■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ カメラ

2016年03月30日 | ○ Camera

 近年、デジカメというのも製品の選択しが増えており、ミドル

クラス以上は大型撮像素子の製品が増えてきました。

 

 高級デジカメが1/2.3型で明るい単焦点レンズだとか、1/1.7

型でそうした構成というのは過去の話で、現在もそうした製品は

EXILIMで存在していますが、基本的に1型以上の製品になって

います。

 

 上位機種では、大型撮像素子で明るい単焦点レンズを実装

しビデオカメラのようなレンズ構成のがあり、画質も相当変わっ

てきた訳ですが、フォーサーズで降格から中望遠までサポートし

て単焦点レンズのようなワイド端から始まる製品もあれば、1型で

2.8の通しのそうした焦点距離の製品もあります。

 

 こうした変化とセットで画素数も当たり前に2000万画素を超

える物が増え、今年は4K撮影機能については選択しが物凄く増

えた訳ですが、ニコンの製品が一斉に4K対応になったというの

も今年の大きな変化と言えるのかも知れません。

 

 今年のデジカメを見てみると

 

 ■ 4K撮影

 ■ 1/2.3型で望遠性能がそこそこある

 ■ 暗めなレンズ構成

 

というもので900mm位まで4Kで寄れる製品が複数並ぶわけで

すが、1型もニコンとは別に新製品が出るようです。

 

 ソニーは、1型撮像素子を持つRX10m2の後継製品の

 

 ■ RX10m3

 

を海外で発表しました。日本でのリリースは不明ですが、

 

 ■ ヨーロッパ : 1,600ユーロで4月発売

 ■ アメリカ  : 1,500米ドルで5月発売

 

になるようです。今回は光学25倍の製品となり、

 

 ■ 35mm判換算24-600mm相当(F2.4-4)の

   「ZEISS Vario-Sonnar T*」

 

を実装しフィルター径72mmにサイズアップしています。

絞り羽根は9枚で虹色絞りとなっています。

 この変化で、寄れるようになったと言うのが最大の特

徴になるのですが、RX10m2の4K撮影やローリングシャ

ッター抑制や、積層式のDRAM実装の【 Exmor RS 】

実装で、RX10m2同様に960fps撮影にも対応するようです。

 Rx10m2ではハイスピード撮影のフレームレートが上が

るほどに画角が狭くなるためテレ側による傾向が合ったの

ですが、960fpsではテレ端が結構長くなってるような気がし

ます。

 

 1080/240fの撮影というのも可能になりつつあるのです

が、コンシューマの 【 8bit / 4:2:0 】 のソースでの撮

影だと、フルHD以下の場合ハイスピード撮影の選択肢があ

る(ただし、960fpsや480などは解像度が低くなり、それをス

トレッチして1080pの30pや24Fなどを選択して記録している

ので従来のフルHDでの品質や120Fや240Fのような画質に

はなりません。)ので、現在は

 

 ■ 2160/30p

 ■ 2160/24

 ■ 1080/60p

  ■ 1080/50p

  ■ 1080/48F

 ■ 1080/30p

  ■ 1080/24F

  ■ 1080/120p

 ■ 1080/240p

 ■ 1080/480p

 ■ 1080/960p  

  ■ 720/120p

 ■ 720/240p

 

の選択肢があるのですが、コレに加えてインターバル撮影や

ストップモーション撮影などが可能なので、映像の選択肢も

相当多く存在しています。

 

 ちなみに、RXR10m2は防塵防滴なので、アクションカムや

タフネスデジカメのような過酷な環境ではムリですが、小雨が

降ってくるとか通常の雨だとレインジャケットを着せるとある程

度対応できるのでそうした点では防塵防滴性能のない製品

よりも広いフィールドで利用できます。

 

 こうした上位のデジタル一眼レフのような機能は比較的値

頃感のある製品だとPentaxのKシリーズがそんな感じなんで

すがタフネスデジカメ以外でそうしたものだと、上位の一部製

品のみで実装されています。

 現状でもRX10m2は10万円強するので高額な製品になる

のですが通常の4Kでそうした撮影が可能なものが出てきます。

 

 Rx10m2とRx100M4ではα7RIIやα7SIIのように外部レコー

ダー対応で8bit/4:2:2で記録できるのですが、この製品もそうな

っているのかも気になるところです。

 

 外部レコーダーというと、4K対応製品で低価格なものだと、

Atomos Shogunがあるのですが、先日

 

 ■ ATOMOS SHOGUN FRAME(SDIとXLR対応)

 ■ ATTMOS NINJA GRAME(HDMIのみ対応)

 

が登場したのですが、RX10M2の場合、クレイドルつけて使う場

合だと前者で、HDMI接続だと後者だったわけですが、この製品

から【 HDR対応 】となっています。

 

 今後は既存のD-オプティマイザーなどとは異なるHDRが実装

されるのですが、そうしたHDR情報を適応できる仕様になってい

ます。SDIとCXLR出力というと、GH-4でクレイドルつきの構成を

導入するとそうなるのですが、GH4もファームウェアがリリースされ

GX8相当のフォーカスセレクト機能と4Kフォト機能を実装したの

で、動画もシーケンシャルを使う分野では融通が効く状態になった

と言えます。

 

 基本的に、動画の分野はカメラ単体だと8bit/4:2:0になり、GH4

のように【 10bit/4:2:2の4K書き出し対応 】という製品だと、内

容が異なるのですが、基本的にコンシューマの多く製品が4Kを外

部レコーダーで書き出せる問う選択肢があっても8bit/4:2:2の場合

が多いので、何で書き出せるのか?で内容が変わるわけですが、

 

 ■ 微速度

 ■ インターバル撮影

 ■ ストップモーションアニメ

 

