里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

南蔵王山麓の水芭蕉とカタクリの群生

2023年04月15日 | 小旅

高原で水芭蕉とカタクリの群生を楽しみました。
1週間ほど前、野良仕事の合間を縫って速攻で訪ねたもの。
記事が遅くなりましたが、水芭蕉が例年にない早い開花らしいので記録に留めます。
場所は当県南部の白石市三住地区の南蔵王山麓。標高が600数十m。
南蔵王は頂上付近は雲の中だったものの、雄大な姿が望めました。


コブシの花が盛りでした。


現地に着くと「水芭蕉の森」の表示が見えます。


今年は3月28日に開園式が行われ、例年より2週間早いと言います。
アカマツやミズナラなどの林を抜け、木道を進むと白い水芭蕉が見えてきます。


はじめのうちは水が流れておらず、わりと乾いた湿地。
やがて小さな水の流れのところに出ます。


水芭蕉はやはり水のある所が似合います。ただ当地は水は多くありません。
当地はハンノキの立木の中に水芭蕉が群生しているのが特徴。


数は約5万株と言われています。

ちょうど見頃でした。ほぼ満開です。


この辺りが最も密生している所。


純白の仏炎苞に棒状の花、そして太い葉脈の緑の葉は清々しい気分にさせてくれます。


近年、繰り返し来ていますが、今年は一番のタイミングでした。


近くの山にはカタクリも群生しているので、そちらも楽しみます。


ただ、立木やクマザサがある山の中はこのように群生といった感じにはなっていません。


しかし、おそらく山全体にカタクリがあるものと推察されます。
群生しているのは山裾。


道路側なので容易に見ることができます。


何時もはピークを過ぎ加減のカタクリを見ることが多いのですが、今年は本当にピークのようでした。


当地のカタクリは全体的に小振りなものの実に可憐。


水芭蕉の見学者はほとんどカタクリは見ずに通り過ぎるので気にせず楽しめます。
今年は一番の見頃の水芭蕉とカタクリの群生を堪能できました。


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