分に耕耘しました。
 

全層施肥なので肥え焼けはしないだろうと良いように解釈して強引に種播きです。
 管理機の逆転ローターで往復し、幅50~60センチの畝を作ります。


鍬でならし畝を完成させます。


 品種は前回播種の残りの「黒田5寸陽彩」を1/3ほど、2/3は「新黒田5寸」。
 バラ播きです。これでは分からないでしょう。


 鍬で薄く覆土します。


 その後、切りわらを掛けます。


 これで乾燥と雨で叩かれるのを緩和します。この畑は粘土質が強いので、これをしないと土がすぐ固まってしまいます。
 かなり遅くなってしまったニンジンの種播きですが、果たしてどうなるか。

 こちらは7月7日に播いた10~11月収穫予定のニンジン。


管理機だけで耕耘畝立てをし、ぬかるんでいるところに強引に種播きしました。発芽は上手くいきました。
 品種は「黒田5寸陽彩」。間引きを1回しています。


すじ播きされる方が多いと思いますが、私は相変わらずのバラ播きです。


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