現在4Kカムと言うのは結構出ていて、そのサンプルもYoputube
にアップされています。
Canon 'Man and Beast' - EOS C500 Short Film
Canon 1DC - Backlit Daylight Exterior Test - 4K MJPEG 24P 50% Scale to 1080
Cine Alta 4Kカメラ PMW-F55コンテンツ「Seven Colors」
【Electric Zooma!】 JVC GY-HMQ10 4K Sample -AV Watch
(▲コレは試作品の映像です。)
4K画質はオプションで、ORIGINAL表示にする必要があるのですが、
ディテール感がフルHDよりも上なのが解ります。
ソニーのF55ですが、これで使われているのが、先日コンシューマ
にも降りてくると発表された、XAVCです。これは今年年末に出るEDI
USの新製品でもサポートとなっています。と言うか、1Dcの映像ソー
スとAVC-Ultraなどもサポートされるのでほぼ網羅される感じです。
ソニーの製品では、最上位にF65RSと言う8Kの素子で撮影する製品
があるのですが、これは持って凄い絵を提供してくれそうです。ロー
タリーシャッターと言う機構を実装しており、ローリングシャッター
現象が出ないみたいですが、流石に業務用プライスなので個人だと買
う人はいないようなお値段になっています。w
ただ、ビットレートが相当下がってるので本来のソレとは異なる
のですが、それでもこれだけ差があるのを見れば、4Kの凄さが解り
ます。
ちなみに、フルHDの映像と言うのは50Mbpsとかの割り当ても可能
なんですが、実際のトコロ、ビクターの製品で144Mbpsとかの割り当
てになっていたり、RAW 4:4:4とかでも結構凄い事になっているので
実際にF60 RSとかのRAW 4:4:4からポスプロで編集した元の絵と言う
のは、これよりも断然上だと言えます。
と言うのも、動画コミュにアップされる動画はロッシーなので変
換してあるわけですが、相当圧縮されていますから、モノ的に違う
訳です。なので、劇場の映像と言うのがテレビ折茂上なのは解像度
だけでなく、色空間と言う部分お差もある訳です。w
では、そんな4Kですが、
■ Blackmagic Production Camera 4K
http://www.blackmagicdesign.com/jp/products/
blackmagicproductioncamera4k
と言う製品があり、これが、数百万ではなく35万~40万円台とかで
出ている感じです。ボディーのみなので2.5インチSSDとEFレンズが
必要なんですが、明るい単焦点レンズが使えるのでレンズ選択でイ
ロイロ撮れる気がします。
とは言っても、やはり映像作る人じゃないと買わないプライスな
ので、4K遠いなぁと思われるかもしれませんが、実はGo Pro3でも
フレームレートは少ないのですが、撮影できます。
そして、ソノサンプルが出ています。
The Amazing GoPro 3 camera 4K !!!!!!!!!!
基本的にこのカメラは1920x1080では60Pが撮れるので広角だとよ
さげな製品(熱が凄いって話がありますね。)なんですが、4Kの場
合
■ 4K(3840x2160) | : 15fps |
■ 4K Cinema(4096x2160) | : 12fps |
の撮影が可能なんですが、上記の映像を見るとフレームレートの少
なさを感じないですから、映像はカメラのスペックやフレームレー
トではなく撮り方や作り方であると言うお手本みたいな感じですね。
ちなみに、このカメラを使う場合4Kもそうアンデスが、個人的に
は2.7Kから下の解像度に魅力を感じます。と言うのも
■ 2.7K(3840x2160) | : 30fps |
■ 2.7K Cinema(4096x2160) | : 24fps |
■ 1440p(3840x2160) | : 48/30/24fps |
■ 1080p(1920x1080) | : 60/48/30/24fps |
■ 960p(1280x960) | : 100/48fps |
■ 720p(1280x720) | : 120/60fps |
■ WVGA(848x480) | : 240fps |
基本的にどれも30Mbps前後のレートが当たるようで高画質なProTrue
の場合、45Mbps前後の品質が適応できます。これは720P以上の画質で
設定可能です。
この製品の一番フレキシブルな解像度と言うのは、1080Pで
解像度 | : 1920x1080 |
■ Npoomal |
Wide(約170度)
Medium (約127度)
Narrow (約90度)
|
■ ProTrue |
Wide(約170度)
Medium (約127度)
|
が利用可能となっています。それ以外の解像度は全部ワイドなので
170°と言う超広角撮影なんですが、フルHDのみフレキシブルに画角
調整が可能だったりする訳です。画角90°と言っても相当広角な部
類で実は35mm換算だとこれは18mmのレンズと同じです。
iPhone 4の写真のexif見ると35mmなんですが、アレが画角で言う
と54°です。となると、どこまで広いかが解りますよね。w
4Kの映像としてはフレームレートが倍だとしても90Mbpsなので、
むぅ~。と感じる部分はあるのですが、5万円未満で4K撮れる製品が
あると言うのは凄い事かなと。
ただ、ProTrueの場合、60P固定で撮影すると45Mbps前後で撮影で
きるので、超広角から18mmの広角までを使い分けてショットの撮影
が出来る感じです。と言うか水中ハーネスは全機種についてきます
から様々な映像が撮れる感じです。と言うか、170°もあると、リ
アルさに問題があるのですが、三脚立てて、これで前後の写真を撮
影すれば、IBL用の素材が作れそうな感じもしなくもありません。w
まぁ使い方はいろいろって感じですね。
実際には、GoProオンリーだと本当に撮る人の技量を問いそうな
感じがある(170°の広角って魚眼を伸ばしたイメージだから結構
広いし、人とか入れたフレーミングだと本当に小さく映りますから
ねぇ。18mmも広角レンズの特性が出るのでよるとそうした効果が出
るし引くと距離の伸張が発生します。)となると、シーンを選ぶ感
じです。そうなると撮る側の経験則と知識に依存する感じになりま
す。w
ただ、範囲が広いと言う特性があります。
4Kだと何かと別の製品と組み合わせてそれぞれの撮影プラン考え
ると言うのが得策かなと感じるのですが、オールラウンダーなカメ
ラなのは確かです。
こうして見てみると、撮影機材は増えてるのですが、編集環境は
高くなる傾向があります。
GoProとかソニーの競合製品とかはサポートしている低価格製品が
出ているのですが(あっ、ビクターもロケフリな製品出していまし
たね。)4Kの場合フレームレートが低いとはいえ結構重たいと言う
状態は変わりません。唯一の救いはEOSムービーよりもレートが低い
ので、4Kみたいにアレの倍あるようなのよりは作業しやすいと言う
のがあるのですが、そうした状況がある感じです。
ただ、映像を見ると、ロッシーでエンコードしてるので結構劣化
してるはずなんですが、品質がある程度残ってますし、そう考える
と、元が相当凄いとお言うのがうかがい知れます。
撮り方が難しいのでsが4Kもコンシューマに降りてきてる感じで
す。
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