の場合だと、4:4:4で色深度は撮影時のソースに準拠し、RAW

現像で書きだしたソレを使う方法と、それを16bitのPNGやTIFF

などに現像して利用する方法があるので、8bit/:4:2:0の色深度で

作業するよりも色深度と色の情報では圧倒的な差が出ます。

 

 ただし、この撮影手法を使った場合、

 

 ■ 早送りになる

 ■ 時間軸自体が実際おモノとは異なる

 

ので、通常の出来事を撮るという内容にはなりません。バーストで

低解像度のRAWでフレームレートが追従すれば話は別なんです

が、撮影手法としてはそんな感じになります。

 

 その為、画質で言うと、静止画のバーストで撮れると担保できる

のでソレが一番いいのでうsが、そんな機能はほとんど実装されて

いませんから、静止画で使うことになるのですが、映像の選択で言

うとこの手法のほうが画質は上に出来る(代わりに物凄く重たい)

わけです。

 

 そうした選択の中に写真撮影の機能が存在するわけですが、

微速度やインターバルではムリなもののコマ撮りだとこうした撮

影の中にOM-Dとかで利用できる深度合成なども包含されます

から絵作りにおいて相当変化が出ているのは確かです。

 

 動くものを撮ると考えた場合、最短撮影距離が短い製品やマ

クロに強い製品が出ているので、コンシューマのソースという前

提条件で考えると選択肢が多くなっているわけですが、ハイスピ

ード撮影時にテレでよって撮るというのが可能になったようです

から、更に異なる被写体が動画で記録できるようになっています。

 

 ニコンの新製品では1/2.3型でレンズが暗い超望遠製品になる

のですが、この製品では1440mmのテレ端を持っているのでその

状態で4Kが撮れるようになるようですから、コンシューマの4K動

画というのも今まで存在した【 寄れない 】という部分が変わっ

てきそうな気がします。

 

 ある種、フルHDはアクションカムと超望遠デカカメを組み合わせ

ると既に何でも撮れるような状態なんですが、今年から4Kでそう

言う状態になってくるので、YouTubeとかで見る4K動画もテレで物

凄く寄ったのがアップされてくるかも知れません。

 

 既存の超望遠4KデジカメというとFz1000が寄れる方でしたが、

画質は落ちるものの、1440mmは別世界ですから明らかに様子が

変わるのですが、RX10m3は対FZ1000のような図式が見える製品

なので凄い製品が出てきたことになります。

 

 8bit/4:2:0のソースの場合、スマホやタブレットで読み込みが可能

なので30pか24Fで撮影すると切り貼りも出来るわけですが、これが

4KとなるとiOSの場合、ビットレートを下げないと厳しいので4K編集

の場合、基本的にPCでないと処理能力が足りないので出来ることが

ほとんどなくなってしまうという状況になっています。

 

 また、4Kの動画ですがデジカメは100Mbpsで映像品質を担保し

てるので低画質モードで記録しないとiPad Pro(12.9型)でもダメ

なんですが、ゲーミングノートくらいの性能がないと基本的にはムリ

が来る感じです。

 

 その為100Mbpsの動画の場合だと編集環境もソレ相応の速度の

あるPCの一択になります。

 

 ネットにアップするだけだと、ファイルを読み込めて送信できるか

否か程度の話になりますから、パケット代金がかかると終る感じで

すから、固定回線の定額なインフラのほうが向いているのですが(

これはUSTやニコ動やゲーム実況のライブストリーミングなども

同じ。)ですが、基本的に動画のアップロードは上り回線の速度に

よって変わるので、ベストエフォートの数値ではなく実測でどの程

度あるかで、アップロードにかかる時間が異なります。

 

 また、ネットブックと最近のタブレットでは速度が異なりますし、

タブレットとCore i7のゲーミングノートなどではまた違いますから

製品のリリース時期によってアーキテクチャの問題から速度差が

出るというのもあります。

 

 その為速度差があるとアップロードに時間がかかるという差がで

てしまうのですが、送信自体が出来ないわけではないので、アップ

するだけだと基本的に端末を選ばない状態になります。

 

 4Kの動画を切り貼りして加工した状態のものを元のコーディックと

異なる形式で保存するとかになると露骨に環境を選ぶのですが、その

ままネットにアップする程度だと、基本的に製品を選ばない感じです。

 

 ただし、バッテリー駆動製品の場合だとアップロード時に電源が落

ちると送信できずにおわるので、そうした状態にならない環境である

ことも条件に包含されます。

 

 YouTubeの場合ですが、解像度が低いとエンコードが入らないと

いう間違った内容が吹聴されていて驚いているのですが

 

 【 解像度に関係なくサーバサイドのエンコードは行われる 】

 

ので、【 ビットレートが低い低解像度だとそうならないというのは錯覚か

妄言であり、言ってしまえば ” 単なる虚偽 ” 】なので、それはあ

りません。

 

 デジカメの画質も上位製品だと向上しており被写界深度もそこそこ

深くなっているわけですが大型撮像素子の製品も画質と携帯性か画質

と望遠性能の二択になっており、その中で望遠性能の高い製品で4Kが

撮れるというアプローチの製品が出てきました。

 

 ソレと同時に、4Kが低価格路線でも登場してきており、解像度による

ディテール感の向上で画質の高さを感じる何かが出ており、同様の環

境下でフルHD以下の解像度が荒く感じる製品がこれからは登場して

来ます。今後は4万前後の製品で4K撮影が可能なデジカメが登場す

るので

 

 【 4Kを撮る場合、同一価格帯だとアクションカムと

   デジカメの選択肢が出てくる 】

 

ので様子が相当変わってくるわけですが、4K撮影もこれからはより気

軽に行えるようになりそうです。

 

 


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