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コンパクト・シティー

2008年01月22日 | 私的時事・BZ
アメリカのサプライム問題が、世界同時株安にまで広がったというニュースが、新聞やTVををにぎわせていますが、そんな中経済産業省の主催による『コンパクト・シティー』をテーマにした中心市街地活性化シンポジウムが、高知市内で開催されました。

シンポジウムの前段の講演では、中心市街地の活性化と環境負荷を減らすことが、同時に可能だということが、とても分かりやすい説明でした。
経済産業省に中心市街地活性化室というのが置かれるくらいですから、日本住の都市の中心市街地の衰退には歯止めが利かない、大きな問題で売ることは間違いありません。

集中から拡大へ、そして分散、再び集中へ・・・・・
なんとなくルールどおりだとは思いますが、その舵取りがなかなか難しいのですよね。拡大には経済的発展が伴いますが、縮小はマイナスのイメージです。もちろん、自治体だって・・・

人口増の時代に拡大し続けた都市は、少子高齢化へのシフトによって、大きな変化が求められているのですが、いったん拡大した都市を縮小するのはかなり難しいこしいことです。
『コンパクト・シティー』と唱えても、そううまくはいきません。

地球環境の問題も、地方都市の再生も、共通しているのは、こうした取り組みには、地域の住民が、自分たちの町の個性や独自性を明確にして、多少の犠牲を覚悟しなくてはなりません。
そうした問題には、総論は賛成だけれど、直接的な影響をこうむる各論ところは賛同しかねるものです。

10年後の未来が描けるかどうか、そこにこうした取り組みが成功するかどうかがかかっています。
シンポジウムはまさに満席、高知の未来は、今、正念場にあると感じているのは私だけではないようです。



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