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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

上官の命令

2015-09-16 13:03:55 | 国際・政治
・> この3ヶ月間の訓練において、「上官の命令は絶対」という思想を植えつけられます。命令が下れば主観が入り込む余地などなく、ただひたすらにその任に当たります。『服務の宣誓』においても、「私は…、一致団結、厳正な規律を保持し…、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います」とあります。上官の命令に従うことこそ、厳正な規律を保持することになるからです。


日本人には責任者 (上官) としての資質がない。
意思が無いので、責任感がない。
意思のあるところに方法がある。意思のない人には方法がない。

日本人には意思はないが、恣意が有る。恣意による命令が出る。
意思はセンテンスの内容であり意味がある。矛盾があれば議論にもなる。
恣意はバラバラな単語で意味がなく、矛盾もないので議論にならない。
意思であれば説明責任が果たせる。恣意であれば説明責任は果たせない。’だって、本当にそう思ったのだから、仕方がないではないか’ということになる。それで終り。正しい (矛盾を含まない) 考え方の教育というものはない。正しい考え方は、センテンスを作ることから始まる。

意思のない社会では、皆が頼まれ仕事をしている。説明責任をとれる人が見当たらない。
この国がひっくり返った時にも、責任者は出なかった。ずるがしこく見える。
とかく、この世は無責任。上官は愚鈍、隊員は愚直か。上官は自分の命令に責任がとれるのか。


日本人には意思が無い。だから、優柔不断・意志薄弱に見える。
意思が無ければ、責任は果たせない。
意思を示せば当事者となる。示さなければ傍観者となる。
我が国は、世界の中にあって、世界に属していない。


ハンドルのない自動車か。ブレーキの利かない新幹線か。
操縦不能で、日本人の社会は動く。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから。
人間教育のあり方を、今一度考え直さなくてはならない。



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理念の重要性

2015-09-16 05:48:07 | 教育

・> 先に私は、自由とか人権とかの理念が現在ではほとんど抵抗なしに日本人に受け入れられていると言った。この「抵抗なしに」が、今の私にはかえって恐い。日本人はとかく自分より高い文明をもっていると思われる外国のものを「抵抗なしに」受容する。

有難いお題目のようなものか。日本人は、向上心があるので上のものを求めている。
自由とは、意思の自由のことでしょう。日本人には意思が無い。意思は未来時制のセンテンスで、日本語には未来時制が無い。だから、日本人には意思が無い。無意志であることは自由・不自由の次元を超えている。不自由を常と思えば不足なしか。

・> それは日本人の長所であると同時に短所でもあった。抵抗なしに受け入れたものには、深い理解も執念もない。したがって、また抵抗なしに手ばなすことも可能であろう。

日本人は、無哲学・能天気である。日本語には時制が無いので、非現実の内容をセンテンスにすることができない。センテンスが重要である。センテンスが無ければ、意味もなく、矛盾もない。非現実の内容は、頭の中にある考えである。あえて日本人が非現実を口にするならば、それはこの世の真っ赤な嘘になる。

・> 私はこの理念の重要性を認識し、評価しているつもりである。しかし、それであればこそ、日本人の立場から、深く検討したり、吟味したりしながら、つまりできるだけ「抵抗」しながら、本当に真剣に受け入れるべきではないかと思う。

同感です。考えもなく言動する日本人は浅はかですね。無哲学・能天気では真剣になれない。哲学は空想・妄想になる。
真面目になるには、言語に時制が必要である。英語を学んで、我々は考えを深くしよう。



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