こりゃ何じゃ？葉っぱじゃん！

テーブルの真ん中にあるのは、庭の木の新芽を集めたようなトレー。
野菜でもなく、草でもなく、まさに葉っぱ、柔らかな新芽を選んではいますが・・・

これねむの木? 南天じゃない？ 違う？ 何じゃこりゃ？
はーーーーあい、これ春巻きの具です。

ここはホーチミンから車で２時間、国境の街モクバイの隣り、小さな村？町?
そこで一番のフォーで知られる食堂。

手巻き寿司の要領で、レタスのような野菜葉っぱ、ゆで豚、魚を発酵させたハムのようなもの、モヤシなんかを好きなように巻いて、甘酸っぱくて辛いタレにつけて食べます。

これって、生春巻きの原型なんじゃない？
自分で選んで、自分の手で巻いて、食べる。

フォーは、骨付きの豚でとったスープに、丸くて細いうどんみたいな米の麺。
ポイントは豚の血のカタマリ
スープはさっぱり、でもコクがあってさっぱり薄味、おいしいです。
あっ、もちろんパクチーなどの香菜が入ってます。

車付きの運転手さんと通訳、それに私たち３人、計５人。
ビールやソフトドリンクも合わせて３００,０００ドン(約１,８００円)
一人３６０円安ーーーーーーい

帰りにのぞいた店先には、特産品らしきものが並んでいます。
なんかの木の実、アヒルの卵、ジュースかソースか分からないペットボトル入りの液体。
ここらの特産らしいエビ塩(道路沿いでもいっぱい売ってました)、これはなかなか美味しかったので購入(４０円くらい)。

問題はもう一つ、ヤモリかイモリかとにかくトカゲらしいものに、エビ塩入りのタレみたいなものが塗られた干物。
でもおいしいらしい・・・・・

ベトナムの食は、実に奥深いようです。
いやはや、修行が足りませんね。


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