里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

少々遅れたサヤエンドウ種まき

2019年11月05日 | 畑:豆類

 サヤエンドウの種まきをしました。
 例年、10月中には終えています。今年は1週間以上遅れました。
 台風19号に加え、その1週間後にさらに100ミリを超える大雨が降ったため、畑がぬかるんで入れなかったのです。ここ数日、好天が続きましたが、この辺りの土は粘土質が強いので、たっぷりと水を吸い込むとなかなか乾いてくれません。


 寒冷地の当地方では、これ以上播種期が遅れると、発芽が不安定になり年内中の生育も遅れて良くありません。というわけで、畑の条件は悪いですが種まきを強行しました。
 台風の前に帯状に肥料をやり、全体にトラクターでロータリー耕耘したのですが、雨で強く叩かれたので、本当はもう一度掛け直したいところです。しかし、それは諦め、管理機で逆転ロータで畝状に往復して済ませました。肥料も流されたかもしれませんが、追肥で何とかしようと思います。


土がもう少し乾いていればもっと細かくなるのですが、かなりのごろ土になりましたがやむを得ません。クワでならして畝を作りました。


 品種は赤花の蔓ありえんどう。例年と同じです。この辺りでは白花を播く方の方が多いようですが、私は赤花です。
 株間27センチほどで播き穴を付け、3粒播きしました。発芽後に間引きします。


種は少し土に差し込むようにして落ち着かせます。


 覆土して種まきは終了です。1列だけの30株弱です。


 この後、切りわらを掛けるのが私流。切りわらを掛けるのは一番は乾燥防止のためで、水分は十分ですから必要ないのですが、粘土質のためこれをやらないと土が固まってしまいます。


 まずは、うまく発芽してくれることを願います。サヤエンドウがとりわけ好きな私としては良く育ってくれないと困るのです。