「草や」は中高年御用達

今日はお友達でグルメの、某ＤＩＹショップオーナーに、以前から約束していた「草や」で昼食をご馳走になりました。
私のグルメ＆ちょっと面白いお店情報の一部は、このオーナーの入れ知恵だったりしますが、オーナー好みはたいてい健康志向系が多いようです。

高知市ではオムスビ、お茶漬けで知られる「よこやま」のお母さんが、引退宣言でこれまでの店を後継者に任せたあと、またまた自宅を開放してはじめた、まさにお袋の味の店です。

初めての人はなかなか行き着けないような、入り組んだ住宅街にあります。
ところが、そんな店なのに、口コミの力はすごくて、なかなかの人気です。
働いている人もご近所の人だそうで、なんか商売っぽくなく、でもやわらかな気配りで、親戚の家とか、そういうおっとりとした雰囲気がいいんです。

今日も、11時半にもなっていない時刻にもかかわらず、すでにカウンターは満杯。私たちは奥の座敷に陣取ったのですが、そこもたちまち満杯になりました。
中高年の客が多いことや、ここのお母さんの人柄もあってか、お客はみんなすぐに何年来のなじみ客でもあるかのように、席を譲り合い、合席もすすんでします。

お昼のメニューは1つだけ。
お母さんが、あっちこっちで見つけてきた地元の旬の、とれたて食材で作る、家庭料理が、座っていれば、だまってでてくるというシステムです。

今日の昼定食は、まずマグロの胃袋のから揚げ、野菜添え、サツマイモの煮物、大根葉の炒り煮、リュウキュウと魚の酢もの、漬物盛り合わせ。
それから味噌汁とごはん。あと、デザートの白玉あん。　
テーブルの上の大きな丼に入った自家製ラッキョウは、好きなだけいただけます

忙しくて手入れをしていない・・・という中庭が、これまたなんかヨロシイ風情で、まるで里山に分け入ったような雰囲気で、鳥やセミ、女郎グモなどの虫も元気です。

ご一緒した社会人インターンシップの先生は、大歓迎を受けて、ネクタイにちょっと大きなセミ君のネクタイピン姿で、しばらく中庭に立ち尽くしてしまいました。
カメラが間に合わず、スクープは撮れませんでしたが、先生、とってもうれしそうでした♪

どこか懐かしい、でもなじみのある家庭料理。
お客様は全員中高年。なんか、とっても身体によさそうな感じ。
というか、この家の、全体的な雰囲気が、どこかゆったりとしていて、心にもよさそうで、しばしゆったりと、美味しいお昼の食事となりました。

ありがとうございました。

あっ、すみませんこのお店の場所は、お教えできませ～ん。
ゴメンナサイ。（ペコリ）