里山悠々録

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ピーマンは収穫盛りで簡易な誘引整枝を行う

2024年07月16日 | 畑:果菜類

今年のピーマンは本葉12、3枚に達してようやく1番花ですから、生育が順調の割には収穫開始が少し遅くなっています。
それでも気温が高いため6月25日頃から穫れ始めました。


さらに、2番果、3番果とほぼ穫り終え現在は早くも4番果まで進み収穫最盛期に入っています。


品種は「京みどり」。
1ヵ月ほど前、廃材を利用した支柱を立て簡易な誘引を行っています。
過去に色々試行した結果、ナスとほぼ同様の方法になりました。
株ごとに立てている支柱は中央の1本だけで、これに誘引止めしています。
そして、畝の両側に適当な間隔に縦支柱を設け、それに直管パイプを横にフックバンドで止めています。
ピーマンの枝が横の直管パイプに密着すると、誘引止めしなくとも枝は動きません。
枝が大分伸びてきたので、この横パイプを上げます。
フックバンドを完全には止めていないため下から上に軽く叩くだけで容易に上がります。


高さ50㎝くらいまで上げたでしょうか。


この後も何回か横パイプを上げるので、フックバンドは完全には止めないでおきます。
これで最後まで問題なく持っています。
反対側の横パイプも同様です。


同じくらい上げました。これで全て上がりました。誘引止めをしない簡易な誘引法です。


ピーマンは枝が細いためたまに折れることもありますが、分枝が多いので気にしません。
整枝は「ふところ枝」の整理を行う簡易な方法です。
「ふところ枝」とは株の内側に向かって伸びている枝のこと。
ピーマンは花芽が着くごとに分枝するのでねずみ算式に枝が増え、放置すればジャングル状態になります。
まだあまり茂ってはいないので、少しだけ行いました。


株を上から覗き込むようにすると混み具合が分ります。


「ふところ枝」を整理しました。中心部が透けて見えるように枝を間引きます。


今回はこの程度でした。


「ふところ枝」を整理すると光線が透りやすくなるので着果や肥大が良くなります。
また、風通しが良くなることから病害虫対策にも有効です。
簡易な誘引整枝が終わりました。


気温が高いため穫れる量も多くなっています。


「京みどり」は「エース」など獅子型ピーマンとは姿が異なります。
縦長のスマートな中型ピーマンで、果肉がやや薄く軟らかなのが特徴です。





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