本日のなかじま●寒波の中にも春の気配♪

女社長のストレス解消、大好きなパーティがまさかの「お料理教室♪」に発展です。

和食の定番「鶏肉と里芋のこっくり煎り煮」

2006年09月13日 | 本日のごはん
居酒屋メニューの定番に「肉じゃが」がありますが、やはり、こっくりと煮付けた「煮物」は、心までほっこりさせてくれますよね。

秋めいてくると、カボチャやジャガイモ、里芋など、ほっこり系が美味しくなるんです。日曜市でもスーパーマーケットでも、丁度今からが、里芋が旬の季節です。
今日は、「鶏肉と里芋のこっくり煎り煮」をつくってみました。

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京料理では薄口醤油仕立てで、素材の色を生かして調理するのでしょうが、田舎には田舎風のなんとも懐かしい味わいがあります。
本日のなかじま、煮物は濃い口醤油仕立ての田舎風の煮物です。
鶏肉はだし、メイン素材はやはり里芋です。

■材料
鶏肉、里芋、人参、生姜、青ネギ(わけぎ又は万能ネギ)
ごま油大さじ1、濃い口醤油大さじ3~4、みりん大さじ2、ざらめ(砂糖)大さじ2、出汁カップ1くらい
今日は田舎風なので、やや甘辛めの仕上げを目指しました。

■作りかた
鶏肉、里芋、人参は一口大に、青ネギは4~5cmくらいの長さに切っておきます。
生姜は風味なので、3mmくらいの厚さに切ったものを千切りにしておきます。

鍋にごま油を入れて熱します。次に生姜と鶏肉を入れて、軽く煎りつけ(炒める感じ)ます。
次に人参、里芋を入れて全体に焦がさないよう煎りつけます。

鍋の具が全体に浸るくらいの出汁を入れます。
ざらめ砂糖、醤油、味醂を入れたら、火をやや弱めて、吹き零れないように20分ほど煮ます。でも、味付けはお好みなので、自分にあう味付けに調整すること。
お酒のつまみなどの場合は、やや濃い目が好まれるようです(^^;

里芋は、とろみがあるせいか強火だと吹きこぼれてしまうので注意。
煮汁が少し残るくらいまで煮詰めると、泡が大きめになるので、彩の青ネギを入れたら火を止めます。

こっくり、つやつやの煎り煮の出来上がりです。
ちなみに、材料を煎りつけて煮るので「煎り煮」。
材料は里芋やジャガイモのほか、ゴボウや厚揚げ、木綿豆腐なども同じ手順で作れます。材料によって薄口醤油にしたり、甘味を押さえたり、唐辛子をいれたりするだけで、レパートリーが広がりますよ。
青ネギなどは、煮すぎると色が悪くなって美味しそうじゃなくなるので、余熱を利用するくらいでいいです。

ほうら、美味しそうにできたと思いません?





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4 コメント

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うぅーん (nakaji)
2006-09-13 12:29:02
なんとも言えぬつやが食欲をそそりますねぇ~。



それにしても、「こっくり」ってどういう意味なんでしょう(?x?)



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ああ、こっくり・・・ね (nakaj様←な)
2006-09-14 12:35:34
味が深く染みるようにコトコトに煮込んだ・・・

というような意味だと思っていましたが

そう聞かれると自信ないなぁ・・・



調べてみました。

小学館の国語辞典によると

「色合や味などが、濃かったり深みがあったりするさまを表わす語。」

との事です。



お料理の用語としては割とよく聞く言葉ですけど

改めて聞かれると、あせりますね(^^;



でもおかげで確認できました。

これからは自信を持って使えます(*^^*V

よかった。

返信する
ほんとにおいしそう (ぽってん)
2006-09-14 22:16:21
なかなかこの照りは出せません。

写真のとり方で悪戦苦闘している私としては、いつも美味しそうなお料理に感心してしまいます。

最近、ブログ始めました。機会がありましたら覗いてみてください。
返信する
照りですが・・・ (ぼってん様←な)
2006-09-15 14:28:30
実は、これには秘密が・・・・

なんちゃってヾ(▽^ )ゞ うそうそ!



サトイモには粘りがあるので

けっこうトロッと仕上がるんです。

そしてそのトロリ・・・が照りになります(^^;



でもま、何よりも料理の照りは「味りん」です。

本物のいい「味りん」を使うと、いい照りがでますよ。



